自転車系雑誌のバイシクルクラブなどでもお馴染みのエイ出版が民事再生を目指して申請と報道がありました。
まあこの時代、出版関係は厳しいですよね。
これも時代の流れとこのご時世だからしょうがないのかも。
バイシクルクラブは?
バイシクルクラブはどうなるの?というところなんですが、コンサル&投資会社のドリームインキュベータが既に買収しているようです。
なので何かが変わるわけでもなさそう。
継続で販売するということでしょうから。
雑誌、買わなくなったなぁ
以前はバイシクルクラブも毎月買っていたことがありました。
5年位前まで、ですかね。
雑誌を買わなくなった理由ですが、まあどの分野の雑誌もそうですが、ほとんどが広告ですよね。
これはしょうがないところなんですが、読みたいものがないというのが本音かも。
ちなみに自転車系雑誌で最後に買ったのは、バイシクルクラブ2020年5月号です。
このときも久々に雑誌を買ったのですが、このときは読みたい記事がったので買いました。
まあ、世間で言うところのサクラ大戦(のプレマッチ?)、ですよね。
コラムで相当強気に書いてあったので期待していたのですが、残念ながら実験方法に無理があるとしかいいようがなく。
【結線は不正と腐敗の象徴】という名言の根拠が明らかになると期待して買ったのですが、申し訳ないですが実験は期待外れに。
あれって、接触交差、非接触交差、結線の3パターンで実験できたはずなので、本当にもったいないとしか言いようが無い。
比較対照実験は、サイエンスの世界では当たり前のこと。
世間はきちんと立証しないと、信じてくれないもんだということが明確になったと思います。
ネット上でも書籍でも何でもそうですが、ある【説】を主張するときには、その裏づけがないと信憑性が無くなります。
アルミリム用のブレーキシューで問題ないという説を主張するなら、実験結果を出さないと信用されない。
経験則だけじゃダメなんですね。
経験上では問題ないとか、経験上ではこうなるというのは、単なる感想に過ぎないわけですし。
感想をそのまま信じる人もいるでしょうけど、多くの人は懐疑的に見る。
どちらにせよ、経験則は第三者を納得させるものにはならないです。
まあ、自ら立証することを放棄したら、そこまでなんでしょうね。
そしてこれが、最後に買った自転車系雑誌になってますw
その後あさひに喧嘩売って盛大に自爆されたわけですが、あのホイールを持っている人がスポーク折れした場合、どうするんですかね。
カーボンスポークの特別なものなので、修理不能に陥るのもかわいそう。
情報過多の時代
情報は腐るほどたくさんある時代なので、情報の取捨選択が必要な時代と言えます。
これは何の分野でもそうなんですが、マスメディアの報道する内容が必ずしも正確だとは思いませんし、個人ブログレベルだともうお察しレベルの酷いものも多々ある時代。
ちょっと話が変わりますが、2年ほど掛けて争った行政訴訟について、私自身はネット上では詳細を一切発信していません。
その結果、マスメディアも全く報道していませんw
内容はそこそこ重要なものですが、事件記録を読んだという一社だけ取材申込がありましたが、丁寧にお断りさせていただきました。
こちらが求めていたのは、行政の違法な行動をストップさせることだけが目的。
騒ぐことを目的としていない。
手段として騒ぐという選択肢はあってもいいでしょうけど、そこが目的になってはいけない。
騒いでも違法な行動が止まらなければ全く意味が無いので、訴訟のみに全力を注いでました。
私の場合は、違法な行動だと感じたので違法性について争い勝訴したのでいいとして。
中には違法性があるとは思えないようなことを【違法だ!】と主張して訴訟を起こす人もいます。
そして、ネット上でその違法性について印象操作をしようとする人も。
もちろん本人的には、正義と思ってやっているんでしょうけど。
本当の正義って、違法だと思う行動をストップさせることのみなはずで、騒ぐことが目的ではないんですよね。
騒いでも勝てなかったら意味が無いですし。
目的が曖昧になってしまっている。
ネット上の情報を見ていると、同じように騒いで自己満足しているだけのことを時々見かけます。
自分の中では正義だと思い込んでいても、その騒ぎ方では意味が無いことを理解していない。
例えばある製品に重大な欠陥があると思っていて、その欠陥について散々ネットで書いてみたりする。
けどその製品についてユーザーが調べるのは、普通に考えれば購入後やサービスを受けた後になるはずなので、本当の正義を目指すなら、その製品の販売を差し止める方向に持っていかないと意味が無い。
けど頭が悪い人は、それが分からないから単にネットで騒ぐだけになる。
全然救えていないことに気が付いていない。
こういうのも、そういう情報に接したときに、盲目的に信じる人もいる。
情報に接したときに必要なことって、まずは一歩引いて、批判的な検討をすることが大切だと思うんです。
批判的な検討をしていった結果、やっとその事象について真実に行き着くわけなので。
批判的要素を集めていっても、その情報を覆すことが難しいと感じたときに、初めてその情報を受け入れる。
こういうプロセスを踏めないと、情報を見誤る恐れが出てくる。
自分に有利な条件ばかりを集めてみたり、自分の主張を裏付けるものだけを集めてみたり。
こういう情報も世の中には普通に溢れているので、情報の取捨選択は今後重要になってくると思います。
ちょっと前に、新型コロナのワクチンについて、
ワクチンによりDNAが改変されて、DNAは製薬会社の著作物だから、自分自身も製薬会社の著作物になる
こういうのが溢れてました。
一瞬で分かるレベルの壮大なファンタジーだと普通の人はわかるのですが、盲目的に受け入れる人もいるんだろうなと思うと、やっぱり勉強って大切だなと痛感します。
ネットの情報だから信用度が低いとか、本だから信用度が高いと考えるのもナンセンス。
どの媒体の情報であっても、情報に対して批判的検討を加えて、それでも信じるに値すると思う情報を取捨選択していくだけなので。
コメント
自分が通販で買ったロードバイクも
パーツの選択が間違ってて事故になる恐れがあり、色々と連絡はしてみましたが
結局「交換パーツ送ったからいいだろ」的な対応で終わりました
私も疲れたので商品ページにレビューしただけで終わってしまいましたが・・
買ったロードバイク自体は気に入ってるので同社製品でケガする人が出ない事を祈るばかりです
コメントありがとうございます。
具体的にどういう話なのか、大変興味があります。
もしよろしければ、メールででも構いませんので教えていただけると助かります。