最近は体調不良の関係から企業からレビュー依頼が来てもお断りしますが、企業案件なんて「どうせ絶賛するオチの出来レースみたいなもん」と揶揄されます。
では逆に、企業案件で提供を受けた商品についてボロクソに酷評した記事を書くことは可能なのでしょうか？
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企業案件をボロクソに酷評する
※画像と記事は関係ありません。
これはもう時効だし、結局お蔵入りしたからぶちまけます。
ある製品の提供を受けてしばらく試したのですが、値段や他社製品と比べて何一つ良い点が見つからない。
私は素直な性格であると自負しているので、素直に「他社の○✕△を買ったほうがいい」と結論付けた記事を完成させたのですが、
無許可で公開したら、その日のうちに担当者から「やめろやゴルァ」と言われたり、激怒されるのは目に見えている。
しかし、思ってもない感想を書きたくはない。
仕方ないので担当者には「使った結果、私には良さが全くわからず、他社の○✕△を買ったほうがいいと結論しました。そのまま記事にしていいですか？」とお伺いするわけですが、
「ちょっと待った！ではそのレビューの話は取り止めにして、他の製品のレビューに切り替えましょう！」
となる。
結局、その企業の製品レビューは全てご破算になりましたが、一方では同じ製品について巧みにレビューするブロガーもいるわけで、私のような面倒な人に頼むよりもうまく褒め称えてくれる人が優先されるのは当たり前の話。
世の中、そんなもんです。
最近は聞かないけど、某通販なんて悪いレビューを書くと連絡がきて「おカネを返すからレビュー消してプリーズ」となるとか。
世の中、そんなもんです。
結構メチャクチャ
例えば以前、
「レビューをお願いしたい。同じ製品を○✕さんに提供してレビューしてもらった」
として○✕さんの記事を送ってきた企業もありました。
○✕さんの記事中には「購入した」と書いてあるので、「○✕さんにも無償で製品を提供したのですか？」と聞くと
「はい、その通りです」
と回答されるから苦笑いするしかない。
こんな話もありました。
「新製品のシューズはソールのすり減りにくさがウリです！是非10日ほど試して記事にしてほしい」
そもそも10日ですり減るシューズなんて無いし、何言ってるのかわかんないのよ笑。
けど、レビューで重点的に書くように指示されたポイントは「ソールのすり減りにくさ」なのだから、凄まじい。
他人のレビューなんて信用しないほうがいいし、スペック見て自分で判断した方がいいよね。
それこそ「うちは広告しません。なぜなら広告費が製品価格に上乗せされるからだ」とホームページに書いてある企業から「広告を載せてほしい」とメールがきて苦笑いしたこともあるけど、誰も信用しないほうがいいのでしょう笑。
そもそも、滅亡したブランドさんも「前向きなレビューをお願いすることがある」と暴露してましたが、
全く関係ないですがSACRAはマーケティングのためにホイールを供給して前向きな内容のインプレを書いてもらうことはありますが他社の悪口を書くような依頼は絶対にしません。人の道に反しますからね。
書く内容にまで指示が飛ぶ企業はありますから。
なので他人のレビューなんて、一つのコメディくらいに捉えた方が正解なんだと思います。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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