以前、パナソニックサイクルテックが特定小型原付の型式認定を取得した話を書きましたが


ついに正式発表されました。
パナソニックサイクルテックから登場する特定小型原付は着座型で234000円。
パナソニック初の特定小型原動機付自転車「MU(エムユー)」を発売 | 新製品・サービス | 製品・サービス | プレスリリースパナソニック初の特定小型原動機付自転車「MU(エムユー)」を発売
特定小型原付はなぜか「電動キックボードありき」で認知されてますが、早い段階からいずれは着座型がメインになるだろうと予想してました。
パナソニックサイクルテックから登場する特定小型原付「MU」の特徴は、電動アシスト自転車と共通部品が多い点。
タイヤは20インチ自転車用だし、バッテリーも電動アシスト自転車と共通。
ナンバープレートと自賠責保険が必須なので自転車と全く同じではないものの、これで車重が24 kgに抑えられているらしい。
パナソニックの自転車と共通部品が多いということは、自転車屋さんでメンテナンスや修理ができるメリットがあるし、パナソニックらしく保証体制も充実している。
おそらく、あさひなど大手自転車店でも販売することになるだろうし、大手自転車店が販売するなら、当然自賠責保険と任意保険のセットもゴリ押ししてくるでしょう。
自賠責保険の加入漏れも少なくなりそうだし、大手が参入することで勢力図が一気に変わりそうな気もする。
自転車販売店で販売されることが最大のメリットなのかも。
ただまあ、特定小型原付のルールは自転車以上に複雑で、走行ルールは「ほぼ自転車」、車両ルールとしては「原付寄り」。
自賠責保険やナンバーが必須という点では原付寄りのルールだし、自転車道を通行できるなど自転車に近い走行ルールになっている。
12月販売開始予定になってます。
若干気になった点は横幅が585mm。
600mmを越えると特定小型原付扱いではなく一般原付扱いになるので注意が必要なんだけど、バックミラーを装着したときにギリギリ600mmより短くなりそうなのかな。
パナソニックさんは自転車用バックミラーも販売しているはずですが、せっかくだしバックミラーはあったほうがいいような気もする。
特定小型原付がバックミラー不要にしたには理由があるのですが、

電動キックボードタイプはともかくとして、着座型ならそこまでミラーが見にくいことにはならない気がする。
ミラーを標準装備にして販売しても良さそうですが、唯一注意点は「バーエンドミラーは使えない(はず)」。
バーエンドに最高速度表示灯があるはずなので…
以前から指摘している通り、特定小型原付の本質は「巷に溢れた違法モペットや違法電動キックボードを市場から排除する効果」だと考えてまして、

違法モペットよりも特定小型原付を選ぶほうがメリットなんだと思わせれば、違法モペットは売れなくなり市場から淘汰される。
そのような未来にいくには、大手の参入はマストなのよ。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。




コメント
> 違法モペットよりも特定小型原付を選ぶほうがメリット
この辺難しい所ですね。「違法」自体をメリットと感じる層もいますし、法で縛られたメリットってあまり訴求効果が無い(青切符の話題になっても歩道を爆走する自転車はちっとも減らない印象。歩道走ってもいい層の方が車道に出てる気がする位、車道を走るママチャリを追い抜く歩道を走る自転車を割と目撃するし)と感じます。
コメントありがとうございます。
今のところこの判断を評価する基準が無いので難しいですね。