初心者が揃えるべき備品について質問を頂きました。
出来れば、管理人さんが初心者の頃の話も踏まえてお願いしたいです。
私の話は参考にならないと思いますが、回答します。
私の初心者時代
私のケースは参考にならないと書いたのですが、私の場合、最初がクロスバイクだったからです。
通勤目的でクロスバイクを買ったのが最初なので、その辺を差し引いてみてもらえば。
まず、最初にクロスバイクを買ったときですが、一緒に買ったのは空気入れとフロントライトだけです。
買ったショップと自宅が2キロくらいしかないので、空気入れは紐で背中に縛って持って帰った記憶があります。
最初はヘルメットも買ってません。
なので参考にならないと思うのですが。
最初に買ったパーツと言うと、サイクルコンピューターですかね。
記憶では、クロスバイクを買った翌日か2日後に買ったような気がします。
当初、クロスバイクを買ったときも、サイクルコンピューターは勧められました。
当初は特にそんなもんは無くてもいいやと思ってましたが、通勤で一回クロスバイクに乗った時点で、既に欲しくなってました。
クロスバイクを買って2週間後に、32cタイヤを28cに交換しました。
クソ重いワイヤービートのタイヤ(カタログ智で550g)を、パナレーサーのT-SERV PT28c(280g)に交換したのですが、これに合わせてタイヤレバー、替えのチューブ、サドルバッグ、携帯用ポンプを買った記憶があります。
T-SERVに交換したときは、正直すげーと思いました。
いいタイヤでしたが、もう700cは作ってないみたいですね。
その後、最初に買ったフロントライトの性能に満足いかなくて、当時最強クラスだったキャットアイのエコノムフォースと、それより少し落ちるランクのライトを買い、リアライトもその頃買った記憶があります。
いいライトを買った理由は、通勤の帰りが脆弱なライトだと怖すぎたというところです。
ヘルメット買ったのは、たぶんクロスバイクを買ってから2ヶ月後位だと思います。
もうその時はドップリ嵌っていて、輪行先の下りが怖すぎたからヘルメットを買いました。
オイルとか買ったのも、その頃(クロスバイクを買って2ヶ月後くらい)だと思います。
当時はネット上で今ほど自転車情報が溢れていたわけでもなく、このあたりホント知識もなく、毎日乗ってました。
Co2インフレーターと手組ホイールを買ったのは、たぶんクロスを買って半年後くらい。
あるとき、ロングライド中にパンク頻発して、出先でたまたま立ち寄ったショップでCo2インフレーターの存在を知り買いました。
手組ホイールは、お世話になっていたショップで勧められて即決購入。
ビンディングペダルは、そのさらに一ヶ月後とかだと思います。
SPDペダルです。
その頃にはサイクルジャージ着てました。
これはサイクルジャージにはバックポケットがあることを知って、肩こりがひどい私にはどうもバックパックが耐え切れなかったのでサイクルジャージに詰めればいいやと思って買ったはず。
クロスバイクは、1年8か月くらい乗っていたのですが、クロスバイクを買って早い段階でロードバイクを買おうと決めてました。
ただし、クロスバイクももうちょっと乗り倒したいなと思っていたので、当時はクロスバイクで月間1200キロくらい走ってました。
通勤で往復20キロくらいが週4回くらい、そのほか週に2回100キロずつ走る感じです。
今考えても、クロスバイク時代が一番走ってましたね。
で、最初がロードではなかったこともあって、必要に応じて買い足していっただけなんで、私の話はさほど役に立たないのかなと・・・
グローブは早い段階で買って使っていた記憶がありますが、あまり印象にありません。
こういう感じだったので、ロードバイクを買ったときは、ロードバイク以外に買うものがありませんでしたが。
1つ反省すべき点は、最初からヘルメットの重要性に気が付くべきだったことですかね。
最初に揃えるべきもの
ロードバイクの場合、ペダルが付属しないことが多いので、ペダルは必須です。
最初からビンディングである必要はないと思ってます。
というのも、ママチャリしか乗ったことがない人間にとって、ロードバイクって不安定に感じるでしょう。
最初はフラぺで、まずはロードバイク自体に慣れたほうがいいです。
なので安物フラットペダルで十分。
ヘルメットは買ったほうがいいですね。
グローブも。
あとは空気入れ(家用)と、フロントライト。
夜間に走ることがないなら、最初はリアライトではなく反射板でもいい気がします。
反射板は、メーカーによっては付属してくるでしょうし、付属してこないなら安くていいのでリアライトを。
なのでまとめると、最初に必須なのは
・ペダル(フラットペダルで十分)
・ヘルメット
・グローブ
・空気入れ
・フロントライト
・リアライト(反射板が付属して、夜間に走ることがないなら最初はなくてもいいかも)
とりあえず、これだけあれば最初は十分です。
あえてパンク修理時のチューブやタイヤレバー、携帯ポンプを入れてないのですが、最初から買ったほうが確かにいいです。
ただし、使い方わかんないなら、買っても役に立ちません。
最初からバリバリ100キロ走るなら別ですが、とりあえずロードバイク買って3回目のライドくらいまでに揃えて、家で練習するくらいでも遅くはないかと。
オイルなどのケミカルについても、最初から買う必要もないです。
とりあえず、300キロくらい走ってから考えても遅くはないです。
で、この記事では、あえて【必要最低限の範囲】で書いてます。
本来、夜間には走らないとしても、トンネルだとかでは反射板よりもリアライトのほうが安全度は高いでしょうし。
パンク修理用具も、最初からあるに越したことはありません。
それでもあえて、かなり抑えた内容にしたのには理由があるのですが、ロードバイクに乗ってみたいと思ったときに、ロードバイク自体の値段の高さもそうなんですが、初期費用でかかる備品代の高さに驚く方も多いようです。
先ほど挙げた、
・ペダル(フラットペダルで十分)
・ヘルメット
・グローブ
・空気入れ
・フロントライト
・リアライト(反射板が付属して、夜間に走ることがないなら最初はなくてもいいかも)
こちらについても、思いっきり安物で揃えれば、15000円くらいで恐らく行けます。
ウェアとかも、もし予算的に厳しいようなら、ユニクロのスポーツウェアとかでも何とかなりますし。
最初からビンディングペダルだとかシューズだとかウェアだとか、いろいろいいものを買おうとか思っていると、最初に買う備品台で10万超えます。
ですが、別に安物ジャージでも普通に走れますし、サイクルジャージではない人も時々見かけますし。
安いパーツの例。
出来ればヘルメットについては、中華激安系は避けたほうがいいと思いますが、無いよりははるかにマシ。
安いライトも探せばあります。
で、安いライトを買って、通勤通学の帰り道、夜間走行を一度してみれば分かると思いますが、クソ怖いです。
私も実はこのクチで、最初はさほどライトの性能を気にせずに買ったわけですが、安いライトと高いライト、夜間走行する上では雲泥の差です。
なので夜間走行する予定がある人は、最初からそこそこの値段のライトを買っておいた方がいいです。
どうせ安物を買っても、すぐにいいライトが欲しくなるのは目に見えてます。
ところが夜間走行しない人にとっては、それほど重視すべきパーツとも言えません。
で、最初にロードバイクを買ったときに、どれくらいのパーツが後から欲しくなるのかについては、ホント分かりません。
私にしても、クロスバイクを買ってかなり早い段階から輪行とかしてましたが、クロスバイクを買うと決めた時点では、単に通勤で使うくらいにしか思ってませんでした。
とりあえずいろいろ抑えれば、初期投資はそれほど高くなくてもロードバイクを始めることは可能です。
サイクルコンピューターも、ロードならあったほうがやっぱ楽しいと思いますが、最初から高性能である必要性もないです。
ただし。
サイクルコンピューターとかライトも、謎の激安中華製品はあります。
そういうの、すぐに壊れたという話も結構聞くので、キャットアイの一番安いのとかでいいので、信頼のキャットアイから選んだほうが最初はいいと思います。
最初からどこまで揃えるか?
今回相談メールされた方は学生さんだそうですが、どうしてもそれほど資金力が豊富というわけではないので、妥協するところと妥協しないで欲しいところはあります。
夜間走行しないなら、ライトは最初はキャットアイの安いものとかでいいでしょう。
その代わり、夜間走行することになるなら、それなりにライトはお金掛けたほうがいいです。
安心感、安全性が全く違います。
歩行者や車から見ても、ロードバイクの存在が気が付きやすくなりますし。
ヘルメットについては、一般的に、高ければ高いほど軽量化されています。
メーカー的には、安全性は安いものでも高いものでも差が無い、という感じのようですが、激安中華製は根本的に信用できるものなのか不明なので、やめておいたほうがいいでしょう。
グローブとか空気入れは、安物だから困ることはあまり無いような気がします。
グローブは、高いものだとフィット感とか違いはあるでしょうけど。
空気入れも、高いものはよく出来ているなぁと感じますが、最初からこだわるポイントではないですし、経験積んでいいものが欲しくなったときに買えばいい。
ペダルについても、とりあえずはフラットペダルでいいです。
こういうのも、ロードバイクを買ったショップに、安いペダルがあるでしょうから、それを買えばいいです。
ビンディングにしてみたくなったら、資金的に厳しいようなら、中古屋を探すと状態がいいものが見つかることもありますし。
人それぞれこだわったほうがいいポイントはありますが、ヘルメットなどの保安部品については、マトモなメーカーのものを選ぶこと。
死んだら意味がありませんし。
いろいろ工夫すれば、安く仕上げることは可能です。
<追記>
すっかり忘れてましたが、自転車保険に加入することはもはや必須です。
自転車事故の場合、賠償金が高額になる傾向があり、小学生がお年寄りに突っ込んで事故では、賠償金は9600万になりました。
なので最低でも限度額1億円の保険は必須。
AU保険が一番充実していると思いますが、家の火災保険の付帯事項や、自動車保険の特約などでカバーされることもあります。
なのでまずは今加入している保険の内容を見て、自転車事故がカバーされていないなら、保険機加入をお勧めします。
<追記>
すみません、ベルをすっかり忘れてました。
ベルの装着は義務ですので、何でもいいのでお買い求めください。
コメント
自転車事故に対応した保険にも入っておいた方がいいですね。
管理人さんが過去にも紹介しているので調べたら出てくると思います。
コメントありがとうございます。
すみません、すっかり忘れてました。
後で追記しておきます。
ベルは自転車買ったときに付いてるから、改めて用意するものではない…という主旨で、記事では言及しておられないのかもしれないのですが、「最初に準備するもの」にベルが含まれていないのは、なんとなくモヤっとします。
すみません、完全に失念しておりました。
追記しておきます。
あと、存在しないアドレスを打ち込むと、システム上の問題で、以後コメント出来なくなることがあるので、お気を付けください。