ロードバイクとオートバイの事故が話題になっているようですが。

カナダで起こった、ロードバイクとオートバイの接触事故が話題になっています。
サイクリストから見ても、なんだかなぁ・・・と残念になるような動画なんですが。

ロードバイクとオートバイの事故

大前提ですが、ここは右側通行の国です。

まず、ロードバイクが豪快に信号無視して交差点に突入してます。
この時点で【うわー・・・】という感じですが、信号無視自体は事故と直接関係はありません。

というより、信号無視するにしても、この速度でよく突っ込めますよね。

問題は二番目の交差点。
ロードバイクが第二通行帯に入って、なぜか第二通行帯から右折しようとしたため、直進するオートバイと接触したということですね。
ロードバイクのほうは音楽も聞いてきたようですし、なぜ右折前に第二通行帯に入ったのかサッパリ意味が分かりませんが、なるべく減速しないまま右折したかったとかなんでしょうか?

で、カナダの道路交通法がどうなっているのかわかりませんので、左側通行と右側通行の違いはありますが、日本の法律ベースで検討してみます。

ロードバイクが悪いですが

まあ、第二通行帯からいきなり右折に来る時点でアウトかと。
ただこれ、オートバイのほうも、下手すると吹っ飛んで大事故になりかねない話です。

日本で【左折】する前には、このように取り決めがあります。

(左折又は右折)
第三十四条 車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿つて(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して)徐行しなければならない。

左折する前には、左に寄っていろという奴ですね。

34条にはこのような規定もあります。

6 左折又は右折しようとする車両が、前各項の規定により、それぞれ道路の左側端、中央又は右側端に寄ろうとして手又は方向指示器による合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした車両の進路の変更を妨げてはならない。

手信号かウインカーで進路変更したい前車に対し、進路変更を妨げることは禁止というものです。
まあ、ロードバイクは手信号を出していませんので、関係ありませんが。

あと関係しそうなのはこのあたりでしょうか。

第二十六条の二 車両は、みだりにその進路を変更してはならない。
2 車両は、進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる車両等の速度又は方向を急に変更させることとなるおそれがあるときは、進路を変更してはならない。

まあ、右折前に第二通行帯に入るロードバイクが悪いかと。
この時点で通行区分違反ですし。

最初に豪快に信号無視していることも含め、運転マナーは最悪ですね。

日本では見たことない

これ、日本で言うなら左折する前に、第二通行帯に入って膨らんでから左折することと同じでしょうけど、正直そんなロードバイクを見たことないです。
交差点で左折したいときは、減速して左に寄ってから左折するのが当たり前過ぎるので、いきなり第二通行帯に入ったら、そりゃこうなるよという悪い見本。

ただこれ、日本で同じ事故が起こった場合の過失割合がどうなるのかは、かなり微妙な気がします。
いわゆる左折巻き込みと同じに考えるのであれば、先行車はロードバイクになるので、基本は0:100からスタート。
ロードバイクの著しい重過失で20~30%くらいつくかどうかだと思うので、せいぜい30:70(ロード:オートバイ)とかになりかねないわけで。

あとこの事故ではドラレコがあるのでまだいいですが、ドラレコがなかった場合、オートバイ側はかなり不利になりかねない。
日本でこういう走り方をするアホロードバイクがいるのかはわかりませんが、オートバイ側から見ても、ロードバイクがアホなんだと気がつけるポイントはあります。

1、信号無視して全力で通過
2、交差点直前で第二通行帯にピットイン

管理人
管理人
あー、あのロードはアホなんだ

このように警戒していれば、交差点直前で第二通行帯に入ったロードバイクを見て、何かあると思って警戒できるかもしれません。
音楽聞いているロードバイクってどうもいいイメージがないのですが、音楽聞いて信号無視とか、命知らずなんでしょうかね。

ちょっと違う例ですが、ずいぶん前にT字路で信号待ちしていたときのこと。

歩道と車道の区別がない道路ですが、いきなり左からロードバイクが追い抜きして、そのまんま信号無視して通過ですよ。

こういう道路のとき、左から何かが通過することを全く想定していないので、それはもう驚くわけですよ。

今回の動画は、右側通行なので右折のケースですが、日本だと左折のケースですよね。
左側を無意味に開けないことは大切です。

後続車(車、オートバイ、自転車)が何かを勘違いして、その隙間に突っ込んでくることもあるでしょうから。
あと、こっちもロードバイクに乗っていて、この動画のように全力で信号無視する奴を見かけたら、近寄らないのも一つ。

バカには近づかないほうが得策です。