7月から開幕する「特定小型原付」ですが、一ヶ月を切ったにもかかわらずいろいろ動きが遅い。
とりあえず、3社8車種については形式認定を通過したようです。
Contents
特定小型原付として形式認定済み
こちらになります。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001613888.pdf
ちょっと異色なのはこちら。
Striemo
ストリーモはHondaの新事業創出プログラム「IGNITION(イグニッション)」から生まれたベンチャー企業「株式会社ストリーモ」の電動キックボードで、3輪タイプです。
これ、かなり良さそうなんですよね。
安定性が高いし、あえての3輪はさすがホンダなのかも。
そのほか、SWALLOWのZERO9 Liteや、実証実験をリードしてきたLuupのものが5つ。
これらについては、ナンバープレートを取得して自賠責保険に加入すれば、16歳以上なら免許不要で乗れます。
繰り返します。
ナンバープレートと自賠責保険は必須。
必須なのはナンバープレートと自賠責保険ですが(3度目)、ナンバープレートと自賠責保険がないと余裕で検挙対象です(4度目)。
なお、自賠責保険の保険証書等については、スマホによる電子提示がOKになります。
これについてはあまり詳しくないので、自賠責保険のほうから確認してください。
どうなるのか?
特定小型原付はナンバープレートと自賠責保険が必須ですが(5度目)、主なルールはこちら。
プレイ | 方法 |
車道通行 | 左側端 |
自転車通行帯 | 通行義務あり |
歩道通行 | 自転車通行可の標識があり、時速6キロモードにすれば可 |
路側帯通行 | 時速6キロモードにすれば可 |
右折方法 | 二段階右折 |
自転車道 | 通行可 |
サイクリングロード | 通行可 |
ナンバープレートと自賠責保険は必須ですが(6度目)、違反については青切符対象です。
ルールについてやや分かりにくい面もあるので、注意が必要です。
3輪タイプのストリーモあたりは良さそうに見えますが、自賠責保険未加入の無保険運行はかなりヤバイ話になるので、ナンバープレートと自賠責保険は必ずよろしく(7度目)。
Luupって7月から全部対象なんですかね。
特定小型原付はミラーの設置義務がありませんが、たぶんミラーを求める人は出てくると思う。
特定小型原付用にミラーを販売するメーカーも出てくるかもしれません。
ミラーは不要でも、ナンバープレートと自賠責保険は必須なんですけどね(8度目)。
8車種が形式認定済みということから、8回アナウンスしておきました。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
購入者への特定小型原付に対する道交法の周知ってどうするんでしょうね
官報に載った段階で国民全員は知っている事になるって前に書かれてましたけど、現実問題としてそれすら知らない人が殆どな気がしますし
免許が無いから講習的なものも無いだろうし、購入者向けのフライヤーを配布したとしても、どれだけ読む人がいるのか
お恥ずかしい話ですが、自分は免許取るまで二段階右折という右折方法があることも知りませんでした…
コメントありがとうございます。
一応、販売者にはルール説明の努力義務みたいなのが定められていたはずなので、簡単な説明動画みたいなのは用意されているはずですよ。
見るか見ないかは別として。
一応はあるんですね
どこまで安全に運用されるか…
事故が多発してキックボードミサイルとか言われるような事態にならないことを祈るばかりです
コメントありがとうございます。
ある程度違反が出ることは想定されたルールだと思ってますが、未知数ですよね。