コーダーブルームというと、コスパがいいブランドと言われたりもするのですが。
アルミロードのFARNA SL(リムブレーキ)が廃盤になり、ディスクブレーキ車のSTRAUSSが登場しているわけなんですが。
STRAUSSの105完成車に、ホイールをマヴィックにグレードアップしたモデルもあります。
2021 コーダーブルーム STRAUSS DISC RACE
コーダーブルームって時々こういうモデルを出すのが好きなのか、ホイールだけグレードアップしたモデルになってます。
付いてくるホイールは、マヴィックのキシリウムS DISC。
重量は1610gのホイールです。
FARNA SL2のときも、カンパニョーロのコンポ&カンパニョーロのホイールの完成車がありましたし、確か記憶ではアルテグラ完成車にWH-RS500がセットされていたような。
決してトップグレードのホイールではないにしろ、最初からそこそこがついてくるという点ではお買い得が高かったわけです。
キシリウムS DISCも、キシリウム三兄弟の中では最下層で、長男のキシリウムプロDISC(アルミスポーク)、次男のキシリウムSL DISC(スチールスポーク、1550g)の下になるわけですが、このクラスのホイールが付いてくる完成車ってそんなにないので、意外と嬉しいところかもしれません。
フレーム | アルミ(New“EAST-SL”Triple Butted) |
フォーク | フルカーボン |
STI | 105: ST-7020(500&465) ,ST-7025(430) |
クランク | 105 52-36T 172.5mm(500),170mm(465),165mm(430) |
FD,RD | 105 |
スプロケ | 105 11-30T |
ブレーキ | 105油圧ディスク |
タイヤ | Continental GRAND PRIX5000 700X25 |
ホイール | MAVIC Ksyrium S Disc |
重量 | 8.5キロ |
値段(税別) | 239,000 |
まあ、なぜかタイヤがGP5000なので、完成車にありがちな【低質タイヤ問題】は既にクリアしているというw
ノーマルの105完成車は値段(税別)199,000円で8.8キロ。
ホイールがオリジナルの手組みになっている以外は、上のモデルと違いはありません。
税別差額が4万円でホイールがグレードアップすると思えばいところ。
ちなみにマヴィックのキシリウムS DISCの値段は、税別6万円。
なのでお買い得モデルと言えます。
考え方次第
まあこれも考え方次第というか、後々もっといいホイールにしたいという希望があるなら、105完成車(STRAUSS DISC 105)を購入してホイール代を貯めておいたほうがいいですし、キシリウムSあたりでいいと思うなら、最初からSTRAUSS DISC RACEを買っておいた方がお買い得感は高いと言えます。
FARNA SL時代は、記憶によるとアルテ感性車が7.4キロ、105完成車が7.9キロとかだったはず。
さすがにこれはリムブレーキ車だから達成可能な数字で、アルミディスク完成車で7キロ台はなかなか厳しいのが実情。
もちろん、パーツをドンドン変えていくなら7キロ台は可能でしょうけど、今考えてもFARNA SLとFARNA SL2って値段と重量のバランスでいうと飛びぬけていた存在だったりします。
まあ、まだ探すとFARNA SL2はあるようですが。
知名度はそれほど高いとはいえないブランドですが、意外と良さそうなんですよね。
コーダーブルームは。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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