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全ての車両は「ノールック」で飛び出してはならない。

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自転車が歩道から車道にノールックで飛び出しするのはマジでやめてくれという話なんですが、

https://twitter.com/shunji0304/status/1699644519631983036

ちょっと補足。

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加害者になるよ?

自転車がノールックで歩道から車道に降臨したとして、その自転車が被害者になるか加害者になるかはわからんのよ。
たまたま四輪車が後ろから来ていたらノールック自転車は被害者になることが多いけど、たまたま二輪車が来ていたら加害者になることがあるのよ。

 

歩道からノールックで車道に降りて逆走斜め横断した結果、車道を通行していた自転車に大怪我を負わせた事件すらありますが、

車道を通行していた自転車は頭に重篤な傷害を負い、言語障害と片半身の麻痺が残り(20代です)、ノールックで車道に降りた自転車は少年事件として処分。
なお過失割合については、①歩道の切り下げ部分で車両の進出が予定された部分、②被害者が横断歩道を通過した際に横断歩道が青信号に変わったこと、から横断自転車が予見可能とし、50:50で確定しています(東京地裁 平成20年6月5日)。

 

先日の判例についてちょっと補足。
先日挙げた判例なんですが、 ちょっと補足。 なぜ車道ロードバイクにも5割の過失が付いたか まず、事故の前提から。 ・原告(ロードバイク)は車道を通行していた。 ・被告(自転車)は歩道を通行していた。 ・歩道には配電ボックスがあり、被告の身長...

 

50%でも損害賠償は9000万オーバーなので、100%補償されていたら1億8000万以上ですが、ノールック自転車は犯罪扱い(少年事件なので非行事実)。
被害者は重篤な後遺症を抱えて生きていくことになります。

 

ノールックで車道に進出すれば、被害者になるか、加害者になるか、何も起きないかはわからんのよ。
なにせ本人は安全確認せずノールックなんだから。

 

結果論として見るんじゃなくて、結果に至る前の段階を何とかしてくれという話でしかない。
得意の「予見可能」にしても、ちょっと無理があるのよ。
50:50にされてしまいまともに補償されない現実があるのだから。

 

そして「ノールック進出」は自転車に限らない話。

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一時停止義務がある場所や安全確認義務がある場所をノールック進出すれば、こうなる。
たまたま今まで事故が起きなかったことから甘く見てしまう人が多いのだろうか?

ノールックは全員アウト

自転車がノールックで車道に降臨するのはアウトだし、車両が歩道を横切る前に一時停止せずノールックで進出するのもアウト。

 

偶然の結果論に頼るのはやめよう。
ノールック進出は被害者にもなるし、加害者にもなるし。

 


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