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可変クランクとその有効性。

以前、トライアスロンショップシロモトさんの製品ですが、クランク長を変えることができるクランクがありました。

http://www.shiromoto.info/jp/bike.html#crank

クランク長を150~185mmの間で2.5㎜刻みで可変でき、アーレンキーで固定するクランク。

シマノもR9200デュラエースになって、クランク長160㎜を出してきたように、時代は短い奴を求めている!
その代わり180㎜は消滅しました。

以前までだと105にしかなかった160㎜をデュラエースやアルテグラグレードにも導入してきたということは、やっぱそれなりに需要は多いのかも。

可変クランクの利点と弱点

シマノクランクも160㎜を出してきましたが、160㎜の上のサイズだと165㎜になります。
162.5㎜というものはない。

現行のシマノクランクのラインアップです。

デュラ12sアルテ12s105 11sティアグラ10sソラ9sクラリス8s
160㎜
165㎜
167.5㎜
170㎜
172.5㎜
175㎜
177.5㎜

デュラエースは一番クランク長のラインアップが多いですが、それでも162.5㎜はないし、160㎜より短いものもない。
そういう意味では、2.5㎜刻みで可変できる上に、150~185㎜まで可変できるクランクは重宝するのかもしれません。

※シロモトさんの可変クランクは完売となっています。

クランク長180㎜は身長190センチとかある人じゃないと需要が無いかもしれませんが、高身長の人はむしろ適正クランクが無い時代へ突入したとも言えるのかしら?
ちなみにカンパニョーロだとクランク長はシマノよりも選択肢がありません。
165㎜、170㎜、172.5㎜の3サイズ展開の様子。

ただまあ、やっぱ弱点は明らかというか、重量増加ですよね・・・
シロモトさんの可変クランクは、BB込みで1280gとあります。
アルテグラFC-R8100でも700g、BBがデュラグレードで65g(BSA)なので、500g近く増えるという点ではやっぱり気」になってしまう重量差。
500mlのペットボトル一本分くらいと考えると、やっぱ重い。

そういえば可変クランクってほかにないのか??と探しているときに、こんなの見つけました。

https://astamuse.com/ja/published/JP/No/2019099120

元気しているんですかね?

記憶が正しければ、1㎜単位でクランク長を変えることが出来て、お値段はかなり高かったような記憶ですが、結局これって製品化されずだったのかな?
他のサイトさんで見ると、0.1㎜単位で可変できるとありましたが、0.1㎜の違いを感じ取れる人がいるのかは果てしなく謎です。
これについても、構造上の問題からどうしても重量増加は避けられない。
どの程度の重量になるのかは分かりませんが、通常のクランクよりもはるかに重くなることは確実でしょう。
どうしても可変構造にすると、剛性と強度を保つにはそれなりに重くなるのはしょうがない。

可変できることによって、いろいろ自分でクランク長を試せるメリットはあるとはいえ、重量がやっぱり気になる人が多いのではないでしょうか?
可変クランクに手を出すメーカーがないのも、そういう点で需要が無いと判断しているのかもしれません。

クランクの実際

シマノで言うなら、グレードが上がるほど剛性が高いし軽量化されていくわけですが、実際使ってみると違うという意見を言う人は多い。
なのでクランクって大切なポジションにいるパーツながら、完成車を買った人だとド・ノーマルで完成車についてきたクランク長をそのまま使う人は多いのではないでしょうか?

クランク長を可変させていろいろポジショニングを突き詰めることができるという点では、デモ機みたいなのでは有効なのかもしれませんが、実走するときのクランクとしてはやはり重量面が気になる。
なのでデモ機として可変クランクを貸し出し・・・みたいなサービスを作って、そこでしっくり来たクランク長を購入するという感じがあればベストなのかもしれません。

ところで上で挙げた製品化されなかった可変クランクって、重量はどうだったんですかね?