来年105がモデルチェンジすると思いますが、105に組み替えるなら新型105を待ったほうがいいですか?【質問いただきました】

コンポの組み換えについて質問を頂きましたので回答いたします。
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今ソラを使っていますが、105に組み換えしたいと思っています。
来年105が新型になると聞いたのですが、一年待ってから新型が出てから組み換えしたほうがいいですか?
それとも5800でもいいと思いますか?
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回答いたします。

シマノコンポのモデルチェンジ

シマノコンポのモデルチェンジはデュラエースがまずモデルチェンジして、その翌年にアルテグラ、その翌年に105と続くのが今までの慣例です。
これは例外なくそうなっているので、まだ正式には発表されていませんが来年105がモデルチェンジするのはまず間違いないかと思われます。
これが最近のコンポのモデルチェンジの流れです。

年号ニューモデルニューモデルニューモデル
2008年デュラエース7900(10速)
2009年アルテグラ6700(10速)デュラエース7970(電動)
2010年105の 5700(10速)
2011年ティアグラ4600(10速)アルテグラ6770(電動)
2012年デュラエース9000(11速)ソラ3500

(9速)

2013年アルテグラ6800(11速)デュラエース9070(電動)クラリス2400

(8速)

2014年105 5800

(11速)

アルテグラ6870(電動)
2015年ティアグラ4700(10速)
2016年デュラエース

R9100(11速)

ソラ R3000

(9速)

2017年アルテグラ

R8000(11速)

デュラエース

R9170(電動)

クラリス

R2000(8速)

デュラエースが4年置きにモデルチェンジし、デュラ⇒アルテ⇒105⇒ティアグラとモデルチェンジしていくのが今までの流れです。
なので2018年(来年)には順当にいけば105がモデルチェンジしてくるでしょう。

新型デュラと新型アルテの動向から、新型105を予測する

デュラエースは9000からR9100に、アルテグラは6800からR8000にモデルチェンジしました。
このモデルチェンジでは、大きな変更というのはあくまでもディスクブレーキコンポの登場です。
ディスクブレーキコンポの話はちょっとややこしいので割愛して、あくまでもキャリパーブレーキコンポの話で進めます。

先ほども書きましたが、モデルチェンジするときはまずデュラエースから始まります。
それに続くアルテグラと105は、あくまでもデュラエースの設計を基本線としていながらも細部をコストダウンしているので、原則としてデュラ~105の【同じ世代間】では完全互換になっています。

つまり新型105は、新型デュラと新型アルテを見ていけば予想が付くのです。

旧11速(9000、6800)と、新11速(R9100、R8000)の大きな違いですが、以下の点が挙げられます。

フロントディレーラー

新11速(R9100、R8000)では、フロントのケーブルアジャスターがFD本体に内蔵されるという変更がありました。
これの大きな目的ですが、旧11速(9000、6800、5800)ではフレームによってはワイヤーの取り回しがきつく、それによるフロント変速の引きが重くなる可能性がありました。
フレームによっては関係ない話なのですが、そういうフレーム形状による変速性能の差をなくすために変更があったので、ワイヤーの取り回しがきついフレームでも安定して引きが軽くなるというメリットがあります。

で、現行の105(5800)ですが、これは旧11速コンポなので、ケーブルアジャスターはFD本体にはありません。
なんですが、6月頃に105のFDがマイナーチェンジして、新11速と同じFDになりました。

これは旧11速である5800に組み合わせても使えます。
新11速であるデュラエースR9100やアルテグラR8000に組み合わせることも可能です。

もし来年105がモデルチェンジした際には、恐らくはこのFDと変わりないものが出てくるでしょう。

FDがマイナーチェンジした件ですが、フレームによっては明らかにフロント変速の引きが軽くなるそうです。
ただし、ワイヤーの取り回しに無理がないフレームだと、正直なところ変速性能の違いを体感できないと自転車屋で聞きました。
あと、最近流行の太いタイヤ(28cなど)を使った場合に、タイヤとFDが干渉しにくいようになっているとか。

クランク

デュラエースR9100とアルテグラR8000では、アウターチェーンリングが今までよりも外側に行ったため、旧11速のFDと組み合わせることができません。

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来年モデルチェンジする105も、当然のように同じ設計になるでしょう。

ちなみに既に、完成車用の新11速用の廉価クランクとしては、FC-RS510というものが出ています。

リアディレーラー

デュラエースR9100とアルテグラR8000では、リアディレーラーがMTBではお馴染みの【シャドータイプ】になりました。
これのメリットは、リアディレーラーの横への出っ張りを減らすことで、落車時にリアディレーラーの損傷を防ぐというものです。

性能的にどうなのかと言われると、うーーーん、変速性能としては体感できるほどではないです。

新型105が出るときには、恐らくはこれを踏襲してシャドー化してくるかと予想されます。

ブレーキ

R9100デュラエースの時は、前作よりも剛性が増した、つまりは制動力が上がったとアナウンスされていました。
なんですが、105のブレーキでもかなり効きますし、モデルチェンジするだろう105のブレーキがそこまで大きな変化があるとは思えません。

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大きな変化というと、これくらいです。
来年モデルチェンジするだろう105も、基本設計はこれらに準拠してくると予想されます。

今なのか?来年なのか?

これは人それぞれ考え方が違いますし、新しいもの好きの人なら迷わず新型のために来年まで待つのかなと思いますが・・・

ここで一つ、コンポのモデルチェンジの時に起こった一つの現象について書きます。
新型デュラエース(R9100)がリリースされた直後は、旧型デュラエース9000系が売れたと聞きます。

新型アルテグラ(R8000)がリリースされた直後は、旧型アルテグラ6800系が売れたと聞きます。

これの意味ですが、要は旧モデルが大幅割引になるからですね。

そんでもって、今作のデュラエースとアルテグラについては、多くの人が【旧作とたいして変わらない】と見ています。
差はあっても微々たるものと考えている人が多いようで、そのために特価になっている旧モデルのほうが売れてしまうんですね。

今年はアルテグラのモデルチェンジですが、それに合わせるように旧アルテグラ(6800)がかなり安くなっています。
例えばウイグルでは、アルテグラのブレーキキャリパーが60%オフで3,824円となってます。
定価 9,780円⇒3,824円(60%オフ)


Shimano – Ultegra (アルテグラ) 6800 ブレーキキャリパー

そのほかのパーツも大幅割引になってます。

サイクリングエクスプレスなんて、今日まで限定ですがアルテグラのフルセットがとんでもない値段になってます。
VIP価格 59,999円

6800アルテグラのフルセットをサイクリングエクスプレスで見る

これらの値段見たら、105よりも今アルテグラフルセット買っちゃうというのもアリですよね。

ちなみに105のフルセットは、サイクリングエクスプレスで41,999円(VIP価格)です。
105のフルセットをサイクリングエクスプレスで見る

ウイグルだと、45,999円です。

Shimano – 105 5800 グループセット

サイクリングエクスプレスでVIP価格で買うには、会費を払う必要があるので、実質的にはどちらもほとんど同じ値段です。
VIP会員の会費は365日有効です。

私個人としては、新型105を待つくらいなら、今105に組み替えしちゃってもいいかなと思います。
新型105が出ても、たぶん性能的な違いはあっても微々たるものだろうと予測しているからです。

アルテグラも安いので、今アルテにするのもアリかと。

一年待って、現行の105がさらに特価になるのを待つ・・・という方法もあるかと思いますが、たぶん期待しているほど値下げは起こりません。
今現在の4万円台でも十分安いので、105がモデルチェンジになって旧モデルの割引と言っても、3万円台までいかないくらい、4万円台前半とかになりそうな予感がします。(根拠はありませんが)

なので新型105に期待するよりは、【今!】じゃないでしょうか。

ちなみに先ほども書いたように、今はアルテグラが特価なわけです。
グループセットで105を買うのもいいですが、例えばクランクとSTIだけアルテグラにして、あとはケチッて105でなどでもいいわけです。
クランクとSTIだけアルテグラにすると、フロント変速はかなり良くなります。

私は105をメインコンポにしながらも、クランクだけアルテグラ(6800)です。