最近は各社、リムブレーキをやめてディスクブレーキに行ってますが、Wilierの2023年モデルはアルミフレーム&リムブレーキのMonte4が継続です。
結構フレームが軽いのね、コレ。
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2023 Wilier Monte4
Wilier Japan
monte4はモンテフォーではなく、「モンテクワトロ」と読みます。
アルミフレームのリムブレーキ車ですが、まあまあ重量が軽くフレームが1270g、フォークが360g。
この時代、軽量アルミロードというジャンルは滅亡気味なので、値段や重量面なども考えると嬉しい存在と言えるかと。
このロードバイクですが、フレームサイズが6サイズあります。
XXS~XLまでありますが、最小サイズだと水平トップが505mm、シートチューブが400mm、リーチが368mmなので身長150センチくらいから対応。
なお、最小サイズのクランク長は165mm。
たぶん画像のものはXXSかなと思いますが、フレームサイズが小さいとどうしてもスリーピングがきつくなります。
値段はこんな感じです。
フレームセット | アルテ | 105 | ティアグラ | |
コンポ | – | R8000
(11s) |
R7000
(11s) |
4700 (10s) |
ホイール | – | Maddux RX1.0-D | Maddux RX1.0-D | Maddux RX1.0-D |
値段(税込) | 132000 | 280500 | 220000 | 198000 |
重量は105完成車で約8.0キロなので結構軽い。
ただし重量表記が105/WH-RS100で約8.0キロと書いてあるため、ホイールが異なることに注意。
WH-RS100はシマーノのエントリーグレードなので、いわゆる一つの鉄下駄(前後1892g)。
まあ、完成車にいいホイールが付いてくること自体ほとんどないので、あんまり気にしなくていいポイントとも言えます。
理屈の上ではゾンダ(1596g)に変えただけで7キロ台に突入か。
このご時世なので値段が上がっているのはしょうがないけど、値段、重量のバランスだとこの価格帯ではお買い得感が高いかなと思います。
ディスク全盛ですが
アルミフレームのロードバイクなので、これからロードを始める人向けの一台として選ぶ人が多いと思われます。
そうなったときに、リムブレーキはどうなんだ?ディスクブレーキを推すべきではないのか?という問題が勃発します。
Wilierにはモンテグラッパ ディスクというアルミロードもあるのですが、理由はわかりませんが2023年モデルの「アーリーカタログ」には載っていません。
アーリーじゃないカタログが後日登場するとも思えないので、カタログ落ちの可能性があります。
ただまあ実際問題として、軽量アルミフレーム+105でディスクブレーキだと22万ではとても収まらないわけで、参考までにトレックのエモンダALR5の2022モデルが272800円。
リムブレーキとは価格差が激しい。
今後の拡張性を考えたらディスクブレーキなんですが、とりあえずこれ一台で楽しみたい人にはリムブレーキの中から選ぶのも間違いとは言い切れない気がします。
みんながみんな、次から次へとフレーム買い換えるわけでもないし。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
カンパだったらリムブレーキでも特に問題は感じないのですけど、シマノだと特に下位グレードでブラケットポジションではブレーキが使いにくいんですよね。完成車でカンパコンポは壊滅なので、シマノ前提でディスクを勧めます。STIが重くてハンドルがもっさりしますけど、安全には代えられません。
コメントありがとうございます。
シマノで下位グレードだとワイヤー引きディスクになりますが、あんまりいい印象がないのですが…