ちょっと前になりますが、「サイクルイベントを開催しても、サイクリストがその地域にカネを落とさない」みたいなツイートがあった気がします。
あれ、むしろ不思議に思うところがありまして。
カネを使って欲しくてサイクルイベントを開催するの??
何らかのサイクルイベントを企画して主催する立場の人って、サイクリストがその地域に対しお金を使ってもらうことを期待してイベントを企画・開催してた…のでしょうか??
サイクリストが何らかのサイクルイベントに参加する動機を考えると、「そのコースを走りたい」ということが大要素ですよね。
そしてイベントにもよるだろうけど、エイドステーションで軽食を食べられるようなイベントであれば、少なくともサイクルイベント中にはお金を使う必要性がない。
宿泊やそれに関連した食事などではお金を使うだろうけど、サイクルイベントに参加する人って多くは輪行にて参加するわけで、既に荷物がかさばるわけだからかさばる土産物を購入して帰る…なんてことも期待しにくい。
サイクリストはそのコースを走ることに対して申し込みするわけで、地域にカネを使ってもらうことを期待しているなら、そもそも企画するイベントを間違えているんじゃないかと思ったりする。
例えばですよ。
自転車系の企画であっても何らかの「体験型」のものを組み入れて、その地域で自転車を降りてなにかをするようなものであれば、お金を使うタイミングが出てくるでしょう。
自転車に乗りっぱなしのイベントであれば、乗りながらお金を使うタイミングなんてないし、既に荷物がかさばる輪行マンが土産物を購入して帰ることも期待しにくい。
メシがエイドステーションで出てくるなら、サイクルイベント中にはお金を使う必要性がない。
お金を使うことを想定してないサイクルイベントに対して、「サイクリストはカネを落とさない」みたいなことを言われたら「そりゃそうでしょ」としか言いようがない気がする。
ちょっと話が変わりますが、これ。
凄く評判がいいと聞きますし、満足度も高いらしい。
「全長約22kmのルートをガイドが説明をしながら3.5時間のんびり巡ります」とありますが、いわゆるガチ系のロードバイク乗りからしたら、たぶん興味がない人のほうが多いと思う。
いわゆるサイクルイベントに参加する人って「走ること自体」に価値を感じて参加する人がほとんどだと思うけど、上で挙げたようなガイドツアーについては、「走り」が参加する目的じゃないですよね。
参加費と宿泊代程度しかお金を使うことがないサイクルイベントなのに、カネを落とさないと言われても「そりゃそうでしょ」としか言えないし、どうしてもその地域にお金を使ってもらうことを期待しているなら、そういうイベントを企画したほうがいいと思う。
例えばですが、多摩川サイクリングロードなんて土日にはかなりのロードバイクがいると思うけど、じゃあ多摩川サイクリングロードの付近にお金を落とすのか?と聞かれたら、「別に…」ですよね。
単に通過するだけなので、必要があるときにコンビニに入る程度の話でしかない。
それに対して「サイクリストはカネを落とさない」と言われたら、そりゃそうでしょとしか言えないし。
それは企画の問題なのでは?
サイクルイベントによっては、地域の人にいろいろお願いして「参加費の一部が地域に還元される仕組み」にしているわけですが、サイクリストがカネを使わないのはサイクリストが悪いわけではない。
最初から「カネを使わない構造」のサイクルイベントに対して「サイクリストはカネを落とさない」と言われてもなあ…と思ってしまうのは私だけなんですかね。
不思議です。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
このニュースを読んだ時私も同じことを思いました、自分は山岳系のイベントしか出ないのですが前日入りしたらご当地の食べ物や温泉に入ろうと思いますが、当日は丸1日走りグルメや土産どころではないし
大体の人はイベントが終われば当日中に帰路に着くでしょう
しかも前日はご当地の食べ物と話しましたが翌日のイベントのために食べる物は当然考慮するので揚げ物は控えますし飲酒もごく微量です
つまり仰る通り走る事を第1に考えてます
例えば何度も言ったことのあるルート(私の場合だとビワイチ、アワイチ、しまなみ海道とか)なら羽目を外すしても余裕はありますが、それならそもそもイベントで行く必要がないって人が多いと思います。
私はそれよりもサイクルイベントってボランティアの方がどこも多いと思いますが施設の使用の仕方も含めて自転車乗りのマナーの悪さが気になりました
やはりゴミ(レーションやチューブ、菓子袋)は路上に投げ捨て小学校がエイドステーションとして提供されてた時なんかトイレは糞便が巻き散らかされててこれが大人のやることかと思いました
こちらの方が開催する地元の人からバッシングを受ける大きな原因なのではないでしょうか。
コメントありがとうございます。
お金を使うことが期待できないイベントなのに、何を求めているのやらと不思議に思います。
マナーについては、私が参加したものは皆さん良かったのでなんとも言えません。
別に否定することでもないし、当たり前が出来ないなら仕方ないと思う。ただ同じ自転車乗りなら、てか常識なら分かるハズなんだけどね。速い遅いじゃなくて
コメントありがとうございます。
マナー云々はサイクルイベントかどうか無関係にちゃんとすべきことでしょうね。
激しく同意してます。
私もイベントでは、走りとエイドステーションで出てくるものを楽しみます。お金はエントリー料と雑費しか使わないですね。
しかし、イベントで美味しいものが出たり、走っていていい景色に出会えたら、また行きますよ。今度は家族で。
その時は自転車で移動するわけではないので自転車乗りだとは思われないでしょうが、お店で、この前のイベントで食べて、また食べたいと思ってきました!とかイベントで見かけたここの温泉に泊まりに来ましたというと、とても喜んでくれます。
地域を知ってもらうという意味では、とてもいい宣伝になっているのではないでしょうか?
うちの地域の良さを知ってくださいって感覚で開いてなイベントほどつまらないと思ってます。
コメントありがとうございます。
確かにそうですね。
「自転車」がきっかけで訪れた場所に、別件で旅行することはありますもんね。
本当に主の話される通りだと思います!
ただ自転車に乗るのが好きでイベントに参加し楽しむ事が悪い事のように言われるのは本当に心外です。
自転車イベントの開催が、ただ金の為だと言い切るようなイベントになんか誰が参加したいと思うんですか?
そんなにお金が欲しいならイベント参加費を数万円程度に値上げして、参加者に宿泊先と食事とお土産を豪華に付けるなどされては如何?
それでも参加したくなるイベントだとの自信が有るかどうかは知りませんが…。
本当に「サイクリストは金を地域に落とさない」という記事には私も幻滅させられました。
コメントありがとうございます。
なんのために開催するイベントなのかがボヤっとしているのが原因なのかもしれませんが、自転車に乗るイベントってお金を使う用事が発生しにくい構造だと思うので、目的を明確にしたほうがいいのかもしれません。
もとのツイート見てないですが、思いつくのは
サイクリストにとっての当たり前は他の人にとってはそうじゃないから共有目的のツイート。
もしくはサイクリストは金使わないと思われてるから、積極的に使っていかないとイベントも新しいサイクリングロードも作る予算回らないよという注意喚起なのかな。
コメントありがとうございます。
そもそもの意図についてはわかりかねますが、お金を使う・使わないが問題ではない気がするんですよね。
一部の方の根本的なマナーの悪さが問題なような。
サイクルイベントに限らず、参加者の「お金を落とさない」は多々観られます。
まぁ、どこまでのレベルの「お金を落とす」かにも寄りますが…
イベントとして宿泊をせざるを得ない内容で、開催エリアの宿泊施設で宿泊をするという点では、サイクリストは「お金を落とす」方です。
若年層や社会通念に欠ける層がターゲットになる系のイベントでは、その宿泊ですらお金を落としませんし、逆にゴミを落として帰る始末。
そんなのに比べると、サイクルイベントはマナー良く、ある程度お金を落としていると私は思います。
イベントは主催者側が何を目的にしているかで内容は変わってきますよね。
お金をひたすら落としてもらいたいイベントなら、そういう企画内容になるはず。
妥協点があるから、そのイベントがその内容となっているし、思惑通りにお金を落としてもらえなかったのなら、それはイベントとして失敗しているという事。
企画、運営側が自分の失敗を参加者に責任転換するのは幼稚ですし、ましてや部外者がツイートで非難するのもお門違いかと思います。
コメントありがとうございます。
そもそも「お金を落とす」とはどの程度の規模なのか?という疑問もありますが、他のスポーツイベントと比較してそんなに違うのかな?という疑問もあります。
楽しくサイトを読ませてもらってます
微妙にズレますが「ここ15年でランニングが盛り上がるようになったのは、儲かるスポーツになったから」という話ありますよね。
瀬古さん世代は高くてシューズ、それもガチな人しか買わず、オリンピックと箱根位が一般市民のイベントの興味。
それが、機能ウェア、ウォッチなどグッズ、トレーニングなど体験サービスに、東京マラソンに代表される参加イベントと、競技が盛りあがるには競技人口が大事だし、裾野広く儲かるのは大きいなぁ、と思います。
自転車は初期投資が大きい、服が恥ずかしい、イベント参加人数を多くできない(儲けにくい)とか、ランに比べたデメリットは感じますね。
ゴルフや野球も最近は苦戦しているそうですが、自転車と似たハンデがあるから当然な気もします。
コメントありがとうございます。
マラソン大会って、自転車イベントと比べて参加者がそんなに地域にお金を落とすのか?という疑問もありますが、参入障壁はランのほうが低いのは確かですね。
どの大会も人気ですし。
サイクリストはお金を落とさないとか、マーケティング不足すぎますね。
ガチイベントでガチ勢が前日に暴飲暴食するわけないし、基本前泊が多くなるわけだから、当日に泊まる人は減る。
少し考えればわかることです。
殆どの人がイベントに求めていることはベンチマークか達成感でしょう。
そもそも情報発信ができるなら、イベントをやるより、素敵なルートのログとキレイな景色やグルメなどの情報を発信してサイクリストライクな宿の整備をしたほうがコスパは良いでしょう。
ただ、アクアラインマラソンに何度か出たのですが、地元の子どもたちや住人の声援がすごくて、走っていても楽しいし、応援してる子供たちも楽しそうでした。
地域住民のオリエンテーションや参加者へのイメージアップとしてはかなりの効果があると思いました。
しかし、お金儲けがしたいなら、
提携ホテルで前日の出走手続きができるようにするとか、
当日受付でその日は温泉入って泊まるのにちょうどいいようにスタートを調整するとか、
客のニーズあったサービスを提供するのは当たり前です。
最近の富士山の弾丸登山問題でも、ニワカが山を舐めてると騒いでいますが、登りたい人の数が多いのに、山小屋のキャパが足りなくて山小屋予約も面倒くさいというのも事実。
富士山なんてブルトーザーで登り降りできる唯一の山なんだから、登山者から徴収する協力金を半強制にしてある程度金額を上げれば、救助要請にも対応できると思います。
観光立国を目指すなら、ホストがもっと客のニーズに答えられないようだと、インバウンドも一時的なブームで終わってしまうでしょう。
コメントありがとうございます。
>ガチイベントでガチ勢が前日に暴飲暴食するわけないし、基本前泊が多くなるわけだから、当日に泊まる人は減る。
少し考えればわかることです。
まさにこれでして、前夜に酒飲んでばか騒ぎするわけもないので、「サイクリストはお金を使わない」と言われたら「そりゃそうでしょ」としか言いようがありません。
それを踏まえてどうするか?の問題だと思いますが、他の方は「カタログで土産物を選べるサービス」という話もしてますし、考え方をちょっと変えればチャンスなんてありそうな気がします。
そういう意味ではやや思考停止に陥っている面がありますが、問題点を挙げていけば解決法なんてありそうな気がします。
サイクリスト:サイクルイベントで地域に金を落とさないのは当然→地元:じゃあイベント運営に協力しません、もしくはイベント開催に反対します
ってなるよという注意喚起だと思いますよ。
元コメの方の未来予測
サイクリスト:そこまで気にしてイベント参加してないよ→いつの間にかサイクルイベントが減少→サイクリスト:どこもかしこもイベント開催に非協力的、なんでだ!→地元:イベント開催してもメリット無しだからトーゼンでしょ
コメントありがとうございます。
参加者がお金を落とす努力をしないと維持できないイベントだと、続かなくなるのは明らかではないでしょうか?
みんながみんな、そのような意識を持つわけでもないので。
ブログ主様は以前、お世話になっているサイクルショップではオイルとか小物類でも(意識的に)出来るだけそこでお金を落とすと書かれてた気がしていて(うろ覚え)、元コメの方が期待されている姿勢はその感覚に近いのではと思いました。
どこまで意識を拡げるかは当然各個人で違ってくるとは思いますが、(自覚は無いかもしれませんが)自転車界隈に対して影響力、発信力がとても大きい当ブログ主様に私個人が期待する事としては、元コメの方とあまり変わりないです。
コメントありがとうございます。
私が書いた過去に書いた内容としては、そもそもの前提として「何か作業してもらったのに工賃は要らないと言われてしまう」ところからの話でして、私も商売人なので工賃無しは良くないとのところからそうしている話なのですが、今回の問題は「お金を使う仕組みを作らない限り、参加者の努力だけでは継続することは困難」だと思っています。
結局のところ、参加者はお金を使いたくないわけではなく、使う仕組みがないから使わないというところに問題があると思ってまして。
そこに「気持ち」だけでは弱いと思うのです。
また、サイクリスト個人の努力に委ねた場合、「お金を使うサイクリスト」が「お金を使わないサイクリスト」を非難する構図にすらなりかねないため、なおさら個人に帰結させないほうがいい問題だと捉えています。
気持ちとして持つことは必要と考えますが、みんながそうすることは無いなのでいずれ限界を迎えます。
それならばお金を使う仕組みを作っていくべきだと思うのです。
考え方次第の所もありますが、(本来は皆の公道である)道路をある時間帯で専有して楽しい時間を過ごさせてもらってる(また少し迷惑もかけてる)のに地元の方達に何もメリットが無いのは悪いなと思えれば、ショップに対する気持ちとあまり変わらないのではないでしょうか?
ただしブログ主様のおっしゃる通り各個人の気持ちに任せても良い方向に行かないのであれば、税金方式でエントリーフィーを上げて地元に還元するなどしなければならなくなるかもしれませんね(残念ですが…)
コメントありがとうございます。
>地元の方達に何もメリットが無いのは悪いなと思えれば
すみません、これを否定しているわけではないですよ。
使うタイミングがないから使わないという単純な図式に対し、使うタイミングを作ってあげれば済むという話です。
主催をやり始めた知人がいますが、色んなところに頭を下げて何とか開催してる感じですよ。その中で、経済効果は説得において非常に重要らしいですね。
思ったより儲からないのが普通なら、来年はやらなくてもいいかなって話が一般化すると、我々が参加するイベントは減るとは思います。
なので、何とか前泊はして、宿泊と食事くらいはした方がいいんだろうなと思ったりします。
大会に銭払って客として参加しとるんじゃと思うのも、何とか道を借りて大会を成立させて貰ってると思うのもどっても自由だとは思いますが、僕は後者の方が謙虚なようには感じます。
でもまあ、確かにサイクリストに限った話ではなくて、マラソンとかのスポーツイベント全般で言えそうな気がしますけどね。
コメントありがとうございます。
すみません、
>大会に銭払って客として参加しとるんじゃと思うのも、何とか道を借りて大会を成立させて貰ってると思うのもどっても自由だとは思いますが
なぜこの二択になるのかのほうが不思議なんですが、経済効果をメインにするなら、参加者の努力に委ねた運営はいずれ破綻すると思います。
「カネを使いたくない」みたいな話ではないですし。
地元に何らかの利益をもたらさないと、結果長くは続かないでしょう。
サイクルイベント以外でも同様です。大体のところ、主催の熱意が持続しない、何らかの成果を提示出来ないと、協力者を繋ぎ止めれない、結果、主催の世代交代等で問題が露呈し終了する。
サイクルイベント以外事業者として物販イベント等にも参加しますが
地元に愛されないイベント、イベンター、運営手法では長続きしないのは、明らかです。
経済効果は行政の支援を受ける為にも重度が高いし
行政支援が受けれると、警察の協力も変わる、特に道路使用許可等への影響は大きい。
参加者はそんな事は考え無いねでは無く
自分らが如何にイベントを盛り上げていくのか、参加者は考えなくては駄目なんじゃない。
マナーは参加者の数名が悪ければ、それで全て台無しです。
コメントありがとうございます。
>参加者はそんな事は考え無いねでは無く
そもそもそういう意味で書いているのではなくて、お金を使うには使う理由があるから使うわけで、使う理由を作るべきという話なんですよ。
参加者の努力(?)に委ねた運営なら、いずれ破綻するだけ。
みんながみんな従うわけがないので、そこに期待した運営なら続きません。
こんにちは
年2回春秋にサイクルイベントやってる村住みです。毎回参加してますし、主催・スポンサーも知ってます。
楽しいイベントです。
主催が〇〇町と観光協会・商工会議所
パンフレットに地元商店広告と
「ソフトクリーム50円引き・風呂入浴半額・ラーメンにチャーハンサービス」券みたいなの色々付けてます。
イベント終了後店から使われたチケット集めて集計してます。税金使ってるので当たり前。「何枚使ってくれたか」
主催も高級旅館や豪華な料理を期待してない。
儲けようなんて微塵も無い。
帰りにどっか寄るならこのチケット1枚だけ使って帰って欲しい。隣町で飯食うなら此処で。
小さい村・帰りに自転車の恰好した人寄ってくれたよ。ってスグ広まる。
来年もイベント出来る。スポンサー集まって参加費も安くなる。
お金を落とすってこれくらいの事だと思う。
コメントありがとうございます。
記事ではあえて書かなかったのですが、チケットをつけてその土地での消費を促すのも一つの手ですよね。
なんか楽しそうなイベントのようで、うらやましいです。
自身もまちづくり、地域活性化に携わる仕事をしていますので大変参考になりました。
地域活性化の観点でサイクルイベントを企画する自治体は今非常に多いですが、ターゲットを明確にしきれてないままとりあえずイベントをやってしまっているのかな、と感じる場面は多いです。
お金を落とす=地域の宿に泊まる、夕飯を地元の飲食店で食べる、帰りにお土産を買うということが想定されますが、ご指摘の通り輪行での参加者が多い場合や走ることに主眼が置かれているイベントでは想定通りにサイクリストに消費してもらうことが難しいですよね。
事前に運営側が徹底的に参加者の属性を調べ上げて、例えば後日通販でエイドで出た食べ物を買えるようにする、などの仕掛けを作れば結果としてお金が地域に落ちると思いますし、そこは運営が努力する範囲と感じます。
イベント運営会社に企画からすべて委託して丸投げしてしまってる場合もあって、そのような際にお金を落とす場所が設計されないでイベントを上手く回すことだけが追求されてしまうんでしょうね。
コメントありがとうございます。
「後日通販でエイドで出た食べ物を買えるようにする」、これは確かにアリかもしれません。
最初からその分をクーポンなり引換券なりつけておいて、カタログ注文のほうが自転車イベント向きかもしれませんね。
私が言いたかったのはこのように、問題点を挙げていけば解決法がどこかにあるという話に繋げたかったのですが、ありがとうございます。
エイドステーションで申し込むとゼッケンから申込時の住所に送ってくれるとかだと荷物にならずにいいなとか思いました
着払いだと財布も要らなくできそうですね
コメントありがとうございます。
確かにそれだと手続き自体も簡単ですし、双方ともにメリットがありますね。
グッドなアイデアです。
う~ん、『サイクリストはお金を落とさない』も『サイクルイベントに参加する人は走ることがメインだから当然でしょ』というのもどちらも少しずれてる気がします。
そもそもサイクリストもランドナーやそもそも旅が好きで、旅先で自転車も楽しむという人もいるわけです。
その層を掴むきっかけの一つや、まずは来て何があるかを認知してもらいたいとしてサイクルイベントというのが地域活性化のツールである、という認識が足りないので双方そのような考えですれ違うのではないのかなぁと感じます
コメントありがとうございます。
ズレているのかはわかりませんが、たぶんこの手の話って一旦目先を変えないと同じことの繰り返しなんだと思います。
すみません。通りすがりの者です。
記事や、その他の人のコメント見させて貰いました。
私は、自転車を趣味には、していない者になります。
この記事を見て、思った事は、主催者側がある程度、経済的に潤うと考えるのは、当然の事で、見込みが悪かったと言う話。
参加する方は、自転車の特性上、お金は、落とし難い、安く参加したいと考える物です。
其れは、悪いことでは無いと思います。
但し、何でもそうですが、ある程度お金を落とさないと、コンテンツや、イベントは、続けられないと言う事。
見込み違いのイベントを何回もする様な酔狂な人はいません。
イベントで、お金落とし難くても、イベント以外でも、観光に訪れるとかすれば、結果潤う。主催者側も、イベント以外でも来てくれとアピールする必要は有ります。
私が言いたいのは、その事を続けたいなら、お金は必要、別に続けないなら使わなくて良い。
コメントありがとうございます。
自転車の走行イベント自体からの還元を狙うよりも、その後の効果を狙うほうがいいのかもしれません。
いいところだと思えば、自転車以外の旅行でもいきますし。
サイクリストが金を落とせない理由、納得感がありますね。世の中のあらゆるイベントは金を落とさせる仕組みを必死に考えているわけで、サイクルイベントだけが開催してやってるんだから存続のために各々勝手に地元に金落とせよってのもおかしな話です。
まあ主題のようなミスマッチが起こるのは誰かがどこかで嘘ついてるとしか思えないですね。積極的に騙す意図はないとしても希望的観測に近い経済効果を語って関係者を説得して開催にこぎつけるとかありそうですね。自称運営側の話などを見ていると…。
コメントありがとうございます。
別に「お金を使いたくない」というわけではなく、イベントの性質上、使うタイミングがないから使わないという単純な図式なので、お金云々をいうなら使う仕組みを作ってあげればいいというだけですから…
使うタイミングがないことと、
例に挙げたサイクリストはお金を落とさないことは別だと思います。
Blog主様の主張は理解できますが、
例に出した事に対して使うタイミングがない、お金を消費させたいなら別のイベントを開けばよいといった主張も的外れに感じます。
イベントの参加者が開催地域へのリスペクトがなく、ただ走るだけの通過地点としか捉えない見方が大多数になるなら、
サイクルイベントなんか開かない方がいいとなってイベントがどんどん消えていくかと思います。
そういった業界の衰退まで考えるか、
消費者としてそんなこと知らねえ、となるかで捉え方は変わると思いますよ。
コメントありがとうございます。
ええと、たぶん記事に書いた内容の真意を理解してないのだと思いますよ。
精神論では衰退するのは当然。
私は、サイクルイベントは1度しか参加したことがなく、トライアストンの大会ばかりです。
やはりおカネを落とそうとは思ってますが、日曜日は店が開いてなかったりして、おカネを使う機会が少ないですね。そんな時は、帰りがけに道の駅などには寄ります。
また、参加している大会の市や町には、必ずふるさと納税をすることにしてます。
というのも、
トライアスロンの場合、地元を挙げて(小中学生からおっちゃんおばちゃん、ジジババまで)ボランティアで支えてくれてるので、感謝しかないです。
参加者1000人規模なので、マラソンの1割程度。イベントとして成立するために、おそらく、地元のお金が投入されているので、少しでもお返ししたいと思うのです。
そういえば、私が唯一参加したサイクルイベントは、ヒルクライムでしたので、参加した日、全く地元の人に会うことはありませんでした。そういう地元の人とのふれあいの有無も影響があるのかも知れません。
コメントありがとうございます。
たぶん、直接的にお金を落とす構造ではない以上、間接的にお金を使う構造にしない限りは厳しいと思っています。
ふるさと納税もそうですし、他の方が言うような「土産物を通販に誘導」みたいな。
サイクルイベントでは基本的にお金を落とさないですが、サイクリングロードが整備されたり、富士山への道志みちのように毎日一定のサイクリストが走っている沿線は少額でも毎日幾ばくかの利益は上がっていると思います。サイクリングロードの整備はその自治体が自転車観光に力を入れている証であって、そのアピールのためにサイクルイベントを催すとしたら、長い目で見て絶対プラスになります。自分はそうして訪れた場所から実家にメロンや桃などのお中元的なものを発送してもらったりもします。車や列車、飛行機などと違い、自転車旅は移動の工程そのものがずっと観光で、周囲の景色にもずっと集中しているので、もはや自分にとっての旅は「自転車」になっています。
コメントありがとうございます。
お金の使い方はいろいろありますし、ふるさと納税の趣旨にしても本来はそういう自治体を応援する意味でしょうしね。
この辺って、サイクルイベントにかかわらずの話だと思います。
サイクリストが気持ちよく開催地にお金を落としたくなるような仕組み・導線ができていなければならないし、そのためにはサイクリストの「特性」を開催地側がよく理解しなければ作ることは難しい。主催者側による開催地への周知啓蒙に加えて、開催地側のイベント参加者に対する「深い理解」→楽しんで消費をしてくれる仕組み作りが必須かと。
こういったことは歴史のある観光地は慣れていてうまい具合に軌道に乗せられるっぽいですが、「イベントがあれば自動的に来訪者が金を落としてくれる」みたいな感覚の開催地では当てが外れる結果になる。「アニメを使ったまちおこし」みたいなので失敗例がいくつもありますが、ざっと見た感じこの辺がダメっぽい。特定の趣味に特化した属性なのだから、その属性のことを理解しなければ。
私はサイクリストとはいえない(Googleがこちらの記事をおすすめで出してくるのでついつい見てしまいますすみません)ので今回の元ネタについては何も言えませんけど、近いジャンルでいけばSSTR(sstr.jp)はある程度参考例になるかもしれません。私は今年初参加でしたが、SSTRを切っ掛けとして「イベントとか関係なくてもまた走りに行きたい」って思えるまで流れの作り方が上手いなと。
コメントありがとうございます。
SSTRというモノを初めて見ました。
「イベントとか関係なくてもまた走りに行きたい」って思えるまで流れの作り方、確かにそこですよね。
直接的な消費よりも、再来的な行動に結び付けるほうがいいのかもしれません。
このあたりのプランニングも曖昧だから不満につながっているのかも。
ありがとうございます。