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身長2m近い人が、バイクで煽り運転に遭う。

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知人の話になりますが、サイクリストではありません。
身長2m近くあり体格もかなりガッチリした男性なのですが、バイクで通勤中に何度か煽り運転に遭ったそうな。

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煽り運転に遭う

煽り運転の具体的内容は、幅寄せとか、急に先行車が左側に寄りノロノロ運転を始めるとか、罵声を浴びるとかそんな話らしいのですが、変な話、身長2m近くあり体格もガッチリした男性が道端を歩いているときに喧嘩を売る人はまずいないですよね。

 

だって見るからに強そうな外見なので、喧嘩を売ったところで返り討ちに遭う可能性が高いのだから。
自分より強そうな人にわざわざ喧嘩を売る人はまずいない。

 

けど、バイクに乗っていて何度か煽り運転に遭い、嫌な気分になって最近は違う道から行くようにしているのだとか。

 

「信号待ちなどで停止した際に、バイクから降りて身長をアピールしてみてはどうか?」というアドバイスをしてみたんです。
変な話、強そうな人相手に喧嘩を売る人は滅多にいない。
けど、それをしたところで効果があるわけではなく、煽る人は煽ると。

 

煽り運転をする人の心理はよくわかりませんが、少なくともパトカーや白バイを煽ることはないだろうし、ヤクザさんと思わしき車を煽る人がいるとは思えない。
パトカーや白バイを煽ったら単純にタイーホコースだし、ヤクザさんを煽ったら厳しい指導が待ち構えている。
ある種、自分より強そうな人相手には煽り運転をしないのではないか?と思ったのですが、誰よりも強そうな身長約2mの人でも煽り運転に遭うもんなんですね。

 

強い・弱いの概念が四輪車か二輪車かになるのだろうか?
まあ、大型車相手でも煽り運転する人はいるし、あんまり関係ないのかな。

煽り運転への対策

わざと嫌がらせみたいな走り方をして煽り運転に遭うみたいな話なら自業自得な面がありますが、普通に法律通りに走って煽り運転に遭う場合、2輪車的にはシンプルに困惑します。

 

何をしたいのやら、と。

 

以前何かで見たのですが、ロードバイクに乗るときに「刺青アームカバー」なるものを着用していると煽り運転に遭わなくなる…みたいな話を見かけましたが、


個人的にはこんなもんを着用しなけりゃ煽ってくる奴がいるのが不思議。
恥ずかしいので私がこれを使うことはありませんが。

 

弱そうな奴は煽ろうとか、強そうな奴はやめておこうとかまあまあ意味不明な世界ですが、イギリスの研究結果によると事故の85%は怒りの結果らしい。
無意味に攻撃を仕掛ける心理はよくわかりませんが、そんなに煽りたいならパトカー相手に煽ってタイーホされればいいのに、無駄にリスクマネージメントは考えているのですかね。

 

ちなみに「妨害運転罪」は、さほど機能しているようには思えないのですが、妨害運転罪での検挙件数は全国で260件(20~22年)だそうな。
少ないように感じるのは、ほとんどの場合「通行妨害目的」ではないとして警察が及び腰になるからでしょう。

 

「通行妨害目的」って、結局のところ統一見解はない。
こちらの補足です。 通行妨害目的 まずは前回のおさらい。 …………… 妨害運転罪(道路交通法117条の2の2第1項8号)はこのように規定しています。 第百十七条の二の二 八 他の車両等の通行を妨害する目的で、次のいずれかに掲げる行為であつて...

 

自分より弱そうだしいっちょかましてやるか!みたいなのは要らないし、どうしたら煽り運転は減るのでしょうね。

 

でも、単純に強い・弱いで煽り運転するわけでもないのよね。
妨害運転罪適用の第1号は自転車がクルマに対して煽り運転をした件ですし(さいたま地裁  令和3年5月17日、裁判所ホームページに判決文あり)、他にも自転車が大型車相手に煽り運転して有罪の事例もあるし。
無敵の人にはかなわない。

 

煽り運転は理由はなんであれダメ。

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