最近、グラベルロードについての問い合わせメールが多かったりしますが、ジャイアントは2019年モデルとして新型のグラベルロードを投入してきました。
その名もREVOLT(リボルト)。
以前はアルミフレームとして存在したリボルトですが、2019年モデルではカーボンフレームとなってモデルチェンジしています。
2019 GIANT REVOLT ADVANCED2
こちらがカーボンフレーム化したREVOLTです。
いろいろ調べてみましたが、2018年モデルではREVOLTがなく、2016年モデルまではどうもあったようです。
2016モデルのREVOLTはアルミフレームのグラベルロードでした。
北米を中心としたグラベルロード人気によって、2019モデルではフルカーボン化した上で登場したのがリボルト アドヴァンスドです。
特徴として言えることですが、過去のアルミフレームのリボルトは、グラベルライドに適したフレームでしたが、ロングライドなどの拡張性を意識してフェンダーやリアキャリア対応だったようですが、2019モデルのカーボン版リボルトは、あくまでもグラベルロードの競技に特化しているようです。
オフロードでの快適性と走破性を兼ね備えたグラベルロードというわけですね。
ハンドルもグラベルロード専用品です。
上ハンドル部分が5度バックスウィープし、下ハンドル部分が8度フレアした形状。
シートポストは快適性重視でD-FUSE採用です。
REVOLT ADVANCED2のスペック
メインコンポは105でまとめているようです。
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
クランク | PRAXIS ALBA 2D 32/48T |
STI | 105 |
FD,RD | 105 |
スプロケ | 105 11-34 |
ブレーキ | GIANT CONDUCT SL HYDRAULIC DISC BRAKE SYSTEM(機械式油圧ディスク) |
タイヤ | GIANT CROSSCUT GRAVEL 1 700x40C Tubeless Ready |
定価(税別) | 25万 |
ブレーキがちょっとわかりづらいのですが、105の油圧ディスクではありません。
普通の105のレバーを使い、ワイヤーで操作するジャイアントオリジナルの油圧ディスクブレーキになっています。
せっかくR7000系では油圧ディスクが登場しているのですから、ここは105油圧にしてほしかったところ。
タイヤは標準装備で40cのチューブレスタイヤです。
フレームのクリアランスは45cまで対応しているそうです。
以前のアルミ版リボルトがツーリング向きのグラベルロードだとしたら、新型のリボルトは競技向きなグラベルロードと言ってもいいでしょう。
もちろんツーリングで使えなくはないでしょうけど、荷物の積載などを考えると金属フレームのほうが許容度は大きいかと。
グラベルグラインダー
海外ではグラベルグラインダーという競技がそれなりに流行ってきているようで、シクロクロスともちょっと違うオフロードレースです。
シクロクロスは本格的な山道やバイクを担いで走るような場面すらありますが、グラベルグラインダーは砂利道程度のオフロードを長距離走るレースのようです。
こういうの見ると、ロードバイクとは違った走行スキルが必要ですね。
下手な奴が乗ると、コーナーリングで転ぶでしょうw
日本にはこのようなオフロード走行できそうな場所自体があまりないような気もしますが、ちょっと面白そうな分野ですよね。
今のところ、私の印象では日本でグラベルロードを求める人の多くは、舗装路メインのツーリング的な走り方が多いような気がしています。
振動吸収性はいいし、荷物の積載量もロードより行けるし。
こういうグラベルロードとしての競技も面白そうですよね。
各社グラベルロードを出していますが、レース向きのグラベルロードもあれば、ツーリング向きのグラベルロードもあります。
なかなか面白い時代になってきました。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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