チネリのホームページを見ていて気がついたのですが、知らぬ間にチネリからカーゴバイクが登場してました。
厳密にいえばチネリとLarry vs Harryのコラボレーションバイク。
チネリのカーゴバイクBullitt Vigorelli Limited Edition
Bullitt Vigorelli Limited EditionCinelli and Larry vs Harry are thrilled to announce a special collaboration of the Limited Edition BULLITT VIGORELLI.The...
Larry vs Harryというブランド自体に馴染みがありませんが、カーゴバイクでは有名なんですかね。
チネリからLarry vs Harryに協力を持ちかけたみたいに書いてありますが、イタリアのレジェンドであるチネリとカーゴバイクで定評があるLarry vs Harryがコラボレーションして誕生したのがBullitt Vigorelli。
限定生産でフレームセット25台、完成車25台のみ。
なかなか驚いたことに、完成車のコンポはGRX LIMITED。
https://www.larryvsharry.com/en/blog/bullitt_vigorelli_cinelli
「GRX LIMITED」って、アレです。
GRX810系(11速)になりますが、シルバーバージョンで日本ではごく一部のフレームビルダーとサイクルショップにしか卸されなかった、セット販売のもの。

まあ、シルバーバージョンなのにチェーンリングの消耗品販売はしないというシマノらしい謎ですが、チェーンリングが磨耗した際には「通常のブラックバージョンを買ってね!」という話でしたよね。
まあその話は置いといて、チネリの限定カーゴバイクが登場していたのは知りませんでした。
自転車で自転車を運搬するという謎動画が出ています。
カーゴバイクって全く詳しくないのですが、車輪の左右への動きなど安定性が高そうに見える。
まあ、日本でこれを入手することはできないでしょうけど、ドイツのCUBEなんかも本国サイトを開くと大量にカーゴバイクが並んでいたりするので、ヨーロッパではまあまあ普通の自転車なんですかね。
フレームキットの重量が11.7kg、完成車重量が23.9kg。
フレームはアルミですが、7005 T6 アルミニウム フレームとなっています。
あえて7005にして強度を上げているのだろうか。
日本でカーゴバイクは
日本でカーゴバイクは全く見かけませんが、どうしても日本だと歩道通行が可能な「普通自転車」が主。
非普通自転車はレアキャラ扱いです。
そもそも、適切な呼び方がないので私は「非普通自転車」と呼んでますが、自転車と呼ぶと普通自転車を連想する人が大多数だから仕方ない。
こういう自転車が日本で走ることは何ら違法ではありません。
積載物の制限はありますが。
日本では完全にレアキャラ扱いになるカーゴバイクですが、チネリのカーゴバイクを欲しがる人というよりもカーゴバイク自体を買いたいと思う人がほとんどいないのかもしれません。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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