読者様から、タイヤに空気を入れたらカーボンリムが爆発した!という話を頂いたのですが・・・
爆発したのはタイヤが嵌るところではなくて、ハブに近いほうですよね?
これって多いんですか?
読者様の方からどうしても画像は見せたくないとのことでしたので、画像はありません。
これにも理由があるので。
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カーボンリムが爆発!
これ、リムテープがズレているとかの理由で、タイヤだけでなくてリムの内側まで加圧してしまった現象です。
リムの内側も空洞になっているので、そこが加圧されると破裂するリスクは当然ある。
ただし、リムにもよるみたいですがそういうことまで想定して空気を逃がす穴が付いているものも最近は多いんじゃないですかね。
当初読者様は何らかの欠陥を疑っていたのですが、話をして理解してもらったので、ホイールにも愛着があるし画像を出すと特定メーカーを晒すことになるのでやっぱナシでとのこと。
ただまあ、シーラントも入っていれば多少のリムテープの隙間があっても塞ぎそうな気もするのですが、チューブレスを使ってないのでよくわかりません。
リムテープは定期的にチェックせよということと、リムテープの幅はしっかりしたものを使うということでしょうね。
チューブレスは流行るのか?
10年くらい前にロードチューブレスの波が来たときは、明確に流行りませんでしたw
当時はナローリムでタイヤを嵌めるのも大変だし、運用というかメンテナンスが大変など敬遠する向きのほうが強かったような。
ただしマヴィックがUSTを発表して以降、以前に比べるとロードチューブレスは一般化したような気もします。
けどマヴィックでもあえてクリンチャーとして運用する人もそこそこいると聞きますし、性能と運用のバランスでどっちが乗り心地や転がり抵抗よりも運用の面倒さが勝てば、クリンチャー運用になるのかも。
けどまあ、最近のカーボンリムというとだいたいはチューブレスですよね。
そしてハイペロンのような、ローハイトカーボンリムホイールってほんとなくなりましたよねw
今の時代では需要が無いのでしょうか・・・
Campagnolo – Bora (ボーラ) WTO 33 DB ロードホイールセット
Campagnolo – Bora (ボーラ) WTO 60 ディスク 2-Way ロードホイールセット
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
設計屋の意見としては、テープのような不確実なものに頼るのであれば、剥がれる可能性を考慮してクリティカルな状況だけは避けるように設計するのが当然。普通に考えれば壊れるのも当たり前なので設計ミスですよね。
コメントありがとうございます。
まともなメーカーであれば年単位で様々な実験をしてこういうところも気が付いていると信じたいところです。
ただしこれも、メーカーが指定しているよりも幅が狭いリムテープを使った場合に起こりやすいという面もあるので、そのあたりも難しいところですね。