ジャパニーズブランドのコーダーブルームは、車種にもよりますがタイヤがGP5000になっているものがあったり、時折いいパーツが付いてくることでも有名なんですが、エンデュランスロードのFARNA TIAGRAは、なぜかブレーキだけ105になっています。
通常だと、むしろブレーキだけテクトロとかにしてケチるのが業界の慣例なんですが・・・
2022 コーダーブルーム FARNA TIAGRA
アルミフレームのエンデュランスロードで、基本コンポはティアグラ。
けどこれ、前からそうだったと思いますが、ブレーキキャリパーだけ105を採用していたりする。
フレーム | アルミ |
フォーク | カーボン |
STI | ティアグラ |
クランク | ティアグラ 50-34T |
FD,RD | ティアグラ |
スプロケ | ティアグラ 11-32T |
ブレーキ | 105 |
ホイール | シマノ RS100 |
タイヤ | Continental ULTRASPORT 700X25C |
重量 | 9.2キロ |
値段(税込) | 121,000 |
業界の慣例だと、クランクとブレーキキャリパーをケチってコストダウンするのが一般的。
といっても、近年はそういう事例も減っているのかな。
昔トレックの20万程度のカーボンバイクだったと思いますが、あるトレック専門店で、わずかなアップチャージでブレーキキャリパーを105にして納車できます!みたいなキャンペーンをしてました。
ブレーキキャリパーはボントレガーだったんですけどねw
自社製品をディスっているように見えて、ちょっと面白かった。
けど実態としては、105のブレーキにしてくれた方が明らかにいいわけで、良心的なキャンペーンしているなと思って感心してました。
ショップの本音は、最初から105にしろやと思っていたのかもしれないけど。
ティアグラ完成車だけど、ブレーキだけ105になっている完成車ってほかにあるのかどうかわかりませんが、たぶんないんじゃないですかね。
ここがコーダーブルームの良心なのかもしれません。
一つの選択肢としては
レーシングバイクではなくエンデュランスがよくて、それほど予算を割けないという人には、FARNA ティアグラはまあまあいい選択肢になると思う。
12万でホイールはシマノ(と言っても最下層ですが)、ブレーキは105。
ティアグラ完成車で12万ですし。
ちなみにビアンキのエンデュランスロード、ヴィアニローネのソラ完成車が14万5200円(税込)です・・・
ソラ完成車で14万円台というのも不思議な時代ですが、他社と比較するとコーダーブルームは圧倒的に安い。
強いて言うなら、カラーリングが単色になっているオデ、もうちょっとほかのカラーも差し色に入っていると良さそうな気もしますが、予算を抑えてティアグラ完成車が欲しいと思うのであれば、選択肢としてはアリ。
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2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
105以上になるとカートリッジシューだからだと思います。あとテクトロも高いやつはちゃんと効きます。逆にシマノも安いのはウンコちゃんです。主にシューが悪いのでカートリッジシューに変えられます。なのでカートリッジシュー標準の中で下位のグレードにしたのかなと。
コメントありがとうございます。
これはコーダーブルームの一種の良心というか、お得感を演出する仕掛けなんだと思ってます。
おっしゃるようにカートリッジシューで105以上とそれ未満では大きな差があるわけで、購入後にブレーキキャリパーだけをグレードアップする人もそこそこいるわけですし。
たぶん仕入れ値ベースだとそこまで大きな差があるわけではないのでしょうから、ちょっとお得なブランドだという演出なのかと。