こういうのを見ると、まだまだ自転車ルールなんて知られていないんだなあと実感する。
自転車ってどこでも走れると思ってるのか？
片側3車線の道、1番左は左折レーン、交差点で左折可のレーンを左側から真っ直ぐ進むおじさん。しかも左折しようと後ろを走るこちらを睨みつけてつくるってどういうこと？(･･;) pic.twitter.com/4eUCDvuhoM— りっしゅう (@ritsu_kmt) April 24, 2023
自転車は最左レーンから直進「しなければならない」
今さらいうまでまなく、自転車は左折、直進、右折する際には「第一通行帯から」しなければならないルール(交通法35条1項、20条1項)。
これら以外のプレイが禁止されているのだから仕方ないよね。
後ろを睨んでいるわけではなくて、後続車が左折巻き込みしないように警戒している最中としか言えません。
そもそも「直進します」という合図(手信号)はいまだに開発されていない。
なので後続車に「自転車が直進する意思」を示すには後ろをチラチラ見て警戒させる以外にはないのですが、まさかの
「自転車が後ろを走るこちらを睨みつけてくる」
という斬新な捉え方されたら、ツラいっすね。
やはり自転車のルールは
こちらでも書きましたが、自転車のルールなんてさほど知られていないのが実情。
これはクルマのドライバーに限らず、自転車に乗る人でもわかってない人が多数。
分かりにくいルールが悪いのか、知らない人が悪いのか？
結局、毎日のように啓蒙するしかないんだよね…
後ろを警戒しても「睨み付けてきた」扱いになるので、左折通行帯から直進する自転車は、とびきりの笑顔で後ろを振り向くしかないよね。
けど今度は「自転車がキモかった」と言われるのでしょうか？
自転車用ウインカーの開発と、直進合図の開発が必要かもしれません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
教習所の教官ですら自転車の交通法規を理解しているかどうか怪しいですから
ロードバイクに触れた事もない人が知っているとは思えません
そして左折レーンを直進する時は
車線右側へ寄って左折車が通り抜けられるようにしますが
あおりハンドルで右に寄せてくるドライバーがなかなか多い！
コメントありがとうございます。
知らない人がいるのはもはや当たり前かもしれませんが、睨まれたまでくるともはや…
なんとかならないもんですかね。
本文の内容とは異なりますが、極論を言えば、自転車教習の義務化がされておらず、自転車走行を前提とした道路整備が行き届いていないので仕方がないです。
ほぼすべての人が道路交通法を熟知していませんので、お互い様なんです。
例えば、片側二車線以上ある道路において、自転車は第一通行帯のどこを走行しても良い。
しかし、第一通行帯のど真ん中を自転車がゆっくり走行していたら、道路交通法上問題がなくても自動車はクラクションを鳴らすなどの道路交通法違反を行いますよね。
どちらが違反者かは法に照らせば明らかなのですが。
こういうことは、それぞれの立場から考えなければわからないことなんです。
コメントありがとうございます。
>例えば、片側二車線以上ある道路において、自転車は第一通行帯のどこを走行しても良い。
→そのような法律はありませんが…ルールを勘違いされてませんか？
https://roadbike-navi.xyz/archives/37911/