強いブレーキングでガタガタするなら、即座にヘッドの増し締めを。

皆さん、メンテナンスしてますか?
当サイトを見ている方はきちんとやっている方が多いような印象ですが、チェーンを洗ったりはしっかりやるものの、ヘッドのガタについては無頓着な方もいます。

強いブレーキングでガタガタする気がするなら、即座にヘッドの増し締めを。
ブレーキングでガタガタするなら、だいぶやばいです。
本来はもっと前にやるべきメンテナンスです。

ヘッドの増し締め

ヘッドパーツは乗っているうちに、振動で緩んでいきます。
それを増し締めしましょうというのがヘッドのメンテナンス。

まず、ガタの確認です。
手順は、
・バイクの横に立つ
フロントブレーキを強く握り、バイクを前後に揺するように動かす
・ハンドル付近でガタを感じれば、ヘッドが緩んでます

このガタの感覚ですが、最初はよくわかんないかもしれません。
もしどれがガタの感覚かわからないなら、まずはショップに行ってガタがあるのかないのか教えてもらったほうがいいかと。

ガタがある場合、締めていきます。
どうでもいいですが、ヘッドパーツが汗で腐食していかないように、念のため保護用のシールを貼ってます。

すごくわかりづらいですが、透明シールが貼られています。
シール自体はこれです。

この中に丸い形をしているシールがあるので、貼ってます。
それ以外のシールは、チェーンステーとか、サイクルコンピューターのセンサー取り付けのところなどに貼ってあります。

で、ガタを取るときに、いきなりここを締めても意味はありません。

ここを締めることでヘッドのガタを取るわけですが、その下にステムが固定されているので、ステムの固定を緩めないとヘッドのガタが取れません。
なのでまず、ステムを一度緩めます。

うちのステムさん、面倒なことに六角ではなくて、トルクスネジです。
TNIのヘリウムというアルミ軽量ステムですが、これ、結構いいです。
100mmで90gという意味不明な数字をマークw

【インプレ】TNI ヘリウム6。軽量アルミステムならこれ!

話が逸れました。
ステムを緩めたあと、ここを締めます。

ここの締め付けトルクですが、要はガタが取れながらも締めすぎないことが大切です。
ここはトルクレンチでやってもいいのですが、先ほどの映像のように、ちょっと締めて、ガタの有無を確認して・・・という流れでガタが取れるまで締めます。

最後にまたステムを締めて、完了。
当たり前ですが、二本あるステムのボルト、一つを少し締めて、もう一方を少し締めて・・・と交互に少しずつ締めるのがポイントです。

たまたま持っているトルクレンチにトルクス用もついているので便利です。

トルクレンチは何かしら持っておいたほうがいいのですが、過信しすぎないことも大切。
要は動かない範囲で最も緩く締めるのがベストなので、トルクレンチを使うと逆に締めすぎになることもありますから。
これは単に、トルクレンチの設定値が強すぎるという意味です。
あと、トルクレンチをちゃんと使えない人もいるので、使い方にも注意です。
ハンドル部を握ったときに正しいトルク値で締まるので、変なところを持たないことです。

トルクレンチの落とし穴!使い方を間違えば意味がありません。

数か月に一度は必ずチェックを

どれくらい乗っているかにもよりますが、数か月に一度はチェックしたほうがいい場所です。
ただし、数か月に一度とかだと、忘れちゃいますよね。

なので習慣にしたほうがいいです。

習慣に・・・という意味ですが、例えばプロショップに変速がおかしいんだけど見てもらえますか?とお願いしたとしますよね。
あなたがショップの店員さんにロードバイクを渡すわけですが、ベテランの店員さんって、バイクを預かって作業ピットに持っていくときに、最後にフロントブレーキをかけてガタのチェックも同時にしていたりします。
ベテランの店員さんほど、ちょっとした動きの中で検査も兼ねているわけです。
【預かって持って行って、そういや最後にガタのチェックもしておくか】ではなくて、作業ピットまでもっていく途中で検査完了。
無駄な動きがありません。

なので例えば、家に帰ってきて家の中まで押していく途中とかに、ついでなのでフロントブレーキをかけてガタのチェックをする。
こういう習慣があってもいいわけです。
もちろん、毎回する必要はないでしょうけど。

ガタのチェックするか!ではなく、何かのついでにチェック完了。

簡易的な検査法って色々ありますが、例えば何かが緩んでいないかのスクリーニング検査として、わざと少し持ち上げて、タイヤをバウンドさせることもあります。

これでおかしな音がする、ガチャガチャするなら何かが緩んでます。

先日も何かの件で書いた気がしますが、メンテナンスは速く走りたいからするという側面と、安全に走りたいからするという側面があります。
ヘッドのゆるみは心の緩み。
定期的に見ておきましょう。