ピナレロは2023年モデルから、Fシリーズをレーシング、Xシリーズをエンデュランスとするみたいですね。
そんな中、グラベルロードでGRANGER Xという新フレームを投入してきました。
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ピナレロ GRANGER X
Granger X5 Disc | en | Pinarello Global
Xシリーズなのでグラベルエンデュランスロード。
逆にレーシングはGREVIL F。
GREVIL F7 - CAMPAGNOLO EKAR - MY23 | en | Pinarello Global
フレーム形状がやや違う。
ピナレロ独特のクネクネ感はGREVIL Fのほうが強めか。
ジオメトリで比較してみます。
X 500 | F 500 | X 530 | F 530 | |
水平トップ | 535 | 535 | 550 | 547 |
シート角 | 74 | 74 | 73.75 | 73.75 |
ヘッド角 | 70 | 70.5 | 73.25 | 70.75 |
リアセンター | 430 | 422 | 430 | 422 |
ヘッド長 | 137 | 135 | 155 | 155 |
BBドロップ | 72 | 72 | 72 | 67 |
スタック | 369.9 | 367.8 | 378.4 | 374.4 |
リーチ | 555.7 | 563.5 | 573.6 | 578.4 |
リーチ、スタックが結構違う上、リアセンター長もお決まりのようにエンデュランスモデルは長い。
「グラベルロード」と言っても車種によりレーシングかエンデュランスかだいぶ差があるけど、F=レーシング、X=エンデュランスと分かりやすくした点はアリですね。
正直なところ、車種名をみてもよくわからないグラベルロードが多いので。
エンデュランスモデルのGRANGER Xはカーボン素材をT600にしてエンデュランス性に振っています。
数字が高いほうがレーシング性強めだと考えてよいので、GREVIL FはT700。
GRANGER Xはケーブル類がフル内装ではなくGREVIL Fはフル内装になっていますが、これも空力orメンテナンス性をどちらが優先するかの違いで作り分けているのでしょうか?
世界はグラベルロードが主流?
最近各社ともにグラベルロードには力を入れてますが、サスペンションフォークのグラベルロードが出てくる時代。
ピナレロはサスペンションフォークではありませんが、サスペンションフォークだから必ず上ではないので、要は走る環境次第でしょう。
ピナレロってグローバルモデルではE-グラベルロードもあり、
https://pinarello.com/global/en/bikes/gravel/supercharged/nytro-gravel/nytro-gravel-force
E-BIKEと言わない限りわからないようなスッキリ感。
このあたりのセンスはピナレロだなあと思うし、きちんとONDAフォーク。
けど日本では販売されないか…
グラベルロードはここ数年で一気に普及したように思いますが、走るコースはどうしているのでしょう?
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
おそらくプリンスの後継と思われるF5というモデルが電動105と鉄下駄ホイールで80万オーバーって…
もうシマノも海外ブランドも、30年以上給料が上がっていない日本なんてマーケットとして眼中に無いんでしょうね。
値上げはピナレロに限らずですが、今の日本ではロードバイクは若者や初心者が気軽に始められる趣味ではなくなってしまいました。
お金がある人はどんどん新しいモデルやパーツにお金を使ってくれたらいいと思いますが、若い人や新しい人が参入できない趣味は先細る未来しかないので、今後日本ではロードバイクを趣味にする人は一部のマニアとお金持ちだけになっていくのかな…と感じます。
かく言う私は今のバイクを大事に長く乗っていこうと思います。
コメントありがとうございます。
異常に高騰している時代ですし、初心者が気軽に始めにくいからこそ中古市場が動くのかもしれませんよ。
まあ、ヤフオクなど…