カンパニョーロとフルクラムが同じ会社というのは皆さんご存知だと思います。
なので両者では同じようなグレードのホイールがあり、例えばカンパニョーロのゾンダに対してフルクラムのレーシング3が同じグレードです。
カンパニョーロのボーラワン35クリンチャーに対して同じようなグレードとしてあるのがフルクラムのスピード40Cですが、2018円モデルで大幅に値上げされるようです。
フルクラム スピード40C(2017)のスペック
定価 258,164円⇒186,149円(27%オフ)
Fulcrum – SPEED 40C カーボンクリンチャーホイールセット
重量 | F621g、R779g
1450g(ペア) |
リムハイト | 40mm |
対応タイヤ | クリンチャー |
23cタイヤ | ×(25C以上) |
スポーク数 | 18/21 |
ハブ | USB |
対応スピード | シマノ8-11s |
こんなスペックです。
40mmハイトのリムですが、フルカーボンリムなのでそこそこ軽量に仕上がっているのが特徴ですね。
リム幅はC17なので対応タイヤは25c以上。
ブレーキ面は3Dディアマント処理をしてます。
上の画像はダークラベルです。
レッドラベルもありますが、ウイグルではレッドラベルの【シマノフリー】は欠品している模様。
ちなみにですが、40Cの【C】はクリンチャーという意味です。
40Tというホイールもありますが、これはチューブラーホイールです。
カンパニョーロのボーラワンが同じようなグレードになるわけですが、ボーラが35mm、50mmハイトの2種類に対し、スピードシリーズは40mm、55mmと5mmリムハイトが高いのが特徴です。
ボーラワン35クリンチャーのスペックを見てみましょう。
Campagnolo – Bora One (ボーラワン) 35 クリンチャーロードホイールセット
重量 | F600g、R805g
1406g(ペア) |
リムハイト | 35mm |
対応タイヤ | クリンチャー |
23cタイヤ | X(25c以上) |
スポーク数 | 16/21 |
ハブ | USB |
対応スピード | シマノ8-11s |
当たり前ですが、リムハイトが5mm低いボーラワン35のほうが軽量に出来ています。
といってもたった44gの差で収まっているのも凄いですね。
なので軽量性と横風の影響を最小限にしたいならボーラワン35、空力重視ならスピード40Cというイメージでいいかと思います。
スピード40cの2018年モデルの値段
国内定価ベースで比較してみます。
・2017年モデル 242,000円
・2018年モデル 336,000円
まあ、だいぶ値上がりしてますね・・・
差額でデュラエースC24くらいなら買えちゃいそうですが・・・
今のところ、値段が上がる要素としてはリムの変更が大きな要素のようです。
前にも書きましたが、ボーラは2018年モデルからリムがマイナーチェンジして、AC3加工されたリムになります。

リムのAC3加工ですが、ブレーキ面の形状が変わります。
同じフルクラムにレーシングゼロナイトというものがありますが、あれに近いようなイメージで、リムのブレーキゾーンに凹凸をつけるような形にして雨天時の制動力を上げているようです。
レーゼロナイトではブレーキシューのすり減りがかなり早いのですが、そういうイメージです。
それ以外にもリムのカーボンの編み方が変わるなどという話も聞きますが、ちょっと詳しくはわかりません。
さすがに一気に9万近く値上げされると、萎えますよね・・・
そうなるとスピード40cが欲しい人は、もうラストチャンスを迎えているということになります。
さすがに30万超えてくるとキツイですが、今なら20万以下で買えちゃうので、今のうちですね。
ちなみにですが、どうもスピード40cの国内代理店在庫は尽きているという噂もあります。
サイクリングエクスプレスで探しても、すでにありませんでした。
なので現在確認できる在庫は、ウイグルくらいでしょうか。
Fulcrum – SPEED 40C カーボンクリンチャーホイールセット

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント