ジャイアントの中国本土サイトに、PCR LTD 2という新車種が2025年モデルとして登場しているのですが、PCRというとPolymerase Chain Reactionの話なのか?と勘ぐってしまいます。
なお、ジャイアントのPCRについては台湾サイトにはありません。
ジャイアント PCR LTD 2
https://www.giant.com.cn/index.php/index/bike_view.html?id=870
エアロ形状のフレームに、今年のトレンド「ホワイト」ですっきり仕上げたロードバイクです。
ビックリしたのは、フレームが「Giant ALUXX SL」、つまりアルミなんです。
昔はプロペルにもアルミフレームがありましたが、プロペルアルミの後継モデルみたいなイメージなのだろうか?
ちなみに、プロペルとはジオメトリが違います。
PROPEL ADVANCED 2とジオメトリを比較してみます(全4サイズのうちSとMの比較)。
PCR(S) | プロペル(S) | PCR(M) | プロペル(M) | |
シート長 | 485 | 500 | 505 | 520 |
シート角 | 73.5° | 74.0° | 73° | 73.5° |
トップ長 | 535 | 535 | 550 | 550 |
ヘッド長 | 130 | 130 | 145 | 145 |
ヘッド角 | 72.5° | 72.3° | 73° | 73° |
チェーンステイ | 410 | 405 | 410 | 405 |
BB下がり | 67.5 | 69.5 | 67.5 | 69.5 |
スタック | 528.9 | 528 | 544.9 | 545 |
リーチ | 378.3 | 383 | 383.4 | 388 |
ステム | 100 | 90 | 110 | 100 |
PCR LTD 2はティアグラ油圧ディスク完成車で、しかもフル内装。
PCRシリーズはこの一つだけになっています。
ジャイアントのアルミフレームには3つのグレードがあり、ALUXX SLR、ALUXX SL、ALUXXとありますが、PCRではセカンドグレードのALUXX SLを採用。
ALUXX SLは6011アルミを使った軽量アルミフレームになります。
完成車重量は不明。
溶接痕処理がかなりキレイ…
ダウンチューブが角ばったような形状にみえますが、
https://www.giant.com.cn/index.php/index/bike_view.html?id=870
溶接痕処理がかなりキレイになっているように見える。
PCRと聞くとどうしても陽性なのか陰性なのか気になってしまいますが、日本でも販売されるのかは不明です。
日本円換算だとだいぶ安い気がするし、アルミのエアロフレームなのでまあまあ需要がありそうに思えるけど、中国サイトだと「コンテンドAR4」と同じ価格になってます。
コンテンドAR4の日本での価格は、159500円なのですが…どうなっているんだ?

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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