FUJIも続々と2018年モデルの発表が行われていますが、今回はFUJIの中でも評価が高いことで有名なエアロロード、トランソニックです。
ハイスペックなカーボンフレームでありながらも、105完成車が手ごろな価格で買えるのでご紹介いたします。
2018年モデル FUJI TRANSONIC2.5
FUJI(フジ) 2018年モデル TRANSONIC 2.5 (トランソニック2.5)[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]
まず、見た目でフレームのボリューム感がすごいですよね。
シックなカラーリングがマッチしていて、カッコいい。
パーツスペックは以下の通りです。
フレーム | C5カーボン |
フォーク | FC440カーボン |
クランク | OVAL CONCEPTS
300 52/36T |
STI | 105 |
FD | 105 |
RD | 105 |
スプロケ | 105 11-28 |
ブレーキ | 105 |
ホイール | OVAL CONCEPTS
327 |
タイヤ | ヴィットリア ザフィーロ
25c |
重量 | 8.4キロ |
定価(税抜) | 250,000円 |
エアロロードというと、最近はだいぶ改善されてきましたが、正直なところ乗りづらさが目立つフレームもありました。
トランソニックの美点ですが、快適性を重視しがらもエアロフレームらしい平地での巡航性が高いところがポイントかなと思います。
フレームもよく、105装備で25万という価格にも驚きです。
エアロフレームながらも、ブレーキはダイレクトマウントではない模様。
ですがブレーキアーチをフレームで隠すようなデザインで、エアロ性能にもこだわった作りという感じがします。
リア三角のボリューム感はすごいですね。
シートステーのグネグネ感は、一瞬ピナレロのシートステーを思い出させるくらい。
ここがリアの振動吸収性を確保しながらも、ペダリングのパワーを伝える源かなと思いますね。
クランクとホイールには、【OVAL CONCEPTS】のパーツを採用。
ホイールのOVAL 327ですが、スペック的にはこんな感じ。
リム素材 | アルミ |
重量 | 1920g(ペア) |
スポーク数 | F20、R24 |
リムハイト | 27㎜ |
リム幅 | 24㎜(外幅) |
完成車付属のホイールなので決して軽量ではないですが、この価格帯の完成車付属ホイールとしては標準的なスペックに感じます。
トランソニックにはフレーム単体販売もありますが、こちらはトランソニック2.5のフレームとは異なります。
FUJI(フジ) 2018年モデル TRANSONIC 1.1 FRAME (トランソニックフレーム1.1 )[カーボンフレーム]
カーボンのグレードがトランソニック2.5よりも高く、剛性が高いカーボンを使用。
そのためフレーム単体販売と、105完成車販売の価格がほとんど同じなわけですね。
とにかくガッツリ走るぜ俺?的な方にオススメです。
また、剛性バランスがよく、乗りやすいので初心者でも違和感なく乗りこなしやすい一台かと思います。
あえてライバルとなる車種を挙げるならば
同じエアロフレーム&105完成車で言うならば、例えばFELT AR5。
FELT(フェルト) 2018年モデル AR5[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]
フレーム | UHC Performance カーボン、スレッドBBシェル |
フォーク | UHC Advanced カーボンモノコック、カーボンコラム |
クランク | 105 |
FD | 105 |
RD | 105 ショートケージ |
スプロケ | 105 12-25T |
ブレーキ | 105 (F) ノーマル
(R) ダイレクトマウント |
リム | Devox 30 aluminum |
タイヤ | Continental Grand Sport Race folding、700x23c |
重量 | ? |
定価(税抜) | 268,000円 |
重量はわかりませんでしたが、2017年モデルだと8.01キロだったようです。
あとは、ビアンキのARIA。
ビアンキ 2018年モデル ARIA 105(アリア105)【ロードバイク/ROAD】【Bianchi】
フレーム | カーボン PF86 |
フォーク | フルカーボン |
STI | 105 |
FD | 105 |
RD | 105 |
クランク | 105 52/36 |
BB | SM-BB72-41B |
チェーン | KMC X11 |
スプロケ | 105 11-28T |
ブレーキ | 105 |
ホイール | VISION TEAM30 COMP |
タイヤ | ヴィットリア ザフィーロプロ
25c |
定価 | 278,000円(税抜) |
カラー | チェレステ
ブラック レッド |
似たような価格帯では、FUJIのトランソニック2.5、FELT AR5、ビアンキ ARIAなどでしょうか。
トランソニック2.5の美点は、エアロフレームながらも乗り心地が良く、バネ感のある加速で平地の巡行性が高いという点です。
登りもそれなりに行けますが、登りメインのコースならば軽量バイクを選びたいところ。
最近、初心者でエアロフレームに乗りたいという質問が増えています。
私個人としては、本音でいうと一台目はオールラウンドなベーシックのロードバイクを選んだほうが無難な気がしますが、これの理由は【エアロフレームは癖のある乗り味の者も多いから】でした。
ところが最近はエアロ特有の癖のあるフレームも減ってきているというか、オールラウンドに行けそうなエアロフレームが増えてきているのですね。
また、FUJIに関しては正直なところでいうと、他人と被りにくいという利点もあります。
元々日本のメーカーだったFUJIですが、あまり多くは見かけません。
近年はアサヒとのコラボクロスバイクが流行った影響で一般的になってきた気もしますが、FUJIというブランドに疎い人も多いのが事実。
そんな中、FUJIのエアロロードバイクであるトランソニックについては、価格、乗り味、性能のバランスがよく、お勧めしやすい一台ですね。
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2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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