昨日書いた、自転車道での正面衝突事故の件ですが、

違う報道では、事故原因として【電動アシスト自転車の逆走】であったそうです。
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事故原因について
こちらで報道されています。
事故が起きたのは、10日午後5時半ごろ。名古屋市中区丸の内の“自転車専用レーン”で、電動自転車とロードバイクが正面衝突する事故が起きました。
警察によると、男性は自転車道の左側を走行中、前から女性が乗る自転車が逆走しているのを確認。男性はぶつかると思い、とっさに右側に移動しました。
すると、女性も反対側の車線に移動し、そのまま正面からぶつかったといいます
ロードバイクに乗っていた男性にけがはありませんでしたが、電動自転車に乗っていた女性(69)が頭を打ち、病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00010006-sp_ctv-l23
ということで、ママチャリが自転車道の中を逆走してきて、ロードバイクが避けることができなかったということが事故の原因のようです。
こちらに映像がありますが、
ママチャリ側のフレーム右側、BB付近(ダウンチューブ)にタイヤ痕みたいなのが付いていますが、報道とも合致しますね。
自転車道について
この件で、【自転車道を広げるべきだ、狭過ぎ】というメールを頂いたのですが、これはむしろ逆です。
これについては近日中に改めて記事をアップしますが、自転車道が狭い理由はちゃんとあります。
今回の件ですが、逆走ママチャリが一番悪いのですが、ロードバイクがどれだけのスピードが出ていたのかも気になるところです。
こういう構造の自転車道は、マナーが悪いママチャリがいることを想定して徐行するしかないですね。
前の記事でも書きましたが、ここは道路交通法上の自転車道になるので、この区域は車道を自転車が走ることができません。
車道を走っていたロードバイクも、自転車道があれば自転車道に強制的にピットインしないと違反になってしまいますので・・・

ママチャリの人たちは自転車道でもいいんですが、スポーツサイクルは自転車道がある場所でも、車道走行も選択可能とか法改正してもらいたいですが、道路交通法ではどちらも普通自転車になっています。
何をもってスポーツサイクルと言うのか定義できませんから、自転車道では徐行するしかないでしょう。
あと、ママチャリの暴走についても、そろそろ抜本的な食い止める策が必要だと思います。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
いつも拝見しています。
通勤をクロスバイクで市街地を片道4kmサイクリングロードを6km程走っていますが、ママチャリさんのマナーの悪さに驚きます。逆走は茶飯事でブラインドコーナーを突っ込んでくる、無灯火しかも後ろ座席に子供が乗っている。路地のような歩車道の区別のないような道は走らないか、徐行するに限ります。本件のようにママチャリが悪くてもけがをさせれば、行政処分、民事訴訟の対象になりこちらの生活もこまりますから。
コメントありがとうございます。
この件、被害者が違反していたわけなので、ちょっとややこしいんですよね。
こういうケースでも、怪我させたという事実は変わらないので・・・
前後に子供乗せて信号無視するママチャリもいます。
自衛策としては、とりあえず自転車保険は必須ですね。