【2019モデル】コーダーブルームのＦＡＲＮＡ　７００　アルテグラＤｉ２。なぜかエントリーグレードのアルミフレームが電動化し２０万アンダーで登場！

コーダーブルームというと他社よりもパーツスペックがいいことで有名だったりしますが、エントリーグレードのＦＡＲＮＡ７００というアルミフレームに、Ｒ８０５０アルテグラＤｉ２の完成車が登場します。

しかも定価は１９９，０００円。
もはや意味不明です・・・

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コーダーブルームのアルミフレームには3種類あり、ＦＡＲＮＡ７００、ＦＡＲＮＡ　ＳＬ、ＦＡＲＮＡ　ＳＬ２とあります。
このうちＦＡＲＮＡ７００はロングライドモデルとみていいでしょうし、残り二つはレーシングモデルで、かつ軽量アルミフレームを使っていてフレーム重量１１００ｇなのも有名です。

ＦＡＲＮＡ７００のフレーム重量は不明ですが、まあまあ軽いのかなと推測します。

ＦＡＲＮＡ７００のフレームはチェーンステイ庁が４２０ｍｍとかなり長く、直進安定性に優れたモデルです。
一方、加速性はＳＬやＳＬ２に劣ります。（ＳＬのチェーンステイ長は４０５ｍｍ）

そんでもって、このロングライドモデルのＦＡＲＮＡ７００に、なぜか電動アルテグラの完成車が登場します。

コンポは１０５＆アルテグラのミックスです。
電動化するために必要な部分は当然Ｒ８０５０アルテグラにし、それ以外を１０５にしてコストダウンしていますね。

ホイールはシマノＲＳ３３０。
このホイール、Ｆ７７０ｇ、Ｒ１０５７ｇなので鉄下駄の部類と言えますが、他社の鉄下駄は前後で２２００ｇくらいあったりしますので、そういうものに比べればお得かと。

アルテグラＤｉ２で20万アンダーの完成車というのは凄いですよね・・・

今のところ、ＦＡＲＮＡ７００のみアルテグラＤｉ２の完成車があるようです。
ＳＬやＳＬ２にはＤｉ２完成車はなさそうな印象です。

あえてロングライドモデルのＦＡＲＮＡ７００のみに設定してきた真相は不明ですが、ロングライドをより快適にという考え方ならば、理にかなっていると言えそうです。
電動コンポのメリットは、体力消耗を抑えることができますので。

もしかしたらＳＬなどにも出るのかなと期待していますが、今のところ情報はありません。

さて。アルミフレームということでこれらを買う人のほとんどは初心者さんの1台目だと思います。
初心者さんはコンポのグレードを優先して選ぶ傾向が高いので、ここで注意事項です。

ＦＡＲＮＡ７００は先ほども書いたように、チェーンステイ長がロードバイクとしてはかなり長めの４２０ｍｍもあるロングライドモデルです。
私が乗っているＬＯＯＫ７６５もロングライドモデルですが、それでもチェーンステイ長は４１０ｍｍ。

個人的にはチェーンステイ長が４１０ｍｍを超えるロードバイクは走りがまったりしすぎると思うので好みではないですが、コンポのグレードだけでアルテグラＤｉ２が付いているからと選ぶと、大きな間違いを起こすと思います。
あくまでもまずはフレーム基準で選ぶべきであり、コンポなんて二の次です。

レースモデルのバイク、ロングライドモデルのバイクとありますが、レーシングバイクだからロングライドに向かないわけではありません。
ロングライドモデルのものは、レースには向きませんが。

レーシングバイクはハンドル位置が低めで加速性重視のフレームなので、要は加速性を重視した走りをしたい人向けです。
ロングライドモデルはハンドル位置が高めで振動吸収性重視のフレームなので、要はまったり走りたい人向けです。

フレームによる違いは結構多いいので、加速性とかスピードを重視したい人が【アルテグラＤｉ２が安く買えるから】とＦＡＲＮＡ　７００　を選ぶと、後悔すると思います。

今のところ、ＦＡＲＮＡ７００のレディースモデルにもＤｉ２があるようですが、とりあえずはこの二つのようですね。
お買い得と言えばお買い得ですし、どうせならＳＬのほうにも設定して欲しかった気がします。

一応、バッテリーや充電器は付属していますよ。
当たり前ですが。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。

ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。

現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。

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