この意見について危機感がありまして、
青信号=安全、じゃない。
「自分は大丈夫」が一番危ない。
交差点確認をサボりがちな教習生、全員に見せたい動画。 https://t.co/HRMZYujb7F— ツキノワプロダクション(from 月の輪自動車教習所) (@tsukinowapro) February 5, 2026
撮影車がこの事故を回避するには、右折中にも左側を確認していないと不可能ですよね。
人間の視線は同時に複数の方向を見ることはできないのだから、この場合には交差道路左側から交差点に向かう車両があったとしても、赤信号で止まることが通常だと信頼し、安全確認はあくまで自車進行方向に向かわないとダメなのよ。
そうじゃないと、仮に横断歩行者がいたときに衝突しちゃうだろうし、路上横臥者がいたら轢過してしまう。
安全確認は大事ですが、当然のように優先的に確認すべきことがある。
左側を全く視認しなくてよいという意味ではない。
左側から進行する車両が赤信号で止まる気配がないことを現認したなら、当然一時停止するなどして衝突を回避する義務がある。
しかし人間の視線は同時に複数の方向を見ることができない以上、この場合は赤信号の左側を「注視」する必要はなく、注視すべきは進行方向なのよ。
結果論者の人は、結果から逆算したがる。
左側を注視していれば、この衝突は回避できたかもしれない。
しかし、この事案を念頭に左側を注視していた結果、横断歩行者をはねたら本末転倒も甚だしい。
結果から逆算して考えることは、安全運転というよりも自己満足に繋がりやすい気がする。
この交差点を青信号で右折する際に注視すべきはなんですか?
赤信号無視して交差点に進入する車両を予見して注視すべきですか?
ちなみに保険会社がいう「100:0は珍しい」という意味は、このような事故のときに、信号灯火がどうだったのかを立証することができず、「黄色進入だった疑いを排斥できない」という判断になるからじゃないかと思われる。
特に人身損害については、自賠法3条の規定により、無過失を証明しない限り賠償責任がある。
つまり自分が青信号、相手が赤信号だと立証しないと、相手が負ったケガについては賠償責任が生じるのよね。
ドラレコの普及は無過失の証明をしやすくしたと考えられる。
そして結果から逆算して考えることは、必ずしも安全運転に繋がるわけではなく、自己満足にしかならないことがある。
さて、この交差点を青信号で右折する際に、注視すべきはなんですか?
全く左側を見る必要がないという話ではない。
チラ見程度の安全確認で足りる「赤信号側の安全確認」。
注視すべきは進行方向なのよ。
こんな事故もあるから気をつけよう、という意味で「左側をチラ見」することは必要。
しかし注視すべきはそこではないし、自分なら避け得たと語る人ほど結果論者の思考回路としか思わない。
そう思いませんか?
人間は複数の対象を注視することなんてできないのだから、注視すべき対象に順位があるのは当たり前なのよね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


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