以前、徳島県と兵庫県の淡路島との間を結ぶ大鳴門橋で計画されている自転車道について書きましたが、
こちらにて、イメージ映像が公開されています。
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やはり狭い…
以前公開された資料では、歩道が1.5m、自転車道は双方向2.5m(単純計算で白線の幅を含め片側1.25m)となってましたが、
画像:徳島県
改めて公開された映像を見ても、やはり狭いなと。
そもそも、この橋に掛かる自転車道については生活道路ではなく観光メインなんだと思われるので、多数の交通量をイメージしているわけではないと思う。
いわゆるサイクリングロード、例えば多摩川なんかは生活道路もかねているわけで同視するのは違うかもしれないけど、狭い自転車道で事実上歩行者と自転車が入り乱れることが想定された場所って、どうもトラブルが起きやすい気がしてまして。
まあ、自転車の片側通行スペースが1.25m計算になってしまうあたりは、「オマイラが注意して通行すれば済むジャマイカ!?」という雰囲気を感じますが、注意して通行するのは当たり前でして…
みんな大好き譲り合いの精神で仲良く使うしかないですね。
まあ、どこのサイクリングロードも事実上はそんな感じですが、実態としてはトラブルが起きるから不思議です。
そういや最近、この件をあまり聞かない気がしますが
最近はどうなんだろ。
仲良く使うしかないスペースにおいて、仲良く使う気がない人が現れるとなかなかややこしい。
プラスに捉えるか
大鳴門橋の自転車道については、自転車の通行が可能になるという点では明らかなメリットです。
通行できなかった場所が通行可能になるというだけでも喜ぶべきなのかもしれませんが、今回は「橋の下」という限られたスペースとはいえ、狭さは気になってしまいます。
元々は新幹線計画があった場所だし、もうちょい拡張できる気がしないでもないのですが、狭さというマイナス面よりも「通行可能になる」というプラス面が大きいからたいした問題じゃない…というところなんですかね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
幅を拡張するとお金が!って事なんでしょうね。
風による影響(風防は無いので潮風直撃です)や揺れもあるので飛ばせる道ではないと思います。
一部区間は自転車も乗って通ることも出来ますみたいな感じになるのではないでしょうか。
ゆったりと景色を眺めながら走る観光道路的な感じ。
むしろ、通行可能時間(現行の渦の道は季節により9:00〜16:30入場17:00閉館、最長8:00〜19:00)や風速何mから通行禁止になるかのほうが要注意ポイントかもしれません。
通行費用は1000円くらいになってもおかしくない気がしますが、しまなみ海道に対抗して安くなるとかあるのかな?
プランニングが甘くて時間切れで帰れないとか、修学旅行生で道が埋まって自転車での通過が大変とか起こりそう。
遠足で学童が飛び出しとか有ってもおかしくなく、なかなか気を抜けない道になりそうです。
コメントありがとうございます。
通行料金はそういや不明でしたね。
ただまあ、この自転車道計画が狙うターゲットがイマイチ不明な気もするので、これに合わせて周辺整備や観光スポットの紹介などしていくつもりなんですかね。
通行料金が上がれば、結局は利用者が増えませんし。
高所恐怖症の自分には苦難のサイクリングロードですね(TT)
それと事故が起きたときに緊急車両の運用は問題ないんでしょうかね
コメントありがとうございます。
緊急車両は自転車で来る、みたいなイメージなのかもしれません笑