関越自動車道の多重事故報道が少しずつ明らかになってきてますが、
県警高速隊によると、26日午後7時半ごろ、関越道水上インターチェンジ付近で、雪でスリップ事故を起こした中型トラックに大型トラックが追突した。
警察官が現場に着いた時、この2台は路肩に移動済みだったが、付近ではほかに、3~5台が関係する複数の事故が起きていたという。スリップしてガードレールに衝突したとみられる車や、衝突した複数の車があった。
その後、警察官による事故処理中にも後続車の衝突が相次ぎ、火災が起きたとみられるという。
また、最初の事故の中型トラックは冬用タイヤを装着していたという。
関越自動車道の67台多重事故 最初の事故車を路肩に移動後、相次ぐ:朝日新聞群馬県の関越自動車道で26日夜に起きた車67台の多重事故は、最初のスリップ事故の2台が路肩に移動した後に、別の事故が相次いでいたことが県警への取材で分かった。 県警高速隊によると、26日午後7時半ご…
「警察官が現場に着いた時、この2台は路肩に移動済みだったが、付近ではほかに、3~5台が関係する複数の事故が起きていた」という部分。
要は第一事故(スリップ事故を起こした中型トラックに大型トラックが追突)と、第二事故(第一事故以降のスリップ事故等)に因果関係があるのかないのか、これだけだと不明なのよね。
そしてなぜか、最初にスリップした車が夏用タイヤだったかのような論調すら見かけますが、それについては否定。
思うに、これが「事故を推測して語ってはいけない理由」そのものだと思う。
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②関係者への配慮
③調査妨害
④社会の混乱
推測した内容が真実であるかのように1人歩きし、次々と伝播され、真実とは異なる内容にすり替えられていく。
きちんと取材して語るならまだしも、報道だけをみて推測して記事にしたり動画にするのは社会悪。
ところでこういう事故の場合、賠償は誰が誰にするのか?という疑問を持つ人がいるかもしれない。
結論からいうと、共同不法行為者全員に損害賠償請求することもできるし、共同不法行為者のうち1人又は一部の複数人に損害賠償請求することもできる。
「共同不法行為者全員に損害賠償請求しなければならない」という決まりはないのだから、話が簡単になりそうなところに損害賠償請求する方が楽でしょうね。
間違っても共同不法行為者全員に損害賠償請求したら、示談交渉はまとまらない。
まあ、このレベルになると素人にはムリだから、交通事故に詳しい弁護士に一任した方がいいでしょう。
ところで事故の後に、ほとんどのケースでは詳細は報道されない。
ドラレコや防犯カメラで事故詳細が明らかな場合以外は。
これってなぜか知ってます?
警察は捜査を尽くして事故の全容解明をしようとしますが、警察が捜査した結果通りに裁判所が事実認定するわけではない。
裁判で否定される可能性すらあるのでして。
そうすると、下手にプレスリリースすると後に名誉毀損等の問題になったり、どちらか一方に不利な情報を撒き散らして問題になるから、詳細は発表しないのよね。
だから警察に聞いても「お答えできない」になる。
けどそういう事情を知らないと、次々に推測しまくる。
詳細を知りたいなら判決文をどうぞでしかないけど、裁判は公開が原則。
裁判所がおかしな判断をしてないかチェック機能を働かすためでもあるのよね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。





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