小学生のお子様向けのロードバイクをお探しの方は、あまりの選択肢の少なさに愕然とすることでしょう。
しょうがないです。
ジュニアロードバイクについては、正直なところ需要が少なすぎるため、ほとんどのメーカーは作ってすらいません。
そんな中で、日本発のブランドであるコーダブルームが出しているFARNA24がなかなか良さそうだということでご紹介いたします。
FARNA24のスペック
フレーム | アルミ |
フォーク | アルミ |
クランク | PROWHEEL 48/34
クランク長152㎜ |
フロント
ディレーラー |
FD-2400
(クラリス) |
リア
ディレーラー |
RD-2400-SS
(クラリス) |
シフター | ST-2400
(クラリス) |
スプロケ | シマノ13-26T(8s) |
タイヤ | 24インチ |
ブレーキ | シマノ R451 |
付属品 | ベル、リフレクター、
補助ブレーキレバー、 ペダル |
重量 | 9.1キロ |
適応身長 | 135~150センチ |
ジュニア用ロードバイクなので24インチタイヤ採用。
適応身長が135~150センチなので、9歳~12歳くらいでしょうか。
ジュニアロードバイク選びで大切なこと
ジュニア用ロードバイク選びでは、フレームの素材とかフォークの素材だというのは正直なところ大きな要素ではありません。
もちろんですが、ジオメトリがどうのこうのとかもあまり関係ありません。
そもそもジオメトリで選べるほど車種もありませんし。
子供で最も問題になるのは、手が小さいということです。
そのためSTIのブレーキレバーではまともに握ることすらできず、STIでブレーキの制動力を発揮することはほぼ無理だと考えていいです。
したがってほとんどのジュニアロードバイクには、補助レバーがついています。
補助レバーはジュニアロードバイクでは必須のアイテムと言っていいでしょう。
次に、同じく手が小さいため、STIではまともに変速できない場合があります。
そのため、ジュニアロードバイクの中には、STIではなくハンドルにサムシフターを付けているものも多く存在します。
ところがです。
多くの子供は、パパの乗るロードバイクを見て、STIの変速がカッコいいと憧れます。
もうこれは仕方がない現象で、自然の摂理と言ってもいいくらいかもしれません。
このFARNA24では、サムシフターではなくSTIが採用されています。
恐らくは小学校高学年くらいだと、STIでブレーキをかけるのは困難な子がいたとしても、STIでの変速はそれほど困難ではないと思います。
なのでブレーキは補助レバーを使うことにして、STIはシムでレバーを近づけて小さい手でも変速しやすいようにしておけば、それなりに使えるはずです。
ジュニアロードバイクだとターニー7速モデルもありますが、クラリス8速だとちょっとだけ優越感もあります。
8速のほうがスプロケの選択肢もあるので、子供用にワイドなスプロケを入れることも可能。
車輪が24インチと小さいので、リア13-26Tでも十分な気もしますが、選択肢が多いということはジュニアロードにとって大切な概念です。
ちょっとの差で、乗れたり乗れなかったりしますから。
この感覚が、大人用のロードバイクとの大きな違いでしょう。
ジュニア用ロードバイクの場合、セッティングが命です。
大人以上にセッティングがシビアだと思ってください。
買ったら、パパと一緒にミリ単位でセッティングしていき、最適なポジションを探っていきます。
今なら定価67,000円⇒60,300円(税抜き、10%オフ)と割安で買えるので、ジュニアロード選びの選択肢としてコーダブルームも挙げてみてはいかがでしょうか?
カラーリングも癖がなくスッキリした感じで、万人受けしやすそうです。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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