先日書いた記事なんですが、
このご相談の方、実際にはかなりの長文でして、中身は大変興味深く拝見させてもらいました。
それ以外にも他のご意見も頂いてましたが、そっちのほうが個人的には面白いのですが、それについてはちょっと書けないかなと・・・
で、前回の記事について。
今ってある種の転換期だと思ってみてまして、いずれディスクブレーキ車がほとんどになることは、恐らく間違いないでしょう。
数年前までは、ディスクブレーキ車のフレーム規格すら定まらず、混沌としている感じでしたが。
混迷している時期、私の意見としては、
これでした。
というのも規格が定まってないものは、ある程度様子見て、規格が定まったあたりで買ったほうがいい。
エンド幅135mmクイックリリースのディスクロードなんて、一瞬で淘汰されてしましましたし。
今は規格論争も落ち着いたので、リムブレーキにするかディスクブレーキにするかは、
今のところ不透明なことがあるとしたら、リムブレーキは廃れるのか、一定ラインで共存するのか、そのあたりが不明なくらい。
前回の記事を見た方から、ご意見頂いてます。
次のデュラエースを見てからでも遅くないという意見、まさにこれだと思いました。
つっても、コスカボが安いのは今なんですけどねw
実際、安さに釣られて買っておいて損はないのか、デュラの行方を見て決めたほうがいいのかどう思いますか?
うーん、これはなかなか悩ましい気が。
マヴィックホイールが大特価なのは、今だけでしょうし。
資金力次第
コスミックプロカーボンUSTは確かに安くなってます。
国内定価から見れば、半額以下ですからね・・・
いろいろ考え方はあると思うのですが、安いからコスミック買っておいて、デュラエースの動き次第で全部売却してディスクロードに行くのもありです。
ただしコスカボが実質ほぼ9万円じゃないですか。
Mavic Cosmic Pro Carbon UST WTS with Sealant
この状況がいつまで続くのか分かりませんが、この値段で海外通販でしばらく売られ続ければ、国内での中古相場までおかしくなります。
だって新品が9万円で買えるわけなので、中古品だったらもっと下ですよね。
下手すると、5万円台とかそういうレベルに落ちます。
中古品で7万なら、もうちょい出して新品のほうがいいやと考える人もいるかもしれないし。
まあ、コスミックプロカーボンUSTさん、国内定価は22万(税別)です。
それを9万円で買えたなら、ちょっと乗った程度でもある程度元は取ったと考えて、最悪コスカボの買取値段が5万円であってもいいんじゃないですかね。
22万で買ったものが、中古で売って11万だと差額は11万。
9万で買ったものが5万でしか売れなかったとしても、差額は4万。
1年1万キロも使えば、元は取ったと思っていいレベルなのかと。
デュラエース、いつ出るの?
シマノの慣例では、今年はデュラエースがR9200になるはずで、シマノの慣例だと、5月頃には発表になってます。
これ結局どうなっているのかさっぱり分かりません。
真逆の意見を、【ショップで聞いた】と教えてくれた方もいるので。
特に今年は、本来なら東京オリンピックがあって、東京五輪の後にデュラが発表予定だったとか、コロナのせいで新製品の発表を遅らせたとか、いろいろ噂レベルではあります。
今コスカボ買って、数ヵ月後にデュラが発表されて、ディスクブレーキコンポのみだった・・・
こんなシナリオだと最悪かもしれません。
ただ、R9200がディスクブレーキのみというのは考えにくいですし、もしそうであっても、すぐにディスクブレーキに行かないといけない理由があるわけでもないですし。
コスカボがいつまで安値なのかも不明です。
考え出したら止まらない
あれこれ妄想しても、結局はどうなるのかわかりません。
まさかシマノのお客様相談室に電話して、聞くわけにも行きませんし。
答えてくれないでしょう。
答えてくれたら、シマノを尊敬しますw
結局どこかで決断しないといけないかもしれませんが、とりあえず【もし】次のデュラエースがディスクブレーキのみだったとしても、リムブレーキ用のパーツが手に入らなくなるわけもないので、しばらくリムで行くと決めてしまってもいいのかもしれません。
こういう機材ってある部分では進化。
進化している=ユーザーのため、とも言えないんですよね。
だからこそ難しいわけで。
規格論争もそう。
BB規格だって、キャノンデール・FSAがBB30を推奨しだしてから、BB30フレームが量産されました。
BB30がきっかけになって、BB386だとかより進化した規格が誕生して性能が上がったと言えなくもないでしょうけど、視点を変えるなら、
とも言えなくはないw
トレックがT47でネジ切りに回帰路線ですが、普通にJISでもええやん!という声もあるわけで。
今混迷を極めているのは、ロードチューブレスの規格もそう。
フックレスリムでタイヤとの相性ガーということもあるし、フックレスリムとフレックスタイムは一瞬見ると見間違うし・・・
規格が乱立することで、各社が競い合ってよりいいものができると言う理論もありますが、競い合っている最中に買った規格が、後に消滅する危機もあるわけで。
エンド幅135mmクイックのディスクロードなんて、ほんと一瞬ですよ。
実は私もコスミックプロカーボン買おうかと考えたのですが、【SL】なら欲しかったですが、ノンSLならいいや、と思って回避しました。
私の場合、5年くらいはディスクに行く予定を完全に消してますw
シマノや業界には振り回されず、俺はオレで行く。
だいたいにして、C40とかいいながら、実態として9000-C35とほぼ同じもの(リムハイト同じ)を売る会社をさほど信用してませんし・・・
ジャイアン的思考もたまには大切ですよ。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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