マヴィックホイールについて質問を頂きました。
今回、鉄下駄からのホイール交換を検討しており、
2021モデルのキシリウムSLディスクと
2020モデルのキシリウムプロUSTディスクで
悩んでおります。
当方ロードバイク歴1年半の初心者です。
2019モデルのエモンダALR5Discに乗っております。
休日に50~100km走っており、
サイコンの平均速度が26~27km/hというレベルです。
ホイール購入予算は10万円で検討し、条件に合うのはゾンダと思っていたところ、
2021モデルのキシリウムSLの情報を知り、ショップに購入を相談しました。
ゾンダとキシリウムSLではキシリウムを薦められましたが、
2020モデルのキシリウムプロUSTディスクが30%オフでセール中とのことで、
こちらを薦められました。
キシリウムプロにも魅力を感じるのですが、ネットで情報を見ると
私のようなレベル、また乗り方には合わないのでは無いかと懸念しています。
また、キシリウムSLのほうが重量が軽い点も気になっています。
という話なんですが。
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2021モデルのマヴィック
これはちょっと前にも書いたのですが、
マヴィックのキシリウムは伝統的に最上位のみアルミスポーク(ジクラルスポーク)、それ以下はスチールスポークでした。
この方の懸念、恐らくアルミスポークで剛性が高いことなのかなと思って聞いてみたのですが、ズバリそれだったそうで。
これは使ってみないと合うか合わないかはわからないですが、気になるようならスチールスポークでも十分な気がします。
で、今のところアナウンスされている2021年モデルのキシリウムには、キシリウムSLとキシリウムSがあるとなっています。
ただこれ、なぜかスポーク素材が発表されておらず、キシリウムSLはエアロスポーク、Sはフラットスポークとなっています。
えーと、今まではスポーク素材だったのに、なぜに形状表記・・・
まとめたものを再掲します。
まずはリムブレーキのキシリウム。
年式 | ホイール名 | 重量 | リム | 幅 | タイヤ | スポーク | ラチェット | 値段 |
2020 | プロ | 1410g | ISM4D | 17c | 付属 | アルミ・イソパルス | インドラ360 | 14万 |
エリート | 1520g | ISM4D | 17c | 付属 | スチール・イソパルス | FTS-L | 9.5万 | |
無印 | 1650g | ISM | 19c | 付属 | スチール・2クロス | FTS-L | 6.5万 | |
2021 | SL | 1480g | ISM4D | 19c | なし | ? | インドラ360 | 9万 |
S | 1570g | 19c | なし | ? | インドラ360 | 6万 |
続いてはディスクブレーキ用のキシリウム。
年式 | ホイール名 | 重量 | リム | 幅 | タイヤ | スポーク | ラチェット | 値段 |
2020 | プロ | 1650g | ISM4D | 19c | 付属 | アルミ・イソパルス | インドラ360 | 14.5万 |
エリート | 1670g | ISM4D | 19c | 付属 | スチール・イソパルス | FTS-L | 10万 | |
無印 | 1690g | 19c | 付属 | スチール・2クロス | FTS-L | 7.5万 | ||
2021 | SL | 1550g | ISM4D | 19c | なし | ? | インドラ360 | 9万 |
S | 1610g | 19c | なし | ? | インドラ360 | 6万 |
キシリウムSL=キシリウムの最上位と捉えると、アルミスポークなんじゃないかと思うでしょ?
2021年モデルからはタイヤが付属しませんが、タイヤが無くなっただけで14万⇒9万に下がるのも不自然・・・
おかしいなと思って検索していたところ、こんな記事を見つけました。
こちらによると、2020年モデルのキシリウムプロUSTは2021年でも継続モデルで、その下にキシリウムSLとSがあることになっています。
これだと、話が全て説明付くんですよね。
キシリウムプロはアルミスポーク、SLはスチールスポークでエアロスポーク、Sはスチールスポークでフラットスポーク。
値段的にも納得できるし。
さらに調べると、やはりキシリウムプロは継続モデルと書いているショップさんがありました。
http://tubibicycleshop.blog.fc2.com/blog-entry-508.html
定価が14万となっています。
ただこれ、マヴィックの公式サイトが更新されていないので、購入する前にショップでカタログを見させてもらったほうがいいような。
ワイズさんの記事では、2021モデルはタイヤが付属しないはずなのに、タイヤも付いちゃってますし。
こういうのも、メーカーサイトが早く更新してくれれば解決する話なんですけどね。
ワイズさんの記事通りなら、こういうイメージなのかと。
<リムブレーキ>※確認取れていませんので注意。
2020 | 後継 | 2021 |
キシリウムプロ(1410g)
14万 |
⇒ | 継続モデル?(キシリウムプロ) |
キシリウムエリート(1520g)
9.5万 |
⇒ | キシリウムSL(1480g)
9万、インドラ化、タイヤ無し |
キシリウム(1650g)
6.5万 |
⇒ | キシリウムS(1570g)
6万、インドラ化、タイヤ無し |
<ディスクブレーキ>※確認取れてないので注意。
2020 | 後継 | 2021 |
キシリウムプロDISC(1650g)
14.5万 |
⇒ | 継続モデル?(キシリウムプロDISC) |
キシリウムエリートDISC(1670g)
10万 |
⇒ | キシリウムSL DISC(1550g)
9万、タイヤ無し |
キシリウムDISC(1650g)
7.5万 |
⇒ | キシリウムS DISC(1610g)
6万、タイヤ無し |
ワイズさんなどの記事通りなら、こうなりますよね。
これだと値段の件もスポーク素材の件も、全て説明が付くような。
2021マヴィックさんは
2021年からのマヴィックさんですが、ユーザーから直接の問い合わせが出来ないらしく、購入店経由じゃないと無理みたいなものも見かけました。
これもどこまで本当なのかは不明ですが、ワイズさんなどが書いているとおりなのかもしれません。
とりあえず、ショップに行けばマヴィックのカタログがあるでしょうから、そっちを見たほうが確実です。
アルミスポークの剛性の件ですが、これは人それぞれ体感の違いはあるので何とも言えないところ。
私もずいぶん前のキシリウムSLS(2013年頃)しか試乗したことが無いのですが、その時は23cタイヤだった時代ですしホイールが硬いなと感じてエリートにしました。
※当時はマヴィックホイールを有料で試乗できるショップがあり、時間無制限で借りれたのですが。
今考えるといい時代ですねw
確か1日レンタルで3000円くらいだったような。
ディスクブレーキ車の場合、既に剛性が高いので、アルミスポークホイールだと硬さが強く出るかもしれませんが、こればかりは試さないとわかりません。
硬いか柔らかいかは、人それぞれ許容度が違い過ぎるので。
マヴィックは時々試乗会とかもしているので、そういう時を狙うしかないかと。
とりあえず、マヴィックさんが公式サイトを更新してくれないと、真相が何なのかはわかりません。
2021年モデルからはタイヤが付属しないはずですが、ワイズさんの記事だとガッツリタイヤが付属しちゃってますし・・・
ショップのカタログで確認するしかないですね。
アルミスポークが懸念材料だと、今のところ2021年モデルのキシリウムSLがどっちなのか、公式発表が無い状況なので。
値段からすれば、エリートの進化版が2021年モデルではキシリウムSLなんじゃないかとは思うのですが。
そうであればスチールスポークのはず・・・
エリート⇒SLであれば、結構軽量化されているんですよね。
2020 | 2021 |
キシリウムエリート 1520g | キシリウムSL 1480g |
キシリウム 1650g | キシリウムS 1570g |
キシリウムエリートDISC 1670g | キシリウムSL DISC 1550g |
キシリウムDISC 1690g | キシリウムS DISC 1610g |
なので恐らくですが、プロ、SL、Sの3本体制っぽいです。
2021年のキシリウムさんは。
キシリウムSLディスクは、2020年のエリートディスクから見ても大幅に軽量化されているので、狙い目ではないですかね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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