ANCHOR(アンカー)というブランドは、皆さんお馴染みのブリジストンのレーシングブランドです。
アンカーの良さですが、一番のメリットは低身長の女子でも乗りやすいフレーム設計であるということですが、私なりに評価している点としては、10万円台のバイクでもカラーオーダーできるという点と、納車時にパーツ変更が容易であるということです。
ビアンキやトレックなどでもカラーオーダーのシステムはありますが、かなりの高級車限定のシステムだったりします。
アンカーは10万円台のバイクでもカラーオーダー可能なのが大きな特徴です。
カラーオーダー
アンカーのカラーオーダーですが、出来る車種と出来ない車種があります。
昔はある一定の価格以上ならカラーオーダー可能だった記憶があるのですが、最近のHPを見る限りではそうでもない模様。
例えばですが、アルミフレームのRL6 SPORTを見てみましょう。
http://www.anchor-bikes.com/bikes/rl6sp.html
こちらはアルミフレームにティアグラを装備した完成車ですが、定価は155000円です。
以下のようなカラーオーダーがあります。
1、EDGE STYLE
35色のフレームカラーの中から、一部を除き+0円で選べます。
ワイヤー、バーテープも選択可能。
2、SIMPLE STYLE
35色のフレームカラー、5色のロゴ、3つの表面仕上げから一部を除き+0円で選べます。
フロントフォークの同色塗装+3800円(税別)。
ワイヤー、ロゴ、バーテープのカラーを選べます。
アンカーは15万クラスの完成車でもカラーオーダーシステムがあり、ロゴやワイヤー、バーテープまで選択可能。
これがなかなか面白い。
RL6 SPORTのカラーラボを開くと、実際にシミュレーションまでできます。
http://www.anchor-bikes.com/colorlab/bikes/index.html?bkid=13
実際にやってみると、サドルもカラーを選べます。
これがなかなか楽しい。
ちなみにですが、アンカー以外のバイクでも、こういうシステムを使ってシミュレーションとして応用できます。
バーテープのカラーを変えたいけど、自分のバイクに似合うかどうかわかんないというときは、フレームカラーを自分のバイクに近い色を選択し、その上でバーテープカラーを動かしてみたりしてシミュレーションします。
この価格帯でオーダーフレームを作っているような感じで、楽しいですよね。
フレーム単体売りも低価格帯からある
RL6クラスのアルミフレームでも、アンカーの場合はフレーム単体での購入が可能です。
フレーム単体売りというとどうしても高価なフレームになってしまうことが多いのですが、このRL6のフレームなら9万弱で買えてしまったりします。
【防犯登録無料】ANCHOR(アンカー) RL6 フレーム 2018年モデル セミオーダー アルミフレーム
しかもカラーオーダーも可能です。
こういう低価格帯のアルミフレームですが、何らかの事情でコンポが余っていて組んでみたいという人にもお勧めですし、自分で組み上げるスキルを付けたいという人にもオススメです。
ネオコットでお馴染みのクロモリフレームも、フレーム単体での購入が可能。
【防犯登録無料】ANCHOR(アンカー) RNC7 フレーム 2018年モデル セミオーダー クロモリフレーム
なおかつカラーオーダーまでできます。
アンカーのネオコットですが、フレームはクロモリなので持つと重いです。
ですが走ってみるとなんか軽いんですよね。
これがいいクロモリフレームの特徴。
持った重量と走った軽さが違うんですね。
カラーオーダーの場合、受注生産になるので納期は多少時間がかかりますが、オリジナル感が出せるという点で私はすごく評価しています。
セレクトパーツも充実
普通のメーカーでは、完成車のスペックは一つに決まっていて、パーツ交換するには新たにパーツを買い足すしかありません。
アンカーの場合、車種にもよりますが予めパーツ交換の選択肢が用意されています。
さきほど挙げたRL6 SPORTですが、セレクトパーツとして以下のものが用意されています。
標準装備 | アップチャージ | |
ホイール | シマノRS010 | レーシング3
(+53,000) レーシングクアトロ (+33,000) |
クランク | 52-36 | 50-34
(+0) |
スプロケ | 12-28 | 12-25
(+1,500) 14-28 (+4,000) |
ペダル | なし | フラットペダル
(+2,000) PD-A530 (+6,000) |
ぶっちゃけて言うと、レーシング3とかは海外通販で買ったほうが安かったりしますが、海外通販で買うと自力で取り付けしなければならず、工具がないとかやり方がわからない人は不安でしょう。
Fulcrum – Racing (レーシング) 3 クリンチャーホイールセット
そういう面で、初心者にはうれしいパーツセレクトも用意されているのがアンカーの特徴です。
こういうカラーオーダーとかパーツセレクトができるのは、日本ブランドの強みと言っていいところでしょう。
海外メーカーでは、こういうサービスをすると割に合わないというかコストがかかってなかなかできないのが現実かと思います。
10万円台でもカラーオーダーできるので、オリジナルカスタムバイクを作りたい人にはいいブランドだと思いますね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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