以前取り上げた偏心ビッグプーリーについて質問を頂いたのですが、偏心ビッグプーリーとはシマノ純正のプーリーケージのまま、ビッグプーリー化できるもの。
純正プーリーケージのままビッグプーリー化できる理由は
プーリーの取り付け位置が偏心しているからですね。

読者様
プーリーの位置が偏心しているから取付可能になるアイデアは興味深いけど、ビッグプーリーとしてチェーン角度に影響する要素が逆に意味なくなりませんか?
ビッグプーリー化する理由の一つに、チェーンの屈曲角度を小さくして抵抗を減らすことが挙げられる。
このあたりは偏心ビッグプーリーを出しているTripeakが説明してますが、
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純正11Tプーリーだと32.7°、Tripeakの偏心18Tだと20°になり回転抵抗が40%軽減すると。
まあ、40%については疑問がありますが。
実際の取り付け画像ビフォーアフターをみるとこう。
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だいぶチェーンの角度は変わる。
ただまあ、偏心ビッグプーリーを使っている立場からいうと、激変化があると思って買うのは失敗するパターン。
アウターローなどたすき掛けが強いポジションで抵抗軽減を感じますが、激変化とは思わない。
どこかのケミカル屋みたいに、「簡単に5キロアップ」なんて言えません。
まあ、いろいろ試すには面白いパーツであることは認めますが、ビッグプーリーに過度な期待をすると失敗するかと。
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2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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