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リム幅の違うホイールとローラー台について。変速調整が必要?【質問いただきました】

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リム幅が違うホイールとローラー台について質問を頂きました。

現在ミノウラのFG220の購入を検討しているのですが、使用しているホイールがレーシングゼロのC17で、完成車に付属していたホイールがカムシンC15になります。
FG220を使用するにあたりコンチネンタル4000S2を装備したレーシングゼロは少々勿体無いと思い遊んでいるカムシン用にスプロケットとローラー用のタイヤの購入を検討しているのですが、C17に合わせて調整されているロードバイクにC15のホイールを使用するのはやめたほうがいいのでしょうか?
お聞きしたいのは変速についてです。
変速しにくいだけならいいのですが、チェーンが脱落してカーボンフレームにダメージを与えたり、チェーンの寿命が早まったりしないか心配です。
素直にC17のリアホイールを買うべきでしょうか?





回答いたします。

全く問題はありません

まずミノウラのFG220というのは、このようにフロント固定のハイブリッドローラー台です。

リアが3本ローラーの要領で使うタイプです。

 

で、レーゼロとGP4000S2がついているホイールを使うのはもったいないので、カムシンとローラー台用タイヤで使いたいそうです。
レーゼロがC17(ワイドリム)、カムシンがC15(ナローリム)というお話ですが、リム幅は何ら関係ありません。

リム幅はあくまでも使えるタイヤサイズに制限がかかる程度の話で、変速には一切関係ないからです。

 

ホイール側で変速に関わる部分はスプロケットですが、これはハブについているため、C17だろうとC15だろうとそこは関係ありません。
C17だからハブもワイドになっているとかそういうことは一切ありませんし、ハブがワイドになっていたらフレームに嵌まりませんし。
C17だろうとC15だろうと、ロード用のホイールならばエンド幅は130mmで同じです(リムブレーキ用ホイールの場合)。
なのでC17というリム幅に合わせて変速調整されているわけではなく、あくまでもレーシングゼロというホイールに合せて変速調整されているので、リム幅は関係ありません。



ホイール変えると変速がズレることも

レーゼロはフルクラム、カムシンはカンパニョーロなので同じ会社になります。
フルクラムというのはカンパニョーロの別ブランドですので。

 

同じ会社だから恐らくは無調整でそのままホイール付けて使えると思いますが、ホイールによっては変速調整が必要となる場合があります。
これの理由ですが、ホイールによってはフリーボディの位置が大きく違う場合があるからです。

 

フリーボディというのは、スプロケが付く場所です。

ここにスプロケが付くわけですが、

フリーボディの位置がホイールごとに微妙に違う場合があります。
その場合、トップ側とロー側のアジャストボルトを回して調整しないと、変速がうまくいかないこともあります。
これは正直なところやってみないとわかりません。

しかし同じ会社のホイール同士ならアジャストボルトでの調整が必要になることはマレです。
なので恐らくは無調整で使えると思います。

当たり前ですが、ローラー台に乗る前に、ホイール変えたら変速がきちんとするかスタンド上で確認することです。
今レーゼロにつけているスプロケと大幅に歯数が違うものを持ってきた場合には、やはり調整が必要になる場合もあります。
なので同じ歯数のスプロケを付けたほうが楽ではありますが、この機会に違う歯数のスプロケを買ってきて、外を走る時にもコースによって使い分けるという考え方もアリです。

一応、リム幅が変わるのでブレーキについては調整が必要になりますが、ローラー台に乗るだけならブレーキなんて使いませんし、ブレーキの調整はしなくていいでしょう。

自分の場合はそのままのタイヤで

私の場合ですが、そこまでローラー台の使用頻度が高いわけでもないことから、ホイールとタイヤは普段使っているものそのままです。
まあ、そこまで削れる感じはありません。
ローラー台使うことでタイヤが異常に摩耗した形跡もないので、そのままにしています。

ローラー台ならハイブリッドローラーか3本で

前にも書いたことですが、固定ローラー台というのは、フレームに対してかなりの負荷がかかります。

カーボンフレームで固定ローラーを使ってはいけない理由
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 手軽に家でトレーニングできるローラー台はとても人気があります。 ローラー台には固定ローラーと三本ローラーがあります。 三本ローラー 三本ロ

外を走っているときって、ペダリングに応じてフレームは変形しています。
ハイブリッドローラーに乗ってみてもわかりますが、特にチェーンステイがペダリングに応じて動きます。

 

固定ローラー台の場合、リアエンドが固定されてしまうので、ペダリングによって生じたフレームの捻じれの逃げ場がなくなってしまうため、チェーンステイが割れやすくなります。
これについて、長年使っているけど割れてない!という人もいますし、実際に割れた事例はネット上でいくらでもあります。

 

高額なダイレクトドライブ式のタイプでは、わざと左右に揺れることでフレームへの負荷を減らしているものもあるようですが、もがくのはやめたほうがいいと思います。

 

私が使っているハイブリッドローラーでも、ダンシングしたら恐らくはフォークに無理がかかると思います。
とても怖くてできません。

 

最もフレームに負荷が少ないとしたら、やはり3本ローラーでしょうか。

 

今のところ、マンションでFG220を使うときは、大型のマット+振動吸収のマットを2枚という体勢でやっています。
大型のマットを敷いて


ローラー台の足の部分やローラー部の下には振動吸収のマットをさらに2枚。(画像では一枚になっていますが)

これで振動自体はほぼ問題ないと思いますが、どちらかというとうるさいのはチェーンノイズかなと。
外を走る時はチェーンノイズは聞こえませんが、室内で静かな環境だと結構うるさいもんです。

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ちなみにFG220は負荷が弱いので、そこそこ負荷をかけてトレーニングしたい人はFG540のほうがいいでしょう。

 

あと、ローラー台では汗がかなり出ます。
汗がヘッドパーツに垂れるとベアリングが錆ついて死んでしまうことが多いので、ヘッドパーツ付近に保護を掛けるか、

 

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ヘッドバンドなどを使い汗が垂れないようにしたほうがいいでしょう。
私はHALOのヘッドバンドを付けてローラー台に乗ります。

このヘッドバンドを使うと、汗が真下に垂れずに横に流すので、汗がフレームの左右に落ちます。

ヘッドバンドを使い、かつヘッド付近にタオル掛けたりしてやったほうがいいでしょうね。

 




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