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先日のGEAROOPのミラーについて【セッティング編】

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先日のGEAROOPのミラーについてですが、
http://roadbike-navi.xyz/archives/9481

 

ハンドルバーの上の位置というのはわかったけど(画像は【上】の位置です)、

ハンドルバーの下の位置というのがよくわかんないという声を頂いたので、また取り上げます。



ハンドルバーの下の位置

厳密に言うと、ハンドルバーの下というより、ハンドルバーとほぼ同じ高さでやや下という感じです。

 

遠くから見るとここ。

近づくとこんな感じ。

こんなところに付けたら見えなくね?と思うかもしれませんが、実際に乗っているときって、顔はもっと前ですよね。
なのでこんな感じで見えます。

違う角度からするとここです。

で、この位置だと、ミラーの鏡面の上端に、ハンドルバーがわずかに写り込んでいます。

 

ハンドルバーの上の位置だと、どうしてもハンドルバーが鏡面の3分の1くらい写り込んでしまうので、実効視野が狭くなるんです。

これについてはいろいろ試したのですが、ハンドルバーが写りこまないようにすればするほど、後方も見えない角度にしかならないと思いました。
もしかしたらうまいセッティングが出来る人もいるかもしれませんが、これについては何度試しても鏡面にハンドルバーが写ってしまい実効視野が減ります。

 

この角度だとハンドルバーがさほど写ってないのですが、

角度的に後ろの車両は見づらい感じがしました。

下の位置での問題点

ハンドルバーの下の位置についてですが、ここでも実は問題はあります。

何が問題かというと、ペダリングしていて右足が上死点あたりで、膝がガッツリ写り込みます。
なので、1分間に90回程度膝が鏡面の大半を邪魔します。

 

すみません、前回はここをすっかり書き忘れました。
ただ、なんだかんだこの位置が一番右後方が見やすく、それでいてハンドルを握る位置も制限されないのかと。

 

前回、もう一個のバーエンドミラーとの比較でこう書きました。

クランプ型 バーエンド型
メリット ・視線を落とさずにミラーを見ることができる(サイコンを見る程度)

・ロードバイクを壁などに立て掛けても、ミラーはズレない

・ハンドルを握っても邪魔感がない

・バーエンドライト付きなので、夜間などの視認性は上がる

デメリット ・ハンドルの肩はかなり握りづらくなり、上ハンドルはやや窮屈になるが握れる ・視線をかなり下に落とさないとミラー確認できない

・壁にロードバイクを立て掛けると、ミラーがややズレる(すぐに修正可能)

実はこの時よりもさらにミラーの位置を下げて走ってみたのが、今回の記事での画像の位置です。
ここまで下げると、上ハンドルとブラケットの間、ハンドルの肩の位置でもほぼ邪魔感はありません。
全く邪魔感がないかと聞かれるとそれはノーですが。

 

で、バーエンドタイプの場合、ミラーを見ようとすると、ほぼ下を向く感じになります。
よく下手な乗り方している人って、下ばっかりみているからフラフラするのであって、ミラーを凝視しようとすると、バーエンドタイプだと、ふらつく人もいるかもしれません。

 

そう考えていくと、クランプ型の【ハンドルバーの下の位置】がベストなのかなと思いました。
ペダリングで膝が1分間に90回ほど邪魔しますが、それを考えてもこっちのほうがいいかなと。

 

クランプ型のいいところですが、要は薄いものであれば、何でも挟んで固定できます。

なのでSTIのカバーに取り付け出来ます。
落ちそうなので、固定はかなり強めにしたほうがいいでしょう。

ちなみにこれと同じクランプ型のベル、こっちは愛用しています。

ワイヤーにつけてますが、走行の振動でワイヤーって上下動するので、ミラーについてはワイヤーに付けると気持ち悪いしズレルかもしれません。
大きめの凹凸踏むと、ベルが勝手に鳴ってますので。

いいミラーってないですが

ミラーで人気があるタイプって、バーエンドタイプなのかなと思います。

このミラーを使ったことがあるという方が言ってましたが、ロードバイクを壁に立て掛けるとズレるという話です。
GAEROOPのバーエンドミラーは、固定がしっかりしているので、立て掛けてもズレにくいです。

ただし、ドロップハンドルのバーエンドって、実際に乗っているとき、顔(目)の位置とほぼ同じくらいに来てますし、深い前傾取っていれば、バーエンドは自分の目よりも後方になります。
そうなるとミラーを見るときにだいぶ下を見る形になるというのが難点かなと。

 

その点、こっちの位置だと、サイコン見る程度の視線の動きで見れます。

難点は、ペダリングで膝がしょっちゅう登場することでしょうか。
しかし、膝の登場回数のことを考えても、個人的にどっちを使いたいかと聞かれたら、クランプ型ですかね。

バーエンド型は見るのに結構下を向くので、それが好きになれませんでした。

 

このあたりは一長一短なので、どっちがいいかは人それぞれかもしれません。

クランプ型をフラットバーに付けられるか?

クランプ型をフラットバーの自転車(クロスバイクなど)に付けられるかですが、まずは挟み込める場所がないと無理です。
STIだとカバーが付いているので挟めますが、フラットバーだと難しいかと。

 

あと、このクランプ型は関節部が二カ所ありますが、

STIのカバーのように、前後方向のところに付けるならミラーが後ろに向くようにセットできると思いますが、左右方向のところに付けたら、恐らくミラーはおかしな方向しか向かない気がします。
フラットバーの自転車を持ってないのですみません(試してません)。

 

一度使い方がよくわかってなかったときに、こんなところにも付けてみましたが、

ミラーの角度がこれより上に向かなかったので断念してます。
ちなみにこれを試したときは、まだミラーを【右側通行の国用(メーカー出荷状態)】のときです。

GEAROOPのサークルクランプミラー、正しい使い方が分かりました。左側通行の国でも使えます。
以前、GEAROOPのミラーの中で、サークルクランプミラーというものについて、【これは右側通行の国向けの商品ではないか?】と書いたのですが、 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({})

メーカー出荷状態では右側通行の国向けになっているので、そのまま付けようとすると、こんな位置にしかできません。

もちろん邪魔でハンドル握れませんw

 

フラットバーの方は、普通にバーエンド型じゃないと無理だと思います。

そんなこんなで

ぶっちゃけますと、正直ミラーについては当初興味がなく、サイクリングエクスプレスさんより提供頂いた時も、最も興味がなかったパーツ第一位でした。
(すみません・・・)

 

長年ミラーなしで乗ることに慣れていて、後方確認は直視と音でやっているわけですが、クランプ型については使い方がわからなくて、悔しくてムキになっていろいろ試してました。
で、いろいろ試した結果としては、後方をミラーで確認したいということと、視線をなるべく下げたくないというなら、クランプ型はアリです。
バーエンド型よりも下を向かない分安全かと。

 

というよりバーエンド型で大きく下を向くくらいなら、後ろを直視したほうが早いんじゃね?というのが私の感想です。
でもバーエンド型はよく見かける気がします。

個人的には、バーエンドはライトのほうはオススメしたいところです。
ミラーなしのライトも売ってます。

gearoop HandleBar End Lights 2.0 – CRU

ミラーを使いたい方は、クランプ型ならアリだと思いました。

 

こっちがバーエンド型。

gearoop Bar End Mirror with Bar End Light

 

こっちがクランプ型。


gearoop CircleClamp Mirror サークルクランプミラー

サイクリングエクスプレスの場合、アマゾンなどとは違ってこれ単独で買うとそこそこ送料がかかると思いますので、何かのついでに買うといいでしょうか。
もしくは欲しい人が仲間内にいたら、みんなで合せて買うか。

 

今回の商品は、サイクリングエクスプレスの提供商品です。
こんなにミラーについて論ずる日が来るとは思ってもみませんでしたがw
ロード乗りの方も、ミラーなんて要らないと思っている人も多いと思います。
私自身も実はそうなのですが、これならまだ許せるかなという感じです。

 

峠の下りとかでスピード出ているときに、後ろからトラックなどの大型車が来ていることってありますよね。
バーエンド型だと大きく下を向くので、スピード出た下りでは危ない気がします。
もちろん、このクランプ型でも、例えばスピードが50キロとか出ている下りで見るかと聞かれたらノーなんですが、大きく視線を動かさなくても見ることができるという点ではメリットが大きいと思いました。




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