アメリカの訴訟については、「コーヒーが熱すぎる」という事件が昔ありましたが、
シマノのVブレーキレバーが足に刺さり大怪我したことについて、提訴されたそうな。。。
原告は、妻と一緒に道に沿って自転車で走行していたところ、他のライダーがそのルートを利用していたために妻がスピードを落としたと述べた。リンチさんによると、速度を落とした際にバランスを崩し、前を走っていた妻のバイクとの接触を避けるために方向を変えたところ、ハンドルバーの左Vブレーキレバーが左太腿に「突き刺さり」、足長ほどの傷を負ったという。
Cyclist sues Shimano and Trek for million after brake lever "impaled" foot-long wound in thighThe lawsuit alleges the injury was sustained when the cyclist lost balance trying to avoid a crash, and claims his left ...
訴状が交換されていたので軽く読んだのですが、金属製のブレーキレバーについて「不適切に設計されていた」としてシマノの問題を追及。
その不適切に設計されていたブレーキレバーをトレックに供給し、トレックも注意義務違反、説明義務違反などで提訴しているような感じらしい。
そのうちブレーキレバーは柔らかいスポンジ製になるのではないかと心配しますが、そんなことをしたらブレーキレバーの剛性不足から十分な制動力を発揮できなくなり誰かが提訴しそう。
アメリカの訴訟社会はイマイチ理解に苦しむ。
しかしまあ、Vブレーキレバーなのでフラットハンドルだと思うけど、どういう転倒をするとブレーキレバーが太ももに突き刺さるのかは謎ですね。
話を読む限りでは、日本で同じような提訴をしても、原告の操作ミスによる自爆だとして請求棄却になりそうな気がしますが、アメリカは違うのだろうか。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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