我ながら本当にどうでもいいところが気になってしまうのですが、自分自身も頻発する問題がありまして。
ヘルメットのベンチレーションから髪が「ひょっこり」飛び出る問題。
いや、気にしなければいいんです。
空力マニアの人は気にするのかもしれませんが、ヘルメットから髪がひょっこりする問題の解決方法を考えてみました。
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ヘルメットから髪が飛び出る問題
ロードバイク用ヘルメットには多数のベンチレーションがあるので、こうなる人はたまにいます。
なお、私はほぼ常にひょっこりしてます。
コンビニに寄った際に、鏡を見て愕然とする。

「ベンチレーションひょっこりさん」については、抑える、塞ぐ、諦めるの3つの解決方法があるとされます。
正直なところ、髪が飛び出ることで空力損失がどれくらいになるのかはデータもない。
空力の悪化や見た目の問題がありますが、ほとんどは後者の問題でしょう。
髪の飛び出しを防ぐ方法
インナーキャップで物理的に押さえつける
飛び出るなら物理的に押さえつけて解決するのがインナーキャップ。
ベンチレーションひょっこりさんになろうとしても、物理的に押さえつけられた髪の毛はもはやひょっこり不可能。
インナーキャップの場合、どうしても蒸れを気にする人もいるでしょう。
蒸れは頭皮や毛根に悪影響なのではないか?と考えてしまいますが、そのあたりはわからない。
冷感素材のものもあるし、必ずしも頭皮や毛根に悪影響とは思わないですが…
インナーキャップを被れば、ひょっこり問題は解決します。
ヘルメットインサートで多少塞ぐ
ベンチレーションライナーをヘルメット内部に貼り付けると、髪型が崩れにくく「ベンチレーションひょっこりさん」になりにくいという報告もあります。
しかし、この手のヘルメットインサートの紹介文をみると

などと書いてあるものもあり、ひょっこり対策というよりも毛根刺激・発育目的ではないのか?という疑念が晴れない。
インナーキャップに比べると、ひょっこり対策としての期待は薄いかと。
ベンチレーションが少ないヘルメットに変える
ロード用ヘルメットの「ひょっこりさん」の場合、頭頂部近くのひょっこりが気になってしまう。
TT用ヘルメットのようにベンチレーションがないヘルメットにしてしまえば、物理的にひょっこりさせない。
しかし、サイクリングでTT用ヘルメットはさすがに無いので、エアロR2のようにベンチレーションが少ないヘルメットにするのも一つかもしれない。
なおOGKのエアロR2は前側のベンチレーションを大きめにし「エアトンネル構造(PAT.P)」で前から後ろに空気を流す仕組み。
頭頂部のベンチレーションが少ないからといって放熱性が悪いわけではない。
ヘルメット前側のベンチレーションから盛大にひょっこりすることさえ注意すれば、頭頂部ひょっこりについては解決できそう。
気にしないのも大事
実際のところ、
ベンチレーションから髪が「ひょっこり」していても、気にしないことも大事。
細かいところを気にするよりも、自転車自体を楽しんだほうがいいよね。
逆転の発想で、わざとひょっこりさせて新しいオシャレを創るのも悪くないかもしれませんが…どうしても気になる人の最適解はインナーキャップでしょう。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
やはり、髪を短く刈るのが一番手っ取り早いし、蒸れにも最も強いと思います。
○分刈りとかでなくても、スポーツ刈り(今は何というのでしょうか)でも、多少ベンチレーションから出ても、目立つような飛び出し方はしません。
コメントありがとうございます。
短いと、逆に押さえが効かない説もあります笑