以前にもビアンキのカーボンフレーム、センプレプロの2018年モデルを紹介しました。
http://roadbike-navi.xyz/archives/1952
このバイクですが、過去にはプロチームがレースで使っていた実績もあり、私的には加速性が高いながらもレーシングバイク特有の【初心者には乗りづらさ】もなく、非常にいいバイクだと思っています。
で、このバイク、2018年モデルで大幅値下げになっているのですが、これの理由についていろんな情報を読者の方からいただいておりますので、ご紹介いたします。
2018年モデルセンプレと、2017年モデルのセンプレ
まずこの記事を書く上でお断りしておきますが、今回の情報については3名の方からメールなどでご指摘いただいておりました。
その上で、前回書いた記事に補足を入れるべきか非常に悩んでいたのですが、私自身が2018年モデルの試乗をしてから書きたいと思っていたので、一旦保留にしていました。
ですが現状として様々な方からご指摘いただいていることや、ビアンキストアの定休日と私の休日が被ってしまっている都合上、試乗できそうなのが相当先になりそうだということもあり、先に情報だけ挙げておきたいと思います。
以上、前置きです。
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まず2017年モデルと2018年モデルの定価の違いです。
2017 | 2018 | |
ティアグラ | 210,000 | 178,000 |
105 | 267,000 | 210,000 |
※すべて税抜きの定価です。
2017年モデルと2018年モデルでは、パーツスペックがかなり変更されています。
<105完成車>
Bianchi(ビアンキ) 2018年モデル SEMPREPRO105 (センプレプロ105)[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]
2017 | 2018 | |
クランク | 105
52-36 |
FC-RS510
50-34 |
ホイール | フルクラム レーシング7 | ビアンキオリジナル |
ステム | FSAゴッサマー | JDーST182A |
ハンドル | FSAオメガコンパクト | JD-RA38A |
シートポスト | プロマックス カーボン | JD-JD-SP02.1 |
サドル | フィジーク アリオネR7 | サンマルコ Squadra Dynamic Open |
ほかにもバーテープ、シートクランプなども変更になっています。
※こちらは2017年年モデルです。
[ビアンキ]2017 SEMPRE PRO 105(センプレプロ105)カーボンフレーム ロードバイク
<ティアグラ完成車>
Bianchi(ビアンキ) 2018年モデル SEMPREPROTIAGRA (センプレプロティアグラ)[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]
2017 | 2018 | |
ホイール | ティアグラハブ手組
|
Formulaハブ手組
|
ステム | Kalloy AS-M01 | JDーST182A |
シートポスト | プロマックス カーボン | JD-JD-SP02.1 |
サドル | フィジーク アリオネR7 | サンマルコ Monza Start Up |
その他、バーテープやシートクランプなども変更されているようです。
※こちらは2017年モデルです。
ビアンキ 2017年モデル センプレ プロ ティアグラ / SEMPRE PRO Tiagra【ロードバイク/ROAD】【Bianchi】
2017年モデルと2018年モデルではパーツが結構変わっていてグレードダウンされていますので定価が下がるのは当たり前なのですが、値引き幅が大きすぎじゃね?ということで当ブログの読者さん数名がビアンキに確認を行ったところ、どうやらフレームの製造工場が変わったことと、カーボンのグレードが下がったそうです。
フレームが変わった?
Bianchi(ビアンキ) 2018年モデル SEMPREPRO105 (センプレプロ105)[カーボンフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]
これについてですが、読者さんからのタレコミ情報ですと、こんな感じです。
2017 | 2018 | |
フレーム重量 | 990g
(±5%) |
1100g
(±5%) |
フォーク重量 | ? | ? |
ただし2017年モデルと2018年モデルで、同じサイズでの比較なのかは不明です。
カーボンのグレードが下がったために重量が増しているということのようです。
ジオメトリには変更がありません。
※これについての正確性は保証できませんので、詳しいことはビアンキストアに出向いて聞いてみてください。
電話などはご迷惑なる可能性もあるので、やめましょう。
実際の乗り味の変化は?
この記事自体ですが、自分で試乗してみてから書こうと思っていました。
まだ試乗しておりませんので、正直なところでいうと全く分かりません。
で、個人的にはジオメトリも同じだしそこまで大きく乗り味が変わるとは思えないのですが、個人的な事情により試乗できそうなタイミングがいつになるかは全く分からない状態なので、とりあえず2017年モデルとはフレームが違うということを先に書いておきます。
私が乗っているLOOK765ですが、カーボンのグレード別に【765】と【765 HM】という二つのフレームがあります。
現行モデル(2018年モデル)だと【765 OPTIMUM】と【765 OPTIMUM RS】ですが、フレーム自体は2017年モデルと同じだそうです。
765HMのほうがカーボンのグレードが高く、重量も軽いのですが、私が聞いた話では【乗り味自体はあんまり変わらない】という話を聞いたうえで765を選んでいます。
なのでセンプレについてですが、気になる方はビアンキストアなどで試乗してみてください。
2018年モデルを買おうとする人は、要は2018年モデルの乗り味が気に入るかどうかだけが問題だと思うので、試乗して納得されたうえでご購入いただければと思います。
2018年モデルのビアンキですが、メーカーサイトでは重量の記載がありません。
またこのセンプレの製造工場の変更やカーボングレードの変更などもどこの自転車屋でも取りあげていないようなので、静観しておりましたが、数名の方からこの情報を【ビアンキストアで聞いた】というタレコミがありましたので、一応書いておくべきかなと思い書きました。
ただし私自身も試乗などでビアンキストアに行った際に直接聞こうと思っていたことなので、所詮は又聞き状態です。
なので記事の正確性については保証できませんので、詳しいことは直接お確かめいただければと思います。
2018年モデルのセンプレについてのインプレをいただきました。
http://roadbike-navi.xyz/archives/3347
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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