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スラムの12速シフトレバーの一部が正式にリコールに。

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昨年、スラムの12速シフトレバーの一部に「シフタークランプボルトに過剰なネジロック剤が塗布されていたため」に、規定トルクにしてもシフターが動いてしまう危険性があるとしてリコールだとアナウンスされてましたが、

SRAM、2023年7月以前に製造された12速ロードシフターの一部をリコールへ。
シマノの11速デュラエース/アルテグラクランクのリコール問題に揺れたロードバイク業界ですが、スラムが2023年7月以前に製造された12速ロードシフターについてリコールになると報じられています。スラムによると「シフタークランプボルトに過剰なネ...

なぜかスラムからは何もアナウンスがなく、なんなんだ?と思ってました。
スラムから正式にリコールのアナウンスが出ていますが、日本も対象になっているのかは不明です。

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スラムの12速シフトレバーがリコールに

https://www.sram.com/contentassets/108e5e43274d43089f204544bb8b2c30/Shifter-Brake-Clamp-Assembly-Bolt-Recall-Consumer-Notice.pdf

「12速シフトレバーの一部」と書いた理由ですが、自転車店で取り付けられたシフトレバーや完成車としてついてきたシフトレバーには問題がないらしく、あくまでもコンポセットとしてユーザーに販売されたものだけが対象。

自転車販売店が新しい自転車に取り付けなかった 12 速 SRAM eTap AXS RED、Force、Rival、および Apex シフト ブレーキ レバーすべてがこのリコールの対象です。レバーが自転車販売店で購入または取り付けられた完全な新しい自転車に付いていた場合は、何もする必要はありません

アメリカ消費者製品安全委員会の発表では、「ブレーキレバーのクランプボルトが緩む可能性があり、ライダーに衝突の危険をもたらします」としており、昨年報道された「規定トルクにしてもシフターが動いてしまう危険性がある」という内容とも一致してます。

Access Denied

リコール数は約61,300(さらにカナダで約2,940が販売)とありますが、日本にも流通しているのかはわかりません。
ユーザーが行うチェックとしてはシフトに軽い圧力を加えて、シフトブレーキレバーの取り付けがしっかりしていることを確認することとなっています。
レバー本体を自転車のハンドルバーの中心に向かって押します(レバーを無理に回さないでください)。
シフトブレーキレバーが回転したり滑ったりする場合には乗らないようにとアナウンスされてます。

 

要はクランプボルトに問題があるという話ですが、海外通販でスラムの12速コンポセットを購入した方は注意したほうがいいかも。
なお、

消費者はリコール対象の SRAM シフト ブレーキ レバーの使用を直ちに中止し、レバーがしっかり締まっているか点検する必要があります。シフト ブレーキ レバーが回転するか緩んでいる場合、消費者は SRAM 正規販売店で無料のブレーキ取り付け検査を受けることができます。販売店の点検時にブレーキの取り付けが緩んでいた場合、クランプボルトアセンブリの増し締めまたは交換が消費者に無償で行われます。

Access Denied

対処としてはクランプボルトの増し締めかクランプボルトの交換だそうな。
事故の報告はありません。

リコールは

日本で対象になる人がどれだけいるのかは謎ですが、完成車やショップで取り付けられたシフトレバーはリコールの対象外。
自力で取り付けた場合が対象。

 

海外通販で購入した人だと、通販業者から直接連絡が来るのかもしれませんし、来ないのかもしれませんが、念のためシフトレバーが動かないかは確認した方がいいでしょう。


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