FUJIが2022年モデルの一部を発表していますが、まずはグラベルロードのJARI。
JARIについてはカラーリングなどの変更のみで、フレームに付いては継続モデルです。
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2022 FUJI JARI
JARIについては継続モデルなので、フレーム&フォークのスペックは変更がありません。
メインは6061アルミを使用し、リアエンドは6066アルミを使用して頑丈性を確保。
オフセットシートステイを採用することで、シートチューブをしなりやすくして振動吸収性を確保し、リア三角を小さくすることで駆動剛性も確保しているフレームです。
画像を見ると分かる通り、
至る所にダボ穴があり、トップチューブバッグ用のマウント、ボトルケージ用マウントが豊富。
ボトルケージは最大5個装備可能です。
こういうスペックはどのグラベルロードでも同じようなものですが、アルミグラベルというと、レーシングというよりもツーリング向きに使う人が多いかなという印象です。
JARIは3つあります。
JARI1.3 | JARI1.5 | JARI1.7 | |
フレーム | A6-SL Super-Butted Aluminum | ||
フォーク | フルカーボン | クロモリ | |
STI | SRAM Apex | ティアグラ | ソラ |
クランク | FSA Omega 40T | FSA Vero pro, 46/30T | FSA , 46/30T |
FD | ー | ティアグラ | ソラ |
RD | SRAM Apex | ティアグラGS | アリビオ |
スプロケ | SRAM 11-42T, 11s | Shimano , 11-34T | Shimano Hg200-9 |
ブレーキ | Tektro TR160-22(油圧ディスク) | ティアグラ油圧ディスク | Tektro Mira(機械式ディスク) |
ホイール | WTB ST i23 12mm thru-axle | front /12mm thru-axle, rear/QR | WTB SX19 QR |
タイヤ | WTB RADDLER 700×40C | PANARACER Comet Hard Pack 700×38c | |
重量 | 10.3kg | 10.4kg | 11.9kg |
値段(税込) | 258,500 | 203,500 | 139,700 |
あれっ?と思うのは、メーカースペックによると、JARI1.3は前後スルーアクスル、1.5は前スルーアクスルで後ろがクイックリリース、1.7は前後クイックリリースになっています。
このあたり何か不思議な感じもするので、こだわる人は確認してから購入したほうがいいかも。
フレームを上位と下位で作り分けている・・・とも思えず。
2021年モデルのJARI1.7 のスペックを見ると、スルーアクスルと書いてあるし・・・
というよりも、2021年モデルの1.7はカーボンフォークとなってますねw
2021年モデルの定価が税込129,800円、11.9㎏なことを考えると、2022モデルもカーボンフォークなのかも。
2022モデルは139,700円、11.9㎏ですし。
ここは注意したほうがいいかもしれません。
1.3だけはフロントシングル仕様です。
1.7はカーボンフォークではなくクロモリフォーク仕様なので、総重量はかなり増えますね。
その分、荷物を積載しての安心感はあります。
納期が・・・
通販サイトで見る限りですが、1.3は8月以降予定、1.5は10月以降予定、1.7は来年1月以降予定となってます。
うーん、コロナ禍コロナ禍・・・
ちなみに2021モデルではJARIカーボンがありましたが、2022年モデルではまだ発表されていないのでよくわかりません。
2021モデルが大特価になっています。
JARIに乗っている人って結構多いような印象なんですが、値段も手ごろだし、入手性もいい。
ただし2022年モデルでも納期が遅れることは十分予想できるので、FUJIに限らずまだまだどのメーカーも入手困難な事情はしばらく続きそうです。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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