コンチネンタルから、人気が高いロードタイヤGP5000の限定モデル、Grand Prix 5000 SPECIAL EDITION TOUR DE FRANCE 2020が販売開始になりました。
これ自体はいろんなところで報道されているので、知っている人も多いでしょう。
ただこれ、誰得感がハンパナイようにも感じてまして。
Grand Prix 5000 SPECIAL EDITION TOUR DE FRANCE 2020
こちらがGP5000のツールドフランス限定モデル。
クリーム色のサイドウォールになっているのが特徴です。
で、これ、色だけ付けたわけではなく。
EX Rubber Coatingというゴムがサイドウォールに巻かれている状態ですね。
そして耐パンク性能の要となる、ベクトランを通常のGP5000よりも幅広にして、耐パンク性能を上げているのも特徴。
トレッド面はベクトランでの耐パンク性をより向上させ、サイドカットにも強いようにEXラバーコーティングをしているわけですね。
そのため、重量は通常のGP5000よりも増加。
通常のGP5000(クリンチャー)が225g(25c)なのに対し、このツールドおフランス限定モデルは255g(25c)と30gも増量しているのが特徴です。
TPIは通常モデルも限定モデルも330で変わらず。
誰得感
正直なところで言いますと、このタイヤ、見た目はメッチャ好きですw
しかしそもそも耐パンク性能が強いことでも知られるGP5000に、これ以上の耐パンク性能を与える意味とはなんだろうと・・・
ある意味ではノーマルのGP5000って、耐パンク性と重量のバランスはすこぶる優れていると思ってみていたので、この限定モデルは意外でした。
サイドカットがよくあるライダーとか、見た目がどうしても気に入って使いたいライダー以外にあまりメリットがないような。
そもそもサイドカットが頻発するなら、何かしら乗り方に問題もあるような気もしますが、25cのみの限定販売なので、そもそもグラベルロードなどは全く想定してない。
純粋なロードでこのGP5000限定モデル、どれだけ需要があるのだろうかと・・・
でも、ぶっちゃけカッコいいんですよねw
ちょっと前にGP5000を追加購入したばかりなので、あえて限定モデルを買おうとは思いませんが。
あと、この限定モデル、原則としては海外通販では出てこないようです。
お値段は一本9000円(税別)。
ノーマルモデルのGP5000は税別8200円なので、耐パンク性能とお値段が上昇したことになります。
海外通販で4200円くらいでノーマルモデルが買えるので、どうしても割高感は見えてしまいますが。
重くしてまでサイドカット対策したい人もいるのかもしれませんが、うーん、というのが本音。
これがEXラバーコーティングではなく単なるラインで、重量増加がほとんどないモデルがあったなら、買います。
余計なゴムなど付けずに、ナマの感触で走りたいライダーにも不向きですね。
ちなみにチ〇コネンタルではなくコンチネンタルです。
Continental Grand Prix (グランプリ) 5000 タイヤ
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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