まず、タイトルを見て違和感を感じた人もいると思います。
点滅と点灯どっちがいい？？と聞かれても、点滅は違反だろ！という話ですね。
いろいろ突っ込まれるとややこしいので先に書きますが、点滅は違反ではありません。
詳しくはこちら。
警察庁が、点滅は違反ではないと明言してますので・・・
ただし、各都道府県の規則に従った明るさが必要です。
被視認性
フロントライトの役目が主に【視野の確保】なら、リアライトは【被視認性】がその役目。
後方から来る車両が、自転車がいると認識してもらうために必要なのが、リアライトです。
自転車のリアライトについては、主に３つの要素が必須です。
・自転車に設置すること（身体に付けただけだと違反になる）
・赤色灯
・後方１００ｍから容易に視認できる明るさ（※）
※都道府県により若干の違いがある可能性あり。
この規則は、各都道府県の道路交通法施行規則、道路交通法施行細則などで決まっています。
先ほど書いた【点滅が合法】なのは、あくまでもこの３つを満たしている上での話です。
後方１００ｍから容易に視認できないものであれば、点灯だろうと点滅だろうと、違反です。
あくまでも自転車に設置しないといけないので、ヘルメットライトだけだと違反です。
点灯？点滅？
一般的に、点滅のほうが被視認性は高いです。
ただしこれ、車のドライバーからすると、実は点滅を嫌がる人もいます。
| 意見 | |
| 点滅でも気にしない派 | 自転車がいることが分かりやすいので、むしろ安心 |
| 点滅はウザイ派 | チカチカしていて、ウザイ。
頭がクラクラする |
自転車の点滅ライトってマジウザイ！と思う人も、います。
どれくらいの割合なのかはわかりませんが・・・
あくまでも被視認性を高めるものと割り切れば、ウザイと思われても自転車の存在をアピールできているので、ある意味では目的は果たしてます。
車と違って、自転車は幅がないので、一番怖いのは無理な追い越し仕掛けられて爆死するパターン。
アピールしているほうがまだ安全・・・と言えそうです。
しかし、照度が高いリアライトでチカチカさせまくっていると、イラッとするドライバーもいるのが事実なので、照度が高いリアライトは点灯、もう一つ照度を抑えたリアライトで点滅、このほうがお互いに幸せなのかもしれません。
なのでダブルリアライトですね。
デイライトとして使うなら、点滅でも問題ないです。
夜間、暗い中でチカチカされるとうっとおしいと感じるドライバーはいるみたいですが、昼間はそこまで気になるものでもないでしょうし。
ていうよりも、昼間は点滅じゃないと、被視認性はあんまり期待できない気がします。
ちなみになんですが、トンネル内でのヘルメットライト。
トンネルの壁には、ランプが付いていることがありますが、ヘルメットのように高い位置にライトがあると、トンネル壁のランプと誤認することもあるようです。
実際にそのような事故も起こっています。
あと、高い位置にライトが付いていることで、後方から見たときに、遠近法で相当遠くにいると誤認することがあるようです。
トンネル内で、車が飛ばして後方から接近して、前のほうに何か光っているけど遠いだろと思っていたのに、意外と近かったということもあるそうなんで、あんまりオススメしてないというか。
赤以外のライトを使う場合
読者様が実践しているリアライトの使い方で、赤色灯はロードバイクに付けていて、それ以外に青のライトを身体に付けているという方の話もありました。
これ自体は、自転車に赤色灯を付けているのであれば、違反にはならないそうです。
警察に確認済み。
ただし、警察からは
違反ではないけど、違うものと誤認させる可能性もあるから、あんまりオススメしない。
もし誤認させて事故が起きた場合、過失割合に響くかも。
こんなこと言われてしまったので、なかなかオススメしづらいんですが・・・
まあ、赤色灯をちゃんと付けているなら、特に問題があるとは思えませんが。
デイライトは必要か？
私自身はデイライトがそこまで重要とは思っていませんが、最近はリアだけデイライトで【点滅】は使ってます。
効果があるのかないのかはちょっとわかりませんが、とりあえず害もなさそうですし、わずかながらでも効果があるのであれば、まだ付けていたほうがいいのかなと。
今使っているのは、キャットアイのリアライトです。
最近のライトって、ＵＳＢ充電ばかりになってしまいました。
ボタン電池式のほうが、万が一バッテリー切れでもすぐに復旧できるので良さそうなんですが、ある種時代の流れですかね。
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