特定小型原付はキックボードタイプよりも着座型が主流になるだろうと以前から書いてますが、ZEFILL TK-1って知ってますか?
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ZEFILL TK-1
ZEFILL TK-1 特定小型原付ZEFILL電動アシストE-BIKEオフィシャルサイト 電動アシスト自転車の枠を超えた次世代モビリティ 『スタイル+性能』体感からはじまる『ZEFILLから』
見た目がカッコいい。
なんか違法フル電動自転車なんじゃないか?と勘違いされそうですが、ちゃんとした特定小型原付です。
まあ、似たようなファットタイヤの違法フル電動自転車が都内では時速50キロとかでかっ飛ばしてますが、最高速度は20キロに制御されているし、特定小型原付としての要件をきちんと満たしたタイプ。
公式サイトに走行動画も出てますが、ファットタイヤ&フロントサス&着座型で安定性が高い。
あれですよね。
違法フル電動自転車がとんでもないスピードでかっ飛ばしているのを見て「あぶねーな」と危険視するのは当然だけど、ZEFILL TK-1がきちんとナンバー取得して自賠責保険に加入して走れば文句のつけようがない。
ちょっと面白いのはこれ、エアタグが標準装備されてます。
なのでiPhoneがあれば盗難されても追跡可能。
登り坂対策に500wモーターを採用しているらしい。
あと、カゴが股下にくるのでひったくりはされにくいでしょう笑。
フロントライトもしっかりしてるし、当たり前ですがウインカーや最高速度表示灯もある。
クラクションも電子クラクションを装備。
たぶんなんですが、本来「原付」が目指した気軽さが今の特定小型原付なんじゃないかなと思ったりします。
なおハンドルアンダーミラーが標準装備されていますが、
ZEFILL TK-1 特定小型原付ZEFILL電動アシストE-BIKEオフィシャルサイト 電動アシスト自転車の枠を超えた次世代モビリティ 『スタイル+性能』体感からはじまる『ZEFILLから』
特定小型原付は法制化される際に、ミラーが不要になりました。
実証実験の際は「小型特殊自動車」だったのでミラーが義務でしたが、特定小型原付を法整備する議論の中でミラーは不要との判断。
このZEFILL TK-1って寸法を見ると横長が「ハンドルバー60センチ」と書いてあります。
特定小型原付は普通自転車と同じくサイズの制限があり、横は60センチがMAX。
なので通常のミラーだと特定小型原付のサイズ制限に抵触してしまうため、デザイン性というよりも仕方なくハンドルアンダーミラーにしたのではないかと思われますが、以前もちょっと書いたように無理に普通自転車サイズに収めようと法整備した弊害なんじゃないかと思っていたりする。

けど、法律上は不要なミラーを標準装備している点は評価してます。
走行距離の目安は60km〜80km。
特定小型原付のスタンダードに
特定小型原付ですが、折り畳み可能なキックボードタイプは持ち運びの利便性重視、着座型については安定性重視みたいなイメージで棲み分けされていくのかもしれません。
まあ、折り畳み可能なキックボードタイプといっても、現実的には輪行するには重量が重いのでそこまで需要があるとは思えないのですが、結局、着座型ってほぼ自転車のイメージです。
ウインカーやブレーキランプがきちんとしていたりするし、物理的な速度制限があるため無謀な運転にはなりにくい。
「チャリは手信号も出さない」みたいに言われてしまうことがありますが、自転車のネガティブな面をカバーしているような気がします。
ところで、どこかのメーカーが自転車用に使いやすいウインカーを開発する予定はないのだろうか。
中華系ウインカーは使いにくい。
ファットバイクのフル電動自転車が暗躍しまくったせいでこのタイプって同じ部類と勘違いされそうですが、きちんと特定小型原付の基準を満たしたモノです。
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