トンネル内で、自転車と大型トレーラーの事故報道がありました。
宮城県利府町にある国道45号線のトンネル内で自転車に乗っていた男性が大型トレーラーにはねられ、意識不明の重体となっています。
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管理人注:その後お亡くなりになりました。
何とも居た堪れない気持ちになるというか、ロード乗りとしてもトンネルは怖いですよね。
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事故現場
事故現場は宮城県利府町、国道45号線の浜田トンネル。
報道をみると、緩やかな左カーブとありますので、恐らくはこの画像とは逆方向に進行していたのだと思います。
片側一車線で、この画像の進行方向であれば一段上がった歩道のようなものがそれなりの幅あるように見えますが、反対側は狭いように見えます。
他の報道では、自転車は路側帯を通行していたものと思われるようなことが書いてありました。
地図で見る限りでは、トンネルの全長は150~200mくらい?なのかなと思われますが、正確にはわかりません。
このようなトンネル内で、大型トレーラーに追越しかけられると、正直なところ怖いなんてもんじゃないですよね・・・
トンネル内事故を防ぐには
これは以前にも書いていることですが、
ロードバイクが出来る対策というと、リアライトを点滅させておくくらいなのが現状。
あとは、追越しさせないように、左に寄り過ぎないほうがいいこともあるのですが、これも良し悪しというか、後方からの圧が凄くてかなり神経を遣います。
ただこれも、事故原因がどっちだったのか次第なんですよ。
可能性としては二つあって、
1、追い越せると思って仕掛けたけど、失敗した。
2、そもそも自転車の存在に気が付いていなかった。
そもそも自転車の存在に気がついていなかった場合、路側帯ではなくもう少し右側を走っていても、結果は同じになってしまう可能性も出てきますので・・・
なので自転車の存在アピールということで、リアライトを普段から点けておくことが対策になると言えます。
事故時刻は朝になっていますが、デイライトで常に点けておいた方が被視認性は上がります。
極論すると、トンネル対策は二つしかありません。
2、リアライトを複数点けるなど、被視認性を高める
被視認性を高めるという意味では、シューズやペダルなどに反射テープを付けておくのも効果的。
あと、トンネルって出口に近いほうが要注意だと思ってまして、
トンネルの先が明るいため、ホワイトアウトみたいに視界が飛びがちになるんですよ。
自転車のリアライトも分からないほどに。
まあ、たくさんリアライトを点けておくのと、左に寄り過ぎないほうがいいかなと思ってます。
追越しできるかも?という可能性を消しておくというか。
事故現場は緩やかな左カーブと出ていますが、右チェーンステイに反射板程度だと、左カーブでは意味を成さない可能性も出てきます。
なのでサドルバッグにリアライトを付けるのが、真後ろにあるという点で最強。
正直なところ
こんなトンネル内で追越しとかするなよ、というのが本音です。
普通の乗用車ならともかく、大型トレーラーはマジで無理。
恐らく、自転車の存在に気が付いていなかった説じゃないのかなと思いますが、詳しくは分かりません。
存在に気が付いていたら、たぶんこのトンネル内で追越しはしないでしょうし。
ましてや大型トレーラーですから。
まあ、赤の他人の運転に期待してもしょうがないので、結局は自己防衛するしかないんですよね。
何かあってから文句言ってもしょうがないので。
そういう意味では目立つことが大切になってくるので、リアライト複数、反射テープの活用ですかね。
一応、身体にライトを付けている方もいます。
青よりは赤ライトのほうがいいかもしれません。
赤色尾灯を設置せずに青ライトだけの場合には違反になりえます。
なので、対策としては
コレしかなさそうです。
ちなみに反射板だけの場合なんですが、後続車がライトを付けていなかった場合には意味がないです。
トンネル内でライト付けない車なんて普通にいますし。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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