シュワルベといえば驚異的な耐久性と耐パンク性を誇るマラソンが代表作ですが、まあ、ロードバイクにマラソンを使う人はほとんどいないと思うので、ツーリングバイクやアーバンバイク用ですかね。
スパイク付きの「マラソンウインタープラス」など面白いタイヤもある同社ですが、最近になってマラソンを「10%増し」にしたそうな。
肉増し、飯増しとは違います。
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シュワルベ マラソンが「10%」増し
シュワルベのマラソン(グリーンマラソン)はその70%がリサイクル素材・再生可能素材から作られてますが、70%から80%に引き上げたそうな。
なので「10%増し」とは、リサイクル素材の比率です。
破棄された漁網を回収して洗浄した後、リサイクルされて従来のナイロンと同じ品質を持つSeawastexカーカスにする。
Seawastexとは使えなくなった漁網から作られたものですが、従来のナイロンカーカスよりも41%のCo2を削減。
耐久性の高さからお財布に優しいだけでなく、地球にも優しいタイヤですね笑。
適度に重いのでライダーには負荷が掛かりますが、耐久性重視のタイヤなのでそこは仕方がない。
28cで550gあるので走りの軽さを重視するサイクリストの心にはトキメキ度が低くても、耐久性を重視するサイクリストの心にはトキメキ度が高いのがシュワルベのマラソン。
シュワルベの近況
シュワルベの2023年の売上は、2022年と比べて30%ダウンしたようです。
これは自転車業界全体的な売上低下や在庫抱えの問題が原因ですが、それでもコロナ以前より高い売上になるのだとか(2022年は過去最高の売上高)。
シュワルベってロードタイヤも評判がいいですが、やはりメインになるのはいろんな意味でモンスター級といわれる「マラソン」なのでしょう。
雪道ライドにはスパイク付きのマラソンウインタープラスがありますが、スパイク付きタイヤといえばマラソンですしね。
オランダのKOGAが誇るモンスター級ツーリングバイクのワールドトラベラーにしても、標準装備されるタイヤはMarathon Efficiency 55c。
ツーリングバイクだとマラソン使用者が多いのかな?
こういう自転車って日本だとあまりメジャーではないですよね。
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