最近、サイクルトレインの実証実験が増えてますが、インフルエンサー限定のサイクルトレインという意味がよくわからない…
東京都交通局は、東京さくらトラム(都電荒川線)において、自転車専門のインフルエンサー等の協力により、車両に自転車を搭載する実証実験を実施します。
1.概要
自転車専門のインフルエンサー等にご参加いただきサイクルトレインのニーズ等を把握します。2.実施日
令和6年3月16日(土曜日)3.参加者
自転車専門のインフルエンサー等
※一般のお客様は、ご参加いただけません。4.実施内容
参加者は、自転車を電車内に搭載し乗車。降車後、沿線のスポットをポタリング(のんびり楽しむサイクリング)していただきます。
終了後、参加者が所有するSNS等を通じて実施状況を発信していただきます。 東京都交通局,ピックアップ情報,東京さくらトラムにおいて「サイクルトレインの実証実験」を実施します東京都交通局のウェブページです。
これはアレですよね。
「オレはインフルエンサーだ!参加するぞ!」というノリではなくて、東京都交通局が選んだインフルエンサーに参加してもらう話なんだと思われますが、単なるPRイベントみたいな話なのか、今後サイクルトレインとして使っていく目的での実証実験なのか、イマイチ判断しかねる。
ちなみにですが、都電荒川線をサイクルトレインとして使えるようにするとなると、サイクルツーリズム的な目的よりも日常使いの自転車を載せるほうがメインになると思う。
通勤通学時に折り畳み自転車を持ち込むような。
そう考えると、インフルエンサーに限定する理由がわからないし、いわゆるサイクリングとは違うような気もするけど、最終的なゴールはどこにあるのだろう?
例えば西武多摩川線のサイクルトレインは日常使いの自転車を載せるイメージが強いし、西武池袋線のサイクルトレインはサイクルツーリズム的なイメージになる。
荒川線のサイクルトレインは西武多摩川線的なイメージなんじゃないかと思うけど…
路線距離が12キロなので、いわゆるサイクリストは自走する距離ですしね。
間違っても「オレはインフルエンサーだ!」みたいに無理強いしてサイクルトレインに参加するのはお控えください。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
コメント失礼します
以前、都電荒川線の沿線に住んでいました。あの短い路線でサイクルトレインって…
インフルエンサーの定義がよくわかりませんし、降車後に沿線のスポットをポタリングというのも…わざわざ自転車をあのノロノロな都電に載せるより、普通に自転車で直接走って行った方が早いでしょう。
まぁ、都電に自分の自転車載せてる写真をインスタに載っけてもらうってことなんでしょうけど、これは単発で終わる可能性が大な気がします。
コメントありがとうございます。
たぶん実証実験と言いながらも、PRイベントに近いんじゃないかと思います。
あまり一般人は期待しないほうが良さそうです。