先日書いた記事の途中で、FDのトリム操作についてちょろっとだけ触れていますが、

そもそもトリム操作を知らない人ってそこそこいるんですかね。
FDは4段階のポジションがある
一応、FDは4段階動きます。
ギアが二枚しかないのに4段階動くという時点で分かりづらいところではありますが、以下の4点。
・トップ
・T-トリム
・ロー
・L-トリム
要はアウター×ローなどチェーンが斜めになっている状態のときに、FDの羽根とチェーンが干渉してガラガラ鳴るのでトリムという操作をしてFDの僅かにズラすものと思えばいいです。
トリム操作はどういうときに使うのか?
例えばアウター×ローのポジション。
小レバーを僅かに押すと、インナーに落ちないけどちょっとだけFDの位置を内側に移動できる(カチッと鳴ります)。
フロントがアウターの位置から小レバーを強めに押すと、インナーに落ちます。
インナーの位置からさらにもう1回小レバーを押せるので押すとFDがさらに内側に寄る。
これはインナー×ローで使うロートリム。
次にインナー×トップ。
今度は大レバーを僅かに押すと、アウターまで持ち上がらないけどちょっとだけFDが外に移動する(カチッと鳴ります)。
ただこれだけのことです。
知らなくても生きていくことは可能ですが
これについては知らなくても生きていくことは可能、です。
結局のところ、チェーンとFDが干渉してガラガラ鳴っていなければそもそも必要ありませんし。
けど物理的にチェーンがガラガラ当たっているのをそのまま使うのは良くないので、当たっているときはズラす。
単にヅラすだけの話なので、あまり深いこと考えると意味不明になるかもしれません。
人によってギアの使い方はそれぞれなのであれなんですが、私人生の中でインナー×トップって使った記憶が無い。
なので普段トリム操作ってほぼ使わないんですw
アウター×ローでも羽根に干渉していませんし。
今のFDって、音鳴り防止のなんちゃらプレートが付いているのでそもそもあんまりガラガラ鳴らないとは思いますが、普段意識してトリムを使っているのかというと・・・そうでもない。
まあ、Di2にしてしまえば、トリムは自動でやってくれるのでDi2派の人なんてトリムを考える必要はないですしね。
チェーンが斜めになっている状態のときに、FDをズラすのがトリム操作だと覚えておけばいいです。
そもそも、チェーンとFDが干渉していないならトリム操作をする必要もないし、たすき掛けのポジションを使わないなら同じくほぼ不要。
これも適当に左レバーをカチカチやってみれば、僅かに動くのが見えると思うので、必要に応じてやればいいです。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
トリム操作、知らない人はそこそこいるのかもしれませんが、エルゴパワー(パワーシフト)は3ポジションです。
コメントありがとうございます。
実は知ってましたw
カンパのほうが優れている面も多いんですよね・・・