みんな大好きフラットバーロードの続き。


すっかり頭から抜け落ちてましたが、キャノンデールにも以前ありましたね。
CAAD Optimo Claris Flatbar
これが2020年モデルのCAAD Optimo Claris Flatbar。
ロードバイクのCAAD Optimoをフラットバー化して販売したモデルです。
これがちょっと独特なのは、理由はよくわかりませんがフロントシングルな点。
街乗り特化という意味合いなのか、1×8というスペックです。
チェーンリングが38Tと小さめにしているのでシングルなのかもしれませんが、個人的にはフラットバーロードらしさを出すならダブルで良かったんじゃないかと思ったりします。
2020年モデルで当時86900円なのですが、アルミフレームにフルカーボンフォークなことを考えるとまあまあお買い得だったのは事実。
けど、理由はわかりませんが消滅しています。
私の記憶によると、ロードバイクのフレームをそのまま流用したフラットバーロードは以前いくつかあって、ビアンキにもニローネのフラットバーバージョンがありましたし、スコットにもありました。
たぶんなんですが、ドロップハンドルよりもフラットバーのほうが好きな人がいること、通勤通学などではフラットバーのほうが使い勝手がいいこと、それでいてフレームの質やスピードにこだわりたい勢をターゲットにしていたから各社フラットバーロードを出していたのかなと。
フラットバーロードの最強バージョンまでいくと変態(誉め言葉)が愛したアレになりますが、アレは尖りすぎていたので通勤通学向きとは言い難い笑。
コルナゴのヴォレイとかフジのルーベオーラとか、スピードにこだわりたいフラットバー勢向けだし、しかも尖りすぎてない(笑)ので通勤通学向きでもあるし。
キャノンデールのフラットバーロードについても、コルナゴのヴォレイやフジのルーベオーラとかと同じカテゴリーでしょうけど、フロントシングルの38Tという点ではちょっと独特です。
実際のところ
余っていたロードバイクをフラットバーに組み換えて通勤通学仕様にする人もいるし、なぜフラットバーロードというジャンルが少なくなったのかはよくわかりませんが、一つ考えられるならディスクブレーキの波なのかも。
コーダーブルームにはストラウスディスクフラット10というフラットバーロードがありますが、
以前フラットバーロードを出していた他社は、ディスクブレーキのフラットバーロードは出してない。
ディスクブレーキ化によりタイヤ太めのフラットバーグラベルみたいなタイプなら見かけますが、最近はスピードにもこだわったフラットバーバイクというジャンルが廃れ気味なのがちょっと悲しいところです。
無難なバイクより、尖った一台というマニアックな方向性は需要がないのかな?
ちなみに尖りすぎたアレについては、時々ヤフオクで見かけます。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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