煽り運転が社会問題化する昨今ですが、こういうのがありました。
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煽り運転は理由があって発生する
見たところの印象です。
・被害者が赤信号で停車中、右から信号無視&右折レーンから追い抜きして直進していく加害者車両(2:15付近)
・その場ではクラクションを鳴らさなかったが、もう少し先に進んでから被害者がクラクションを鳴らした(2:33付近)
・加害者が激怒し、被害者を追い掛け回した
被害者がクラクションを鳴らさなければ、このように煽り運転が始まっていないかと。
クラクションを鳴らされた程度でここまで激オコプンプンというような着火点低めな人も、世の中にはいます。
こういう人って、そもそも後先考えずに感情だけで行動しているわけで、そういう人と争ってもいいことは無いです。
普通に捜査されて器物損壊とか妨害運転で逮捕される可能性は当然あるでしょうけど、捕まったとしても損害賠償してくれるかはまた別。
相手に財力がなければ泣き寝入りだし、民事で訴えれば普通に勝てる案件でも、結局は相手に財力がなければ回収不能になるだけ。
最初に信号待ちで追い抜きされたときに、あの時点で既に【ヤバイ奴】感が出ているわけ。
この時点でヤバイ奴=関わらないほうが吉、と考えたほうがいいでしょう。
前にもちょっと書きましたが、
バカとキチガイは争わずに、避けたほうがいいです。
争ったところで何らメリットはありませんから。
ロードバイクと煽り運転
ロードバイクに乗っていて煽り運転が起こるのかというと、ゼロとは言えません。
前に後ろからクラクション鳴らされまくって、俺??と思って停止したところ罵倒されたことを思い出します。
このとき、そもそもの失敗はクラクション連打の時点でヤバイ奴認定していればよかったなと反省。
まあ、そんなに頻繁に起こるものではないですが、強いて言うなら、他のロードバイクの真後ろにピッタリ付いて来る奴も一種の煽り運転。
知らないロードバイクの真後ろに付くということが、どれだけ危険なのか全く理解してないんでしょうけど。
こういうのは普通に先に行かせればいいだけ。
他人の真後ろにピッタリ付いて来るロードバイクは、そもそもそれが車間距離保持義務違反だとわかってなくて、ロードバイクの文化・風習なんだとしか思っていない。
悪いと思ってない奴にグダグダ言ってもしょうがないので、先に行かせるだけ。
悪いことと思ってない人に注意しても、だいたいは平行線のままで終わりますから。
まあ、4輪車とかオートバイに追われたことはないのですが、実際に4輪車に後ろからベタ付きで追われたらそりゃ恐怖でしょうね。
けど、普通に交通ルールを守って走っている分には、車のドライバーを怒らせる要素は無いはずなので、車に追われる=何かしら癇に障るような行動を取った結果なのかも。
悪気が無いけど煽られる可能性もいくつかあります。
いくつか具体例を検討してみます。
①ロードバイクのハイビーム
最近は高輝度ライトを使うロード乗りも増えていますが、LEDをハイビームで当てれば対向車は大迷惑。
そういうのも無駄に怒りを買う可能性はあるので、避けたほうがいいかと。
②通行位置
車両通行帯がある道路では、この位置をロードバイクが走っていても違反ではないとされてます。
ただしこれ、法律的には必ずしも正しいとは言えなくて、複数車線道路の全てが車両通行帯ではないという問題も。
道交法での車両通行帯は、公安委員会が指定して初めて効力を発揮するので、複数車線だけど車両通行帯指定されていない道路は多々あります。
ただこういうのも、法的にどっちが正しいかという問題以前に、法律を理解していない後続車からすれば単なる邪魔者なんですね。
車のドライバーが自転車についての道交法の適用を熟知しているとは限らない。
その結果無駄に怒りを買って煽られる危険性があります。
③すり抜け
信号待ちなどで左からすり抜けして前に出る行動は、法的に問題があるとは言えません。
けど、着火点低めなドライバーもいて、ウゼーんだよ!!ということで煽りが始まることもありえます。
なので狭い道路などで無駄に前に出ようとすれば、無駄に怒りを買う可能性もあるわけです。
結局のところ、法的にどうというよりも、着火点低めなドライバーも普通にいて、そいつらが勝手に怒って、危害を加えてくる可能性もあるという話。
バカなドライバーがホンキを出してしまうと、ロードバイク目掛けて車で体当たり攻撃してくることも可能です。
後先考えずにそういうプレイをしてしまう奴もいるので、バカとキチガイの怒りを買いそうな行動は避けたほうがいいという話でした。
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