凄く不思議に思うことがあるのですが、どうなんだろ?
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Co2カートリッジは直射日光禁止!?
パンクしたときに炭酸ガスを充填することでお馴染みのCo2カートリッジさん。
便利ですよね。
ズキュンと一発かませば一瞬で空気圧が上がるというスグレモノとして評価が高い。
ただまあ、以前も書いたことがありますが、
ボントレガーの説明書には、このような文言があります。
CO2カートリッジを120°F (49°C)以上の熱から離して保管してください。閉め切った車内や直射日光では、これより高い気温に達することがあります。
加熱すると、カートリッジが破裂する恐れがあります。焼却処分しないでください。
https://trek.scene7.com/is/content/TrekBicycleProducts/Asset%20Library/documents/Manuals/pdf/BT19_MANUAL_Air_Rush_Elite_CO2_Inflator_JA-JP.pdf
爆発事例は普通にあって、ネットで探せば普通に出てきます。
ボントレガーは「直射日光禁止」「49℃以上はやめて」という扱い。
他社について調べたところ「40℃以上はNG」が多い。
今年の夏なんて猛暑ですし、間違ってもクルマの中に放置するようなプレイは避けなければならない。
こういうのは問題にはならないのだろうか?といつも不思議に思っているのですが、直射日光に浴びせまくりだからダメ!というわけじゃないのかな。
走行中には風を浴びているから冷却効果が期待されて…という話なのかもしれませんが、個人的にはだいぶ疑問。
ちなみに普段、サドルバッグの中に入れてますが、
真夏に取り出したときに、アチチっ!という経験はありません。
なお、TNIのカートリッジには、
直射日光禁止は書いてあります。
TNIも49℃を境にしてますね。
でも、アレなんだろうな。
走行中に風を浴びているから冷却効果が期待されて、大した問題ではないという判断なのかな。
トピーククラスが普通に販売しているのをみると、問題ないのでしょうか。
ちなみにトピークのホームページには、直射日光禁止とは書いていない。
直射日光はNG
実際のところ、例えばボントレガーのカートリッジが50℃以上になった瞬間に爆発する…というわけじゃないとは思うけど、「Co2カートリッジ 爆発」で調べるとまあまあ画像が出てくるし、注意しておくに越したことはない。
もちろんこのような剥き出しで直射日光プレイをしても問題ないと言えるだけの根拠があるから商品化しているのだろうけど、皆さんもカートリッジには十分ご注意ください。
やっぱり走行中に風を浴びているから冷却効果が期待されているのかな?
そうすると、貧脚低速戦士にはツラいのかもしれません。
わざわざ外に剥き出しで保管する理由もない気がするけど、やっぱり走行中には風による冷却効果が期待されているのだろうか?
素人にはわからないけど、こういうことを書くと「試してみた!」みたいに爆発するかしないかを実証実験する人とかいそう。
「リスクの話」をしているのに、「実際に試してみた」にすり替える人の心理はよくわからん。
「オマエが大丈夫だったことは、他人にリスクがないと言える根拠にはならんだろ」と言いたいことが度々あるのですが、この違いがわからない人は正直なところ厳しい。
以前輪行袋がどうのこうの言ってた人にしても、「現実に」「駅員からダメと言われた人」は複数いますが、持論を展開して自己満足するだけの人としか思ってないのよね。
まあ、どうせ逃げ道を用意しておくだけの人なんだろうけど。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
単にリスクを認知してない可能性から、安全装置付きのガスボンベで直射日光による破裂の危険性がないから禁止してないとか色々ありそうですが、直射日光に当てないほうが良いのでしょうね。
物理法則というか、CO2の物性は共通ですし。
安全装置付きカートリッジの例。
https://ntg.co.jp/products/minigas.php
コメントありがとうございます。
直射日光に当てるなと書いてありながらも、直射日光を前提にするのはイマイチ意味がわからないのですが、爆発したら痛そう…ですよね。
痛いで済むのかはわかりませんが。